管理栄養士ライターのゆきです。私も1歳の子どもを持つママです。1歳になると母乳やミルクを卒業しはじめ、ほとんどご飯から栄養を摂る時期ですね。しっかり食べてほしいけれど食べてくれず、イライラしてしまうママは多いと思います。うちの子も皆さんの子と同じです。
お菓子なら集中して食べるのに離乳食は投げる、椅子に座らせると急に泣き出してのけぞるなど、自己主張が激しくなかなか食べてくれません。今回はそんなご飯を集中して食べない1歳児がおとなしく手づかみで食べてくれるレシピをご紹介します。

手づかみ食べで食事に集中させよう

離乳食後期から手づかみ食べが始まりますね。赤ちゃんは、手づかみで食べられるおいしい食べ物があるとあまりぐずらず、一生懸命つかんで口へ持っていって食事に集中します。

手づかみ食べのメニューで一番簡単なのは、野菜そのもののスティックですが、赤ちゃんは甘みを好み苦みを嫌うので、野菜の苦みを感じて食べないこともあります。しかし、好きなものがコロコロと変わる時期なので、食べない野菜を嫌いと決めつけず工夫して出してみましょう。

苦みのある野菜は、油や卵や肉、魚、豆腐、乳製品などのタンパク源と組み合わせることで食べやすくなります。また、野菜にタンパク質を合わせることでエネルギーもしっかり取れるので、食べてくれない子どもにぴったりです。

1歳になり、口をよく動かして奥の歯ぐきでしっかり噛めるようでしたら、ぜひ手づかみ食べをお試しください。

さつまいものおやき

【材料】(1人分)
さつまいも(小) 1/2個
牛乳  小さじ1
片栗粉  小さじ1/2
バター  少量

【作り方】
1.耐熱ボウルにさつまいもと少量の水(分量外)を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で1分加熱する。

2.さつまいもの水気を拭いて皮をむき、牛乳を加えてフォークでつぶす。

牛乳の代わりに粉ミルクで作ってもいいですし、アレルギーがあるようでしたら、水を加えてください。

3.片栗粉を加えてよく混ぜ、直径3〜4cmの丸型に整える。

4.バターを溶かしたフライパンに(3)を並べる。

両面キツネ色に焦げ目をつければ出来上がり。

さつまいもと人参とピーマンのかきあげ

【材料】(1人分)
人参 輪切り1切れ(厚み1cm)
玉ねぎ 少量
さつまいも(小) 輪切り1切れ(厚み2cm)
ピーマン 1/4個
☆小麦粉 大さじ1
☆溶き卵 小さじ1
サラダ油 適量

【作り方】
1.耐熱ボウルに人参、玉ねぎ、さつまいもを入れて水を少量加え、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。さつまいもは皮をむく。

2.ピーマンと(1)の野菜を6〜8mm角に刻んでボウルに戻し、☆と水(分量外)少量を加えてさっと混ぜ合わせる。

3.卵焼き器に油を熱し、(2)をスプーンですくって入れる。両面揚げて出来上がり。

卵焼き器で揚げることで油も少量で済み、片付けも簡単です。

ブロッコリーと人参の具だくさんたまご焼き

【材料】(1人分)
溶き卵 1/2個分
人参 輪切り1切れ(厚み1cm)

ブロッコリー 1房
玉ねぎ 少量
だし汁 小さじ1
醤油 少々

【作り方】
1.耐熱ボウルに人参、玉ねぎ、ブロッコリーを入れて水(分量外)を少量加え、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。

2.(1)の野菜を6〜8mm角に刻み、ボウルに戻す。

3.卵、だし汁、醤油を加えてよく混ぜ合わせる。

4.卵焼き器に油をひいて、(3)を流し込んで巻けば出来上がり。

1歳児がワガママなのも成長です

1歳児はご飯をぐちゃぐちゃに触ったり、行儀が悪く遊んだりしているように見えますが、その手を口に持っていくようであれば遊んでいるのではなく、ご飯に興味を持っている証拠です。この頃は食べる意欲を育てる時期です。

ママからしたら「やめて〜!」と思うこともたくさんありますが、好きなように食べさせることも成長のために必要なことですので、皆様、一生懸命作ったのにお辛いでしょうが割り切っていきましょう。

ほかにも椅子に座らせると怒り出して食べない、歩き回って遊び食べをしてしまうという子も多いと思いますが、これはこれで自我が芽生えて意思表示ができるようになった成長の証です。

対策としては、机や椅子の高さが座りにくそうではないかを確認したり、気が散るテレビを消す、おもちゃを片付けて見えなくするなど、ご飯に集中できる環境を作ってあげましょう。

それでもグズグズで食べない時はご飯の時間は30分までとして、さっと切り上げましょう。