しなびたアスパラガスを簡単に生き返らせる方法
スーパーで売っているアスパラガス。たまに“おつとめ品コーナー”で、ちょっとしなびたアスパラガスを見かけませんか? くたびれた感じの、根元が乾燥したアスパラガス……ちょっと哀愁を感じてしまいます(笑)。今回は、そんな哀愁ただようアスパラガスを生き返らせてみました。
オランダの市場でくたびれたアスパラを発見!
日本では猛暑が続いているとお聞きしています。オランダも北国なのに今年は30度を超える日があります。冷房施設が完備されていない国なので、暑さにバテている人が多発しています。そんな中、私は街の市場でちょっと疲れたグリーンアスパラガスを見つけましたので、値引きしてもらって買ってきました。
日本では、生鮮ですとグリーンアスパラガスが主流で出回っています。しかしオランダでは、グリーンよりもホワイトアスパラガスが有名。数年前までは、グリーンアスパラガスをこちらのスーパーなどで見かけることは、ほとんどありませんでした。「アスパラガス=白い」という図式が定着している証拠でしょうね。
上品なホワイトアスパラガスと比べて、グリーンアスパラガスは、元気がもらえるような美しい緑と、背筋を真っすぐに伸ばしたような姿が目を引きますよね。
アスパラガスには、各種ビタミンのほか、疲労回復効果のあるアスパラギン酸や、毛細血管を丈夫にするルチンが含まれていたりと、見逃せない栄養素がたくさんありますね。旬は春先から初夏ですが、夏でもまだ見かけるのでは?
アスパラガスを再生!
根元が乾燥し、ちょっとかわいそうなアスパラガス。2束で1ユーロ(約135円)です。「EAT ME」とタグにもあるので、ぜひ食べてあげたいです。というわけで、このまま使うのではなく再生を試みました。
1:まずは、アスパラガスの根の部分を、状態を見ながら切り落とします。3~5cmくらいでしょうか。
2:根元を切り落としたら、水を張った容器にアスパラガスの根元を下にして入れます。容器は、花瓶やコップなどの、長細いものが適しています。
3:アスパラガスを冷暗所もしくは冷蔵庫に保存します。今の季節は、冷蔵庫がオススメです。
4:一晩おけば、シャキッとしたアスパラガスの出来上がり!!
写真ではわかりにくいかもしれませんが、根元のあたりにあったシワが消えています。これで、本来のアスパラガスのハリとツヤを取り戻しました。時間は少しかかりますが、手順はいたって簡単。もしも、しなびたアスパラガスに遭遇したら、見捨てずに生き返らせてあげてくださいね。
まだまだ暑い日が続きますが、栄養と水分補給で夏を乗り切りましょう!
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