手づかみ食べデビューに!ベビーフードのアレンジで簡単にできる「おやき」レシピを紹介
おやきは、手づかみ食べの定番メニューです。しかし、「味付けはどうしたらいいの?」「生焼けにならないか不安」というお悩みがあるママも多いのではないでしょうか。そこで、たべぷろ編集部がママの負担を減らせる、ベビーフードをアレンジしたおやきのレシピをご紹介します。
ベビーフードのアレンジでおやきを作るメリットとは?
ベビーフードは数種類の食材や栄養素を一度にとれる商品が多く、離乳食のバランスを整えられます。そんなベビーフードでおやきを作る具体的なメリットをみていきましょう。
生焼けの心配がいらない
ベビーフードに入っている肉や魚、野菜にはしっかりと火が通っています。そのため、生焼けになる心配がありません。
にんじんやごぼうなど火が通りにくい根菜類も月齢にあった硬さになっているので、安心して与えられます。
余ったベビーフードを活用できる
ある日突然、ベビーフードを嫌がるようになる子もいます。そんな時はおやきにリメイクして、形や食感を変えると食べてくれることも多いです。
また、食べきれずに中途半端に余ったベビーフードの活用法としてもおすすめ。量が足りない時は、月齢に合った軟飯やじゃがいもなどを足すとかさ増しできます。
何より簡単
基本的に、ベビーフードをおやきにアレンジする時は薄力粉などを混ぜて焼くだけなので、手間がかかりません。しかもベビーフードは月齢にマッチした調理がされているため、料理の腕に自信がないママでも簡単に美味しいおやきが作れます。
包丁やまな板が必要ないので、洗い物が少なくてすむのもうれしいポイントです。
ベビーフードをアレンジする際のポイント
せっかくベビーフードをアレンジしても、赤ちゃんが食べてくれなかったり、栄養が偏ってしまったりすることもあります。そんな失敗をしないためのポイントをみていきましょう。
月齢に合わせる
月齢によって形状や硬さ、食べられる食材などが異なります。そのためベビーフードには対象年齢が記載されており、5か月〜、7か月〜、9か月〜、12か月〜、1歳4か月〜という表示になっていることが多いです。対象月齢に満たない場合は、使用を避けましょう。
入っていない食材を入れる
野菜がメインの商品には魚や豆腐などのたんぱく質を、たんぱく質がメインの商品には野菜をプラスするというように、不足している食材を入れるとバランスがよくなります。
単体では苦手な食材もおやきに混ぜ込めば食べやすいので、好き嫌いを克服するのにもピッタリですよ。
ベビーフードをアレンジ!手づかみ食べに最適なおやきの簡単レシピ3選
ベビーフードをアレンジして作る時は、固めるために薄力粉や片栗粉を入れるのが一般的です。そのほかにも、芋類を混ぜることもあります。おすすめのレシピを3種類紹介します。
「グーグーキッチン 牛肉のすき焼き風ごはん」(和光堂)でつくる基本のおやきレシピ
薄力粉を使ったおやきのレシピです。牛肉のすき焼き風ごはんは、ごはんが入っているのでモチ&トロっとした仕上がりになり、噛む練習にもピッタリ!味がしっかりついているので、味付けはしなくても美味しく食べられます。
【材料】(直径3cmのおやき10個くらい)
「牛肉のすき焼き風ごはん」 1パック
薄力粉 大さじ2
【作り方】
1.「牛肉のすき焼き風ごはん」と薄力粉をボウルに入れて、スプーンで混ぜる。
2.フッ素樹脂加工のフライパンに油を薄く広げ、中火にかける。 3.おやきの素をスプーンですくってフライパンに落とす。
4.両面こんがり焼けたら取り出して冷ます。
さつまいもで自然な甘さを!「手作り応援 鶏レバーと緑黄色野菜」(和光堂)でつくるおやきレシピ
潰したさつまいもと混ぜれば、ほくっとした食感のおやきに。さつまいもは、魚焼きグリルでゆっくり火を通すのがおすすめです。甘みが引き出されて、とても美味しくなりますよ。短時間で作りたい時は、さつまいもをラップで包み柔らかくなるまでレンジで加熱してください。
【材料】(直径3cmのおやき8個くらい)
「鶏レバーと緑黄色野菜」 1袋
水 小さじ2
さつまいも 60gくらい
薄力粉 大さじ1
【作り方】
1.さつまいもを水洗いし、アルミホイルで包む。
