子どもがご飯を食べてくれない。多くのママが直面する大きな悩みですよね。特に1歳児については、昨日まで食べていたものを急に食べなくなったり、ご飯で遊びだしてしまったりする時期です。限られた時間で食事をさせなければいけないワーママは、振り回されてヘトヘト…という方も多いと思います。
なぜ食べないのか心配になるところですが、1歳の子が食べないのは、成長の証なのです!食に好みが出て、食べムラが出てしまうのも成長している証拠です。多くのワーママさんを悩ませる1歳児の「食べない」について、たべぷろ編集部が原因と対処法・オススメレシピをご紹介します!

1歳児がごはんを食べない原因は?

まずは、1歳児がなぜご飯を食べないのか考えてみましょう。原因がわかると、どう対応すればいいかが見えてきますよ。ご飯を食べない原因を6つご紹介します。

イヤイヤ期だから

1歳といえば、ちょうどイヤイヤ期が垣間見えてくる頃です。日に何回も「いや!」と言われると、親としては参ってしまいますよね。

でも、「いや!」と言えるということは、それだけ自我が発達して、自分の好きなこと、やりたいことを主張できるようになってきたということです。成長の階段を、一段一段着実にのぼれている証ですよ。

親のイライラを感じている

子どもが食べぐずりをするときは、決まって親がイライラしていたり、時間に追われているときだったりしませんか? たべぷろ編集部員は、時間に追われがちな月曜日の朝に、よくやってしまいます(笑)

子どもが、パパやママのイライラした雰囲気を悟って、結果的にご飯に対して反抗的になってしまうことはよくあることです。

メニューが気に入らない

メニューそのものが気に入らない場合もあります。1歳ぐらいになると、味覚が発達して、味を敏感に感じ取るようになります。少しでも気持ちに沿わないメニューは、吐き出したり、断固として食べなくなったりします。

あとは、見た目で食べないこともあります。初めて見るメニューだと、口に入れることもなく、嫌がってしまうのが1歳児の特徴です。

お腹が空いていない

ただお腹が空いていなくて、食べないことも多いです。雨の日で屋内遊びしかできず、体力を持て余してしまってお腹が減らないときもあります。また、食事の前にお菓子を食べてしまうのも、「食べない」につながる原因です。

満腹中枢の働きによるもの

生まれたばかりの赤ちゃんは、満腹中枢がまだ機能していません。成長して、1歳くらいになると、お腹がいっぱいと感じる信号「満腹中枢」が完成するといわれています。そのため、満腹中枢が働いているときは、ご飯を食べなくなるのです。

1歳前までは、ご飯をよく食べていたのに、1歳を過ぎた頃から食の進みが悪いな…と感じたら、満腹中枢の発達かもしれません。

体調が良くない

ご飯を食べないというのは、健康面での黄色信号の可能性もあります。ちょっとぐったりした様子だったら、水分を飲ませて休ませたり、小児科の受診を考えたりした方がいいかもしれませんね。鼻水や咳、熱の症状はないかなど、子どもの様子がいつもと違うか、観察してみましょう。

1歳児がごはんを食べないときの対処法は?

さまざまな理由で食べない1歳児。具体的に、どのように向き合っていけばいいでしょうか?対処法を8つご紹介します。

楽しい雰囲気で食事をする

食事の雰囲気を振り返ってみましょう。とにかく食べさせることに固執してしまって、親が難しい顔になってしまいがちなものです。親のイライラした雰囲気は、子どもにも伝わります。まずは、ひと呼吸置いてみましょう。

理想やマナーは二の次で、とにかく今は楽しく食べてもらうことが大事です。食事=楽しい時間なんだと、子どもが思ってくれるような雰囲気作りを意識してみましょう。

特にワーママは、時間がない中で、気持ちが焦ってしまいがちですよね。働くママも気張らずに、リラックスするよう心がけましょう。理想を追い過ぎず、諦めも大切な時期です。

盛り付けにアレンジを加える

子どもには、まず食べることに興味を持ってもらうことが大切です!ご飯の形を、うさぎさんや車にしたり、キャラクターに似せて作ってみたりと、盛り付けにアレンジを加えてみましょう。

1歳児の食への興味について、以下に記事をご紹介します。ご飯のアレンジで興味を引き出して、お手伝いへとつなげる経験談など、子どもへの寄り添い方を教えてくれますよ。

1歳児のサインを受け止めて、「食べたい」意欲を育もう!

