12月22日は「スープの日」。12月22日が「1222(いつも フーフー)」と読めることから、日本スープ協会)が制定した記念日なんですよ♪
厳しい冷え込みが続く今日このごろ。温かなスープがあると、それだけでほっこりしますよね。「たべぷろ」の記事でも、これまでいろいろなスープをご紹介してきました。そこで、今回はたべぷろでご紹介してきた中から、編集部が“厳選”したおすすめスープレシピなどの記事10選をお送りいたしますっ♪

【サラダチキンのオニオングラタンスープ】リッチなお夜食にピッタリ!

トップバッターで登場いたしますのは、ぐるなび総研主催の「今年の一皿」にも選ばれた鶏胸肉などが使われている「サラダチキン」のスープです!

ダイエット、筋トレの強い味方として皆さんもご存じのサラダチキンは、数年前から注目の食材。名前は“サラダチキン”ですが、もちろん加熱して使うこともできるんですよ! 百菜元気新聞の「スープにも使える♪ 便利なサラダチキン【レシピ付き】」では、「サラダチキンのオニオングラタンスープ」をご紹介。

野菜だけのスープにちょっと加えると、たんぱく質補給になるうえお味にもコクが出るのだとか♪ ちょっとリッチなお夜食にどうぞ!

【たっぷりきのことふわふわ卵の白だしスープ】きのこがなんと160g!のヘルシー系スープ

たっぷりきのことふわふわ卵の白だしスープ

続きましても、百菜元気新聞からヘルシー系スープのご紹介を。「白だしできのこをおいしく食べるレシピ3選【10月15日は、きのこの日】」では、うま味と食物繊維たっぷりのきのこと白だしを使った「たっぷりきのことふわふわ卵の白だしスープ」が紹介されています。

2人分にエリンギにブナシメジなどお好きなきのこが160gたっぷり入った和風スープです。和洋問わず、いろいろなメニューに合わせられそうですね。

【朝でも簡単!あったか5分コラーゲンスープ】手羽先煮こごり&冷蔵庫の中の物でOK!

朝でも簡単!あったか5分コラーゲンスープ

女性にうれしいコラーゲンたっぷりスープレシピもありますよ! ベジフルボディデザイナーmoccoさんの「季節の変わり目には胃腸に優しい手羽先「煮こごり」料理【小説・私の食卓:6】」では、手羽先を煮込んだ煮こごりを使った味噌味の「朝でも簡単!あったか5分コラーゲンスープ」が紹介されています。

煮こごりと手羽先味噌漬けを仕込んでおけば、“5分”でできるお手軽さで、具材も「土鍋に、煮こごりを入れて温めただけ。あとは、冷蔵庫の中にあるのを適当に…」というフリーダムさです。小説の中では、秋の訪れとともに傷みが目立ってきた“髪や素肌”のダメージをリセットするためのレシピでしたが、冬の乾燥肌などにも良さそうですね!

【ロシア風スープ餃子】手作りペリメニの皮、モッチリ食感がたまらない!?

ロシア風スープ餃子

たべぷろには、世界各国のスープのレシピも寄せられております! ロシア・ハバロフスク出身の料理研究家、ユリア・ヴェッチノワさんの記事「ロシア風餃子『ペリメニ』のおいしい食べ方をロシア料理研究家が伝授【レシピ付き】」では、「ロシア風スープ餃子」が紹介されているんですよ!

自家製とりガラのブイヨンをとって、その中にゆで上がったペリメニを入れるそうで、「手作りのペリメニの皮は、モッチリ食感がたまらない」とのこと。ユリアさんによると、ウォッカとの相性も抜群といいます! 本場・ロシアっぽく食べてみたい方は、ぜひお試しあれ♪

【スンドゥブ】純豆腐ソースを使って、おうちで簡単に!

スンドゥブ

韓国発のレシピには、「スープ・鍋料理」にカテゴライズされそうな料理がたくさんエントリーしています!

まずは、埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家・李亜民さんが“おすそ分け”してくれた「おうちで簡単スンドゥブの作り方【10月2日は、豆腐の日】」から。

「スンドゥブ(純豆腐)」は日本のおぼろ豆腐に当たる柔らかい豆腐を指しますが、日常会話では「スンドゥブチゲ(チゲは鍋)」を略して「スンドゥブ」と言うのだとか。「スンドゥブ(チゲ)」は、食堂や家庭で一般的かつお手ごろな値段で親しまれている鍋料理のひとつ。李さんによると、韓国料理屋さんでもスンドゥブしか書いてないところが多いそうです。

李さんのレシピでは、「純豆腐ソース」を使って簡単にできる方法が紹介されていますが、「本格的にあさりと豆腐を揃えて作るのもよし!」とのこと。辛いもの好きな方は、お好みの方法で作ってみてくださいね。

【サムゲタン】最低限準備したい材料でOK!“本格的に見える”のがうれしい♪

忙しい師走こそ薬膳!お手軽本格サムゲタン♪

韓国発メニューでは、こんなスープも! 毎回、超簡単に作れる楽しい薬膳を紹介してくれるモッチーママ(餅田雅子さん)の「寒くなってきたら温かいサムゲタンを作りましょう♪【モッチーママの美味しい薬膳メニュー】」です。

蔘鷄湯(サムゲタン)と聞くと、「難しそう」「材料がそろわない」…と腰が引けがち。でも、モッチーママのステキなところは「“本格的に見える” 蔘鷄湯(サムゲタン)」をオススメしてくれているところなんです♪

「高価な高麗人参など入れなくても大丈夫。最低限準備したい材料を用意して、後は一時間ほど煮込むだけで出来上がります」「鶏モモ肉の部位でも美味しくできますので…」とハードルを下げてもらうと、ちょっと作ってみようかな?という気分になりますよね。

「忙しい師走こそ薬膳!お手軽本格サムゲタン♪ 精神を安定して美肌効果に良いレシピです」という、モッチーママのレシピ。「寒い日に作りたくなる温かいおご馳走♪」なのだそうですよ。普通の鍋物に飽きたら、ぜひチャレンジを!

