1歳児と外食を楽しもう!メニュー選びのコツは【ママ栄養士の離乳食奮闘記】
3児のママ・スポーツ栄養士の馬明真梨子です。食べることが大好きな我が家の次女。大人と同じ料理を食べたがることが多くなってきました。しかし、まだ食べることに慣れるための時期でもあります。今回は管理栄養士である私が次女と外食するときに気をつけているポイントをご紹介します。
ごはん、パン、麺…主食をまず決めよう!
まず外食する際に、選ぶものは主食です。主食はごはん(お米)やパン、麺類といった炭水化物を多く含む食品で身体や脳のエネルギー源になります。1日に必要なエネルギー源の約6割を炭水化物が占めるので、最初に主食を選びます。
次女の場合は、まだぐちゃっと握りつぶしたり、投げたりと、かなり食べ散らかしてしまいますので、食べる場所にベビーチェアがあるか、小さなお子様連れ歓迎なお店かなども選ぶ際にチェックしています。
ベビーチェアやお子様セットがあるお店では「お米」、チェアがないお店は「パン」を選ぶことが多いです。麺類は、あまり噛まず食べることが多いので外食ではほとんど選ぶことが今はありません。
おかずや野菜はどうすればよい?
食事バランスを考えると、先述の主食だけでなく、おかずになる主菜、野菜などの副菜も一緒に揃えたいところです。おかずは比較的外食では摂りやすいですが、野菜はなかなか難しいことが多くあります。
先日おむすび屋さんでランチした際は、おむすびと豚汁があったので、次女も同じものを食べることができ、普段よりも野菜をしっかり食べることができました。しかしパンやうどんを選ぶ際には、おかずも野菜も揃えることが難しいなと思います。
もし、外食時でコーンだけなど野菜やおかずの不足が気になる場合は、間食や他の食事の時に普段よりも多めにとれるメニューにすればOKです。無理に1食で完璧にしなくても大丈夫。1日、1週間と一定期間でバランスをとるように心がけてみましょう。
ママがイライラしないことが大事!
どの年代の子ども達も同様ですが、食事中ママがイライラしないことが一番大切です。特に離乳食期の子ども達は「食に興味をもつ」時期なので、食べ物のバランスだけでなく、食べる環境や食事時間の雰囲気も大切です。家での食事ももちろんですが、外食の時も同じです。子ども達が遊び始めてしまえば、早く切り上げましょう。
友達や家族と外食する場合は、ぜひ皆さんでお子さんを見てママもゆっくりと食事がとれるように協力できると一番良いですね。食育で大事なことは、栄養価や栄養バランス、食事量、組み合わせもそうですが、やはり「ママの笑顔、家族の笑顔」が一番です。
皆さんの想い出の味や料理、食事はどうですか?お子さんの想い出に刻む食と思い出は、毎日積み重ねられていますよ!
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