いっぱい運動させる

空腹は最上の調味料だという言葉の通り、子どももお腹を空かせるとよく食べます。公園などで、たくさん体を動かす遊びをしましょう。気持ちの発散もできて、次の食事時間にスムーズに移行できますよ。

お腹を空かせるために、おやつの時間や量にも配慮しましょう。

食材の大きさ・食感を変える

1歳児は、食材の大きさや食感を敏感に感じ取ります。口へのおさまり、舌触りが悪いと、途端にべぇっと出してしまいます。

食材の大きさは、前歯で噛み切れるくらいの大きさが目安です。つかみ食べも有効ですよ。1歳児はつかみ食べをすることで、自分の一口大を覚えていきます。これくらいの量だと、口がいっぱいにならないで、飲み込めるんだなということを学習していきます。

また、食感を良くするために、とろみをつけるのもいいでしょう。硬いものは避けて、柔らかい煮物などが食べやすいです。

料理を一緒に作ってみる

料理を子どもと一緒に作ってみましょう!お手伝いで、食事は「楽しい」という気持ちを育てます。お手伝いは簡単なことで大丈夫です。野菜を洗う、切った野菜をお皿に並べるなど、ちょっと参加するだけでも達成感があります。

台所が散らかる…という不安もありますが、ここは目をつむり、見守っていたいところです。「自分が作った」という気持ちで、食事タイムのモチベーションを維持して乗り切りましょう!

外食で気晴らしする

たまには、外食で気晴らしをするのもオススメです。子どもは、新鮮な気持ちでご飯に向かってくれますし、何よりママの気分転換になります。ご飯を作って→配膳して→食べさせて→後片付けをするというプロセスを、ママが少しでも休めたら、とても有意義な時間ではないでしょうか。

外食すると栄養面が心配という声もあるかもしれませんが、外食の翌日は野菜を意識して用意するなど、おおらかな気持ちでカバーできれば問題ないです。1歳児と外食するときのメニューの選び方や、野菜の補い方などについて、以下の記事が参考になりますよ。

1歳児と外食を楽しもう!メニュー選びのコツは【ママ栄養士の離乳食奮闘記】

食事中に気分転換をしてみる

ご飯を食べてくれなくてイライラしてしまうときは、気分転換も必要です。食育につながる絵本などで、子どもの興味を刺激してみましょう!以下に、オススメの絵本をご紹介します。

『おさじさん』文・松谷みよ子、絵・東光寺啓:童心社
「おいしいものはありませんか、おくちにはこんであげますよ」と優しく語りかける、スプーンの「おさじさん」のお話です。言葉の響きが温かくて、1歳の子どもにぴったりの絵本です。

『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん作:こぐま社
しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るお話です。ホットケーキを作る過程が丁寧に描かれています。「どろどろ、ぴちぴち、ぷつぷつ」と、生地を焼く描写に興味津々になるはずですよ。

『くだもの』平山和子作:福音館書店
すいか、もも、ぶどう、りんごなど、いろいろな果物が登場する絵本です。臨場感のある絵柄で、果物の断面が鮮やかに描かれています。実際に果物を食べているときに、食卓で広げてみてはいかがでしょうか?

「3回食」をやめてみる

ストレスが多いなら、おもいきって3回食をやめてみるのも手です。子どもがご飯を食べてくれなくて、ママにとって食事タイムがゆううつになってしまうほどのときもありますよね。そんなときは、自分を責めないで大丈夫です。無理に食べさせるのではなく、子どものペースに合わせてみましょう。

1歳児の食事のポイント

「食べ散らかし」をOKにする

1歳児の「食べ散らかし」は、なかなか厄介ですよね。ぐちゃぐちゃになったテーブル回りを見て愕然とする気持ち、とてもわかります!でも、なぜ食べ散らかすのかを知ることで、気持ちが少し寛大になれるはずですよ。

1歳の頃は、食べ物を投げたり、指でぐちゃぐちゃにしたりすることで、体いっぱいに食べ物を知ろうとしています。一見、汚いなぁと思ってしまう「食べ散らかし」も、成長のためにみんなが通る大事なプロセスなのです。子どもが食と向き合って、チャレンジしているときは、「心を仏にして見守ること」が大切なんですね。

以下の記事では、ママが1歳児の食べ散らかしとどう向き合ったらいいかを教えてくれますよ。ぜひ、参考にしてみてください。

1歳児の「食べ散らかし」をセーブしていませんか?【ママ栄養士の幼児食奮闘記】

欲しがるだけ食べると肥満になる?

ご飯を食べないのも心配ですが、食べすぎてしまうことにお悩みの方もいると思います。1歳児の目安量を超えて、食欲旺盛に食べる我が子に、心配になってしまうこともあるかもしれません。

1歳児の食べすぎについて、保育士さんと小児科の先生に意見を伺った記事を、以下にご紹介します。1歳児は、成長スピードと同様に、食欲にも個人差があるので、あまり心配しすぎなくても大丈夫ですよ。

食べまくる1歳次男! 欲しがるだけ与えたら肥満になってしまう?!【ご飯奮闘記】

1歳児のご飯で必要な栄養とは?

