千葉県八千代市在住のたべぷろ編集部員・三浦祐輝です。私は佐渡に一年半ほど在住経験があり、佐渡の豊かな自然、郷土芸能、地元の方々の温かさにすっかり魅了されてしまいました。
佐渡の魅力をもっと全国の人たちにも伝えたいということで、今回は佐渡でよく獲れるナガモの紹介をしたいと思

ナガモ(アカモク・ギバサ・ギンバソウ)って一体何!?

ズバリ!海藻です。北海道東部を除く日本全国に分布しています。ナガモを食用とする地域として新潟県では「長藻(ナガモ)」秋田県では「ギバサ」山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」などと呼ばれています。

茹でると鮮やかな緑色に変わり、粘り気がありながら、シャキシャキとした食感が特徴です。

生のナガモってどうやって食べるの!?下ごしらえの仕方は

茹でて刻んである冷凍の市販品は解凍するだけで、そのまま食べられます。

もし生のナガモ(1~3月が収穫期)を入手したら、

  1. 軸から葉をしごき取り、よ~く水洗い!
  2. たっぷりのお湯を沸かし、数十秒湯がく。
    ※この時に鮮やかな緑色に変わります。
  3. ザルに上げて、水で冷まします。
  4. 包丁で粘りが出るまで叩きます。

これで下ごしらえの完成です。

味付けはお好みで、出汁醤油や生姜醤油、三杯酢、ワサビ醤油などを掛けてお召し上がりください。

ナガモの最高の食べ方。それはやっぱり・・・ナガモ丼!

ナガモの最高の食べ方。それはやっぱり”ナガモ丼”です。

ナガモを麺つゆで味付けして、熱々のご飯にたっぷり掛けてお召し上がりください。口の中いっぱいに、佐渡の海の香りが広がります。ネバネバなのにシャキシャキな食感!ネギやミョウガなど薬味との相性も抜群です。

さらに・・・

”ナガモ卵かけご飯”は、間違いなしの120点です!卵黄と混ぜることで、ナガモの風味がよりマイルドに!

パスタにしても美味しいナガモ!レシピもご紹介!

ほぼパスタにナガモを絡めるだけ!簡単ですが、本当に美味しいパスタです。

【材料】

  • パスタ
  • 下処理した生ナガモ(解凍したナガモ)
  • ニンニク
  • ごま油
  • 鷹の爪
  • 醤油
  • みりん
  • 砂糖

【作り方】

  1. ニンニクと鷹の爪をごま油で香りが出るまで炒める
  2. 醤油・みりん・砂糖で味付け
  3. 茹で上げたパスタと和える

以上、佐渡特産のナガモについてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?お取り寄せもできるので、ぜひお試しください。