【カレー味のすいとんとカレー風味スープ】カレー粉パワー!すいとんが多国籍料理に変身?

カレー味のすいとんとカレー風味スープ

スパイスカレー研究家として、インドの本格派カレーから固形ルゥを使ったカレーまで幅広いレシピを披露してくれる赤羽根祐司さん。その赤羽根さんがカレー粉使いのワザとして紹介してくれたスープレシピが、「すいとんにも…ひとつまみのカレー粉が料理を変える!」で紹介された「カレー味のすいとんとカレー風味スープ」です。

すいとん、スープの両方にカレー粉をインすると、純和風料理「すいとん」が、よもやの多国籍料理に変身!?という驚きのレシピ。赤羽根さんによると、「カレー粉は素材を活かして料理に溶け込」むという特長があるそうですよ。カレー味は子供にも大人にも好まれますし、いつもとちょっと違ったメニューとしていかがでしょうか?

【魚介と野菜のスープ仕立てサフランの香り】ヨーロッパの香り漂うスープ…実はかつおだし!

魚介と野菜のスープ仕立てサフランの香り

「世界のスープ」のシメを飾るのは、ハーブ・スパイス料理クリエーターの諏訪麻衣子さんによるヨーロッパの雰囲気漂う「魚介と野菜のスープ仕立てサフランの香り」です。

「鮮やかな黄色に妖艶な香り…サフランのおいしい使い方【レシピ付き】」では、パエリアでおなじみのサフランを使ったレシピが紹介されております。ヨーロッパの雰囲気…とご紹介いたしましたが、実はこちら、かつおだしでもコンソメでもOKというスープなんですよ。

諏訪さんによると、サフランの黄色の正体「クロシン」には、記憶力を高める効果が期待されているのだとか。加えて、冷え性改善、生理不順改善、血行改善など女性に嬉しい効能があり、更年期障害にも良いとされているそう。取り過ぎに注意しつつ、食べていきたいスープですね♪

子供の野菜嫌い…お悩みママの救世主はスープだった!?

野菜が苦手でも、スープなら!?

スープは、育児中のママの強い味方でもあるんです! 母ちゃんと父ちゃんのハイブリッド、シングルかあちゃんライターのテミタ夏さんの「好き嫌いってなんだ? 息子を観察していて気づいた『嫌いな野菜を食べる時』」に、その秘密が…。

野菜が苦手なテミタ家の息子さん。でも、「全体の8割以上が野菜という構成が大体同じ、調理工程も似たり寄ったり」のカレー、シチュー、具だくさんスープ、豚汁は大好物で、どれも「『おかわり』級の大好物」です。「普段は食べないニンジンも、豚汁のゴボウも大根も、何の文句も言わずに食べ」ちゃうそうです。

なぜ食べるのか? テミタさんの結論は、「カレー、シチュー、豚汁のおいしさはスープにあります。具材として入れた野菜、お肉などから味が溶けだし、混然一体となったスープが、なんともいえずにおいしい」から、というもの。苦手な味がスープに溶けることで、全体の一部になってしまうことが、“野菜が苦手な子でも、野菜料理をおかわり”に至る理由みたいですよ♪

この“秘密”に気付いたテミタさん、「それまでよりしっかりめに『煮込む』ことを意識して」いるとのこと。カレー、豚汁、お味噌汁などには、「大根、トマト、なすなど、好きじゃない野菜も一緒に入れ」ちゃうそうですが、息子さんは「黙ってペロリ、おかわり」しているようです。

これなら、いつものレシピにプラスするだけ。野菜嫌いのお子さんに手を焼き気味のママは、ぜひこのワザで乗り切って!

既製品でも健康志向!塩分25%カットの粉末スープ

「減塩 選べる!みんなのスープ」(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)

ここまでは手作りスープをご紹介してきましたが、「毎日忙しくて、スープもなかなか手作りできなくて…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。既製品のスープを選ぶにしても、せっかくなら健康志向でいきたいもの。でしたら、管理栄養士のリラップさんイチオシの減塩スープなどはいかがでしょう?

「管理栄養士が本当にオススメしたい減塩食品3選」では、塩分25%カットの減塩粉末スープ「減塩 選べる!みんなのスープ」(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)が紹介されています。「かぼちゃのポタージュ」「コーンスープ」「ポタージュ」の3種類があって、その日の気分で選べるのがいいですね!

「スープの日」にちなんだレシピや食べさせ方のコツ、いかがでしたか? まだまだ寒い日が続きますが、皆さんも温かいスープで元気に冬を乗り切ってくださいね!