栄養面で理想的な食事を毎食摂るのは、難しい時期かもしれません。でも、理想的な食事がどういうものかを知っておくことで、長い目で柔軟に対応できるようになります。

1歳児に必要な栄養のまず1つ目は「ごはん・パン類」です。炭水化物が多く、体を動かすエネルギー源になります。

2つ目は、「野菜・果物類」です。体の調子を整えてくれる働きがあり、ビタミンやミネラルを多く含んでいます。野菜は食べさせるのが難しいこともありますが、汁物や副菜として摂れるといいですね。

3つ目は、「魚・肉・豆腐・卵・乳製品」です。たんぱく質が多く含まれていて、体のもとになります。体を作っていく上で、大事な栄養です。メインのおかずとして、献立に加えるといいでしょう。

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働くママ必見!献立を考える苦労を解消するには?

献立を考える大変さは、多くのワーママが深くうなずくお悩みですよね。献立作りをもっと楽にするには、どうすればいいでしょうか?

1つの方法としては、あらかじめ、1週間分まとめて献立を考えておくスタイルです。週末などに、1週間分の食材の買い出しをする方も多いと思います。買い出しをしたら、買った食材でメインおかずだけでも1週間分の献立を決めてしまいます!先に決めておけば、食材を1週間に当てはめて使い切れますし、毎日の「献立何にしようかなー」から解放されますよ。

他には、休日などに1週間分まとめて副菜をストックする方法もあります。副菜をその都度作るのは手間ですが、まとめて作っておけば、小出しできるので楽ちんです。平日は、メインおかずだけ作れば大丈夫という安心感もありますね。

働くママにオススメの時短幼児食レシピ3選

忙しいワーママにオススメのレシピ3選をご紹介します。電子レンジを使うなど、時短かつ簡単に作れるレシピを厳選しました!そのままでは食べにくい食材にひと工夫して、手づかみ食べできる、1歳児におすすめのメニューです。

さつまいものおやき

【材料】(1人分)
さつまいも(小) 1/2個
牛乳 小さじ1
片栗粉 小さじ1/2
バター 少量

【作り方】

  1. 耐熱ボウルにさつまいもと少量の水(分量外)を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で1分加熱する。
  2. さつまいもの水気を拭いて皮をむき、牛乳を加えてフォークでつぶす。
  3. 片栗粉を加えてよく混ぜ、直径3〜4cmの丸型に整える。
  4. バターを溶かしたフライパンに(3)を並べる。両面キツネ色に焦げ目をつければ出来上がり。

詳しくはこちら→ごはんを食べない1歳児に!管理栄養士ママおすすめ手づかみメニュー3選

メカジキの竜田揚げ

【材料】(4食分)
メカジキ 2切れ(130g)
片栗粉 大さじ1
米油 小さじ1
A 醤油 小さじ1
A ケチャップ 小さじ1
A てんさい糖 小さじ1

【作り方】

  1. メカジキをお子さんの食べやすい大きさに切り分ける。
  2. 混ぜ合わせたAを(1)に揉みこみ、10分間漬け置きにする。
  3. (2)に片栗粉を塗して、余分な片栗粉は払い落とす。
  4. 米油をひいたフライパンを弱火で熱する。(3)の両面が黄金色になるまで焼いたら完成。

詳しくはこちら→1歳児の手づかみ食べレシピ3選!苦手な食材もパクパク食べられる

ポリポリごまきな粉クッキー

【材料】(天板1枚分)
☆薄力粉 70g
☆きな粉 15g
☆砂糖 15g
☆塩 ひとつまみ
☆黒いりごま 大さじ1
サラダ油 大さじ2
牛乳 大さじ1~2

【下準備】 オーブンを180度に予熱しておく。

【作り方】

  1. ☆を入れて混ぜる。
  2. サラダ油を加え、スプーンでそぼろ状になるまで混ぜる。
  3. 牛乳を加え、生地をひとまとめにする。
  4. 生地を薄く伸ばす。
  5. お好みの形にカットする。
  6. 180度のオーブンで10分焼く。冷めたら手で切り分けて完成。

詳しくはこちら→ごはんを食べない1歳児におすすめ♪ 栄養たっぷり手作りお菓子3選

親も1歳児も「食べる」を楽しもう!

子どもが思うように食べてくれないと、落胆して気持ちが焦ってしまうものです。特にワーママは大忙し。時間がない朝など、ついイライラしてしまいますよね…。

食事は毎日あるもの。子どもにとっても、ママにとっても、食事が嫌な時間になってしまったら、毎日がつらくなってしまいます。栄養面などの理想も大切ですが、まずは目の前の子どもの笑顔と、ママの気持ちを大事にしたいものですね。

楽しい食卓作りこそが、1番の食育です。1歳児もママも「食べる」を楽しんで、日々を笑顔で乗り越えましょう!

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