3児のママ、スポーツ栄養士の馬明真梨子です。第三子の成長と共に離乳食奮闘記を昨年より書いてきました。1歳半になり、自我がハッキリしてくると、また離乳食とは違う苦労の波が押し寄せてきます。「はああ」とため息つくことも多いです。「あああ」と私から声がでることも多いです。
今回は皆さんが必ず経験する、子どもの「食べ散らかし」の考え方についてお話します。

汚れを嫌ってママが食べさせてしまうと…

離乳食が始まる頃から食べ散らかしは、みんな経験することですが、我が家では1歳半前から徐々にヒートアップ。椅子の下に引いていたマットからもはみ出すほど、前後左右と飛び交う日があります。

しかし、この食べ散らかし、子供の成長にとっては必要なことということは皆さんご存知ですか?

汚れることを嫌って、ママが食べさせてあげているご家庭。それは子どもの脳の発育や食べる意欲を育むことをストップしてしまっている可能性が大きいです。

まだスプーンを上手く使えない1歳児さんですが、スプーンを使う食べ方は手づかみ食べを通して日々練習しています。その練習機会を「汚されるのは嫌だな」と奪ったりはしていませんか?

お米をそのまま詰めていますが、小さいおにぎりが良い子もいます

やってみよう!その気持ちを大切に

私達大人も興味を持つことに対し「やってみよう」と意欲がわきます。1歳児の子ども達も同じように、日常の中で様々なことにチャレンジしています。

食事の時間もいわばチャレンジタイムです。チャレンジしている時は「心を仏にして見守ること」のできる母でいたいですよね。

自分のスプーンを使ったり、大人のスプーンや箸を持ってみたり、たくさん食べ物を口に入れては出したり、していませんか? 遊んでいると勘違いしがちですが、スプーン(道具)の使い方の練習や1口の量の調節する練習をしています。

物との距離感や手先の運動を学習しています。脳の発育発達にも非常に重要な作業です。道具や手先を使えるように食材の大きさやメニューに配慮したいですね。

おすすめの本『子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか?』には、手づかみ食べの大切さが詳しく書いてあります。

遊びか、頑張りか、見極めよう!

我が家では、次女が手の届く範囲はテーブルも「お皿」と考えています。机にこぼれることは当たり前、こぼれても自分でつまんで食べてくれたらOK、と見守っています。

チャレンジしているのか、遊んでいるのか、怒ってお皿を投げているのか、見極めることも大切です。むやみに怒りません。

また皆さんは、普段、お子さんの食事をする際はどの位置に座っていますか? お子さんの右隣に座ってお世話をする方も多いのではないでしょうか。この時期、大人のマネから始まることが多いです。

もし、お子さんと二人っきりという場合でも自分で食べることができていれば、真正面に座ってたべることも意欲アップにつながります。ぜひ座る位置を変えて試してみてください!