2.魚焼きグリルに入れて、中火で15分ほど焼く(大きさに応じて加熱時間を調節する)。
3.粗熱が取れるまでそのままグリルに入れて、余熱で火を通す。
4.皮を剥いたら50g分取り分け、滑らかになるまで潰す。
5.「鶏レバーと緑黄色野菜」を水で溶いてペースト状にし、さつまいもと混ぜる。
6.薄力粉を入れて混ぜる。パサつく場合は、調乳したミルク、または白湯(分量外)を入れて耳たぶくらいの硬さに調節する。
7.フッ素樹脂加工のフライパンに油を薄く広げ、中火にかける。
8.手で丸めて成形し、フライパンで焼く。両面こんがり焼けたら取り出して冷ます。
お豆腐入りでたんぱく質をプラス!「緑のお野菜とさつまいも」(キユーピー)でつくるおやきレシピ
米粉で作るおやきは、口の中でサラッと溶けるような食感になります。小麦アレルギーがある子は、薄力粉の代用品として米粉を使用するといいでしょう。
お豆腐を入れると食感が軽くなるので、赤ちゃんでも食べやすいです。
【材料】(1食分)
「緑のお野菜とさつまいも」 35g
絹ごし豆腐 35g
米粉 大さじ2
【作り方】
1.ボウルに豆腐を入れホイッパーでクリーム状にする。
2.「緑のお野菜とさつまいも」と米粉を加え、よく混ぜる。
3.フッ素樹脂加工のフライパンに油を薄く広げ、中火にかける。
4.おやきの素をスプーンですくってフライパンに落とす。
5.両面こんがり焼けたら取り出して冷ます。
おやきのアレンジにおすすめのベビーフード6選
おやきにアレンジしやすいベビーフードを6つ紹介します。粉タイプ、瓶タイプ、パウチタイプなどいろいろな商品をピックアップしたので、使いやすいものを探してみてください。
水で簡単に作れる!「赤ちゃんのやさしい おやきミックス 鶏レバーとかぼちゃ」(和光堂)
おやきミックスと水を混ぜたら、丸めて焼くだけの便利なベビーフードです。一袋で約14個のおやきができます。袋はチャック付きなので、必要な分だけ使用できるのもうれしいポイントです。
食材を刻んだり味付けをしたりする必要がなく、離乳食作りに慣れていないパパや調理の手間を少しでも省きたいママにピッタリ。
不足しがちな鉄分やカルシウムがたっぷり入っているので、赤ちゃんの補食にもおすすめです。
・対象月齢:9か月頃~
・参考小売価格:311円(税込)
・内容量:70g(約14個分)
・原材料:マッシュポテト粉末(国内製造)、でん粉、鶏レバーパウダー(鶏レバー、デキストリン、食塩、チキンブイヨン、でん粉、オニオンソテー)、かぼちゃ粉末、魚介エキス粉末、食用油脂/炭酸Ca、ピロリン酸第二鉄
・栄養成分:単位重量 2個分(10g)当たり:エネルギー 36kcal たんぱく質 0.73g 脂質 0.15g 炭水化物 8.0g 食塩相当量 0.12g カルシウム 26mg 鉄 0.43mg
※公式アレンジレシピ「チーズおやき」
食べやすさにこだわったベビーフード「グーグーキッチン 牛肉のすき焼き風ごはん」(和光堂)
グーグーキッチンシリーズは、月齢ごとの噛む力に合わせた大きさ、形にこだわっています。
意外と調理が難しい牛肉も、臭みがなく柔らかく煮込まれているため、お肉が苦手な子でも食べやすいでしょう。和風だしで煮込んだ優しい味わいのすき焼き風ご飯は、彩も豊かで食欲をそそります。
ごはん入りのベビーフードは満足感があるので、非常時のストックとしてもおすすめです。
・対象月齢:9ヶ月頃から
・参考小売価格:92円(税込)
・内容量:80g
・原材料:精白米(国産)、野菜(にんじん、はくさい、さやいんげん)、かつお昆布だし、たまねぎピューレー、牛肉、まいたけ水煮、しょうゆ(大豆を含む)、米酢、食塩/増粘剤(加工でん粉)
・栄養成分(1食<80g>あたり)エネルギー:56Kcal、たんぱく質:1.6g、脂質:0.3g、炭水化物:11.8g、食塩相当量:0.3g
個包装で使いやすい「手作り応援 鶏レバーと緑黄色野菜」(和光堂)
処理が大変な鶏レバーペーストが、お湯で溶かすだけで簡単に作れます。個包装になっているので、持ち運びやストックにも最適です。
