こんにちは。公認スポーツ栄養士・3児のママの馬明(まみょう)真梨子です。今回は食欲の秋ということで秋が旬のきのこ、サツマイモ、鮭を使ったレシピをご紹介します。食材を並べて焼くだけ!そして栄養価アップのポイントを盛り込んだ時短レシピです。我が家では魚料理は焼きものが多いのですが、和食になることが多いんです。洋食の魚料理も時短で簡単にできたらいいなと思い、ジェノベーゼソースを使ったレシピに仕上げました。

秋野菜と鮭のバジルソース焼き

皆さんは魚料理を週どのくらいの頻度で作っていますか?塩麴焼きや干物など「焼くだけ」料理ができるので、疲れたなあという日は焼き魚にすることも多いです。ただ魚の洋風料理はムニエルなど手間だなと感じるので作る機会がとても少ない我が家です。

今回、秋が旬の「秋鮭」を使って、簡単だけど普段と違う洋風で秋が旬の野菜がたっぷりの料理ができないかなと思って考えました。以前、カフェで鶏むね肉とバジルソースを使った料理がおいしくて、その鮭バージョンが作れたらいいなと。

今回バリラというバジルソース(ペーストジェノベーゼ)を使って、子どもたちが食べやすいようにソースにもひと手間加えました。

【材料】(4人分)
鮭切り身 4切れ
さつまいも 小1本
黄パプリカ 1/2個
赤パプリカ 1/2個
ぶなしめじ 1株
冷凍シーフードミックス 1/2袋
Barilla(バリラ)ペーストジェノベーゼ 大さじ1・1/2
マヨネーズ 大さじ1/2
塩コショウ お好みで
チーズ お好みで

【作り方】
1.オーブン使用の際は予熱をしておく。
2.しめじやパプリカは食べやすい大きさにカット、さつまいもは3~5mm程度輪切りにする。
3.オーブン皿またはアルミホイルに食材を並べ全体に塩コショウをふる。


4. Barillaペーストジェノベーゼとマヨネーズを混ぜ合わせ鮭に塗る。
5.チーズをお好みでのせ、オーブンやグリルで約10分焼く。

のせるだけで手間なく栄養リッチなレシピに

「○○するだけで完成」働くママにとって手間なく楽チンレシピの一つだと思います。同時作業を得意とするママたちは多いと思うのですが、作業が簡単でさらに時短だと最高ですよね。さらに、献立を考えるときに品数が増えると、食材をどうしよう、どんな味にしようと迷うことがあるのでメインの料理か汁物に野菜をたっぷり使いたいと思っています。

そんな想いから今回は、「のせるだけ、焼くだけ、野菜たっぷり」レシピにしました。野菜は焼いただけに感じるかもしれませんが、シーフードミックスの風味やバジルソース、鮭と一緒に食べることで美味しく頂けます。

鮭はビタミンDやDHA、EPAが豊富で、きのこ類もビタミンDが豊富な食材です。骨作りに関わるビタミンDはカルシウムが豊富な乳製品やビタミンCが豊富な食材(今回はサツマイモ、パプリカ)と一緒に食べて栄養価アップを目指しましょう!

Barilla(バリラ)ペーストジェノベーゼ(1瓶190g 税別478円) は化学調味料・保存料不使用そしてバジルのいい香りと風味がつまった濃厚なソースです。このソースだけで手の込んだ味付けに仕上がり、時短料理をサポートしてくれる重宝アイテムです。

【働くママへのエール】子どもの成長に欠かせない栄養素を簡単に

今回のレシピ、大きな耐熱皿やグリル皿があればそのお皿を使ってもOKです。我が家はパパと夕飯のタイミングが違うので、一人ずつアルミホイルで焼くように作りました。もちろん作る人数によって、トースターや魚焼きグリルを使ってもOKです。

短時間で焼き上げたいのでサツマイモも薄めにカットしたのですが、このサツマイモが子どもたちに意外にも好評でした。改めて切り方や使用する調理方法を変えるだけでも時短になるなという気づきもありました。

日本全体で魚の消費量が減っていますが、子どもたちの成長に欠かせない栄養素がギュッと詰まっているので積極的に作っていきたいなと思っています。今回は骨取りしてある切り身を使ったので幼児さんの末っ子もパクパク食べていました。食材選びや作り方の工夫で忙しい中でも食欲の秋、そしておうちごはんで楽しみましょう!

(公認スポーツ栄養士 馬明真梨子 @shokulead_mariko_mamyo