味にクセがあるイメージが強い鶏レバーですが、ほんのり甘みがあり赤ちゃんでも食べやすい味付けになっています。ミートソースやハンバーグなどに混ぜると、より抵抗なく食べられるでしょう。
鉄分不足が気になる時にも、ぜひ取り入れてみてください。
・対象月齢:7カ月頃から
・参考小売価格:214円(税込)
・内容量:2.3g×8包
・原材料:マッシュポテトフレーク、デキストリン、野菜(にんじん、たまねぎ、ほうれんそう、こまつな)、鶏レバー、でん粉、小麦粉、トマトピューレー、じゃがいも、食塩、チキンブイヨン、植物油脂、酸化防止剤(ビタミンE)
・栄養成分表示(1袋2.3g当たり):エネルギー:8.7kcal、たんぱく質:0.24g、脂質:0.055g、炭水化物:1.8g、食塩相当量:0.046g
※公式のアレンジレシピ「じゃがいもとレバーのおやき」
野菜本来の旨味を感じられる「緑のお野菜とさつまいも」(キユーピー)
グリーンピース、ほうれん草、さつまいも、コーンを合わせて滑らかなペースト状にしています。甘味だけでなく、少し渋みがあるのもポイント。野菜本来の味わいを感じられます。
丁寧にうらごしされているため舌触りが良く、湯豆腐や蒸し魚のソースとして使っても美味しいです。
食べきれない分は、冷凍保存OK!あらかじめきれいなスプーンで取り分けておきましょう。
・対象月齢:5ヵ月頃から
・参考小売価格:141円(税込)
・内容量:70g
・原材料:野菜(さつまいも(国産)、とうもろこし(遺伝子組換えでない)、ほうれんそう)、グリンピースペースト、コーンスターチ、チキンエキス/酸化防止剤(ビタミンC)
・栄養成分表示 (1瓶<70g>当たり)エネルギー:31kcal、たんぱく質:0.9g、脂質:0.4g、炭水化物:6.0g、食塩相当量:0.04g
※公式アレンジレシピ「野菜と挽肉のおやき」、「野菜と豆腐のおやき」
いちごの酸味が爽やか「バナナといちご」(キユーピー)
いちごの甘酸っぱさが際立つ、すっきりとした味わいです。とろみが強いので、まだごっくんが上手じゃない子でも食べやすいでしょaう。
ホットケーキの生地に混ぜたりヨーグルトにトッピングしたりとアレンジしやすく、1〜2歳の幼児食でも活用できます。おやつ系のおやきを作るのにもピッタリ!
色も鮮やかなので、ハーフバースデーのバースデープレートで使うママも多いようです。
・対象月齢:5ヵ月頃から
・参考小売価格:141円(税込)
・内容量:70g
・原材料:バナナ(エクアドル)、濃縮いちご果汁、コーンスターチ、寒天/酸化防止剤(ビタミンC)
・栄養成分表示( 1瓶<70g>当たり)エネルギー:31kcal、たんぱく質:0.2g、脂質:0g、炭水化物:7.6g、食塩相当量:0.008g
※公式アレンジレシピ「スイートおやき
食塩不使用!「ベビーそうめん」(はくばく)
麺類をそろそろ食べさせたいと思っているママさんにおすすめのベビーフードです。電子レンジでの調理も可能。茹で汁をそのまま使えるので洗い物が増えません。また、長さ2.5cmに短くカットされており、食べやすい点も嬉しいポイント。
そうめん自体さまざまなアレンジ方法があり、合う食材が多いため、余った場合も有効活用できますよ。
・対象月齢:5、6ヶ月頃から
・参考小売価格:186円(税込)
・内容量:100g
・保存方法:高温・直射日光を避け、常温で保存してください
・賞味期限:1080日
・原材料:小麦粉
・栄養成分 (100g当たり)エネルギー:357kcal、たんぱく質:10.8g、脂質:1.3g、炭水化物:75.5g、食塩相当量:0~0.04g
ベビーフードなら手軽におやき作りができる
おやきは、食材の下ごしらえや味付けなど、意外と調理が大変な離乳食メニューです。しかし、ベビーフードを使用すれば、薄力粉や米粉などと混ぜて焼くだけでOK!月齢にあった味付けや調理がされているので、赤ちゃんも美味しく食べてくれるでしょう。
栄養満点なおやきは、離乳食はもちろん1〜2歳の子どものおやつにもおすすめです。ぜひ、この記事で紹介したレシピを参考にして、美味しいおやきを作ってみてくださいね。
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