野菜を食べない1歳児に!ママ管理栄養士おすすめ栄養たっぷり離乳食レシピ3選
大阪在住、ワーキングママ管理栄養士のまっちーです。今回は野菜を食べない1歳児でも食べたくなる栄養満点離乳食レシピを3つご紹介します。
1歳になるとほとんどの栄養を離乳食から摂れるようになり、食べることができる食材も量も増えてきます。しかし離乳食が進むにつれて野菜を食べなくなるなんてことも。この時期に野菜嫌いだと、この先の食事は大丈夫だろうか…とママも不安になってしまいますよね。
野菜にはビタミンやミネラルなどの体の調子を整える栄養素も豊富に含まれており、ぜひ子どもに食べさせたい食材です。
野菜たっぷりなめらかポタージュ
野菜を食べない理由のひとつに、食感が苦手な場合があります。野菜を細かくして食感を滑らかにし、牛乳を加えてポタージュ状にすれば野菜の食感が苦手でも食べやすくなりますよ。ミキサーで仕上げるため、手間もかからず簡単に作れるレシピです。
【材料】(4~6食分)
かぼちゃ 1/4個
玉ねぎ 1個
人参 1/4本
牛乳 150ml
豆乳 100ml
水 50ml
コンソメ 4g
【作り方】
1.かぼちゃは皮を落として1cm角に切り、耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ500Wで3分半加熱する。玉ねぎはくし形、人参はいちょう切りにして耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ500Wで3分加熱する。
2.ミキサーに(1)と水を入れて滑らかになるまで回す。
鍋に入れて豆乳・牛乳を入れて沸騰しないように加熱し、コンソメで味を調える。
野菜つくねボール
つくねは手づかみしやすく、子どもに人気のメニューです。野菜をすりおろしてタネに入れることで、野菜を食べない子どもでも気づかずに食べてくれます。野菜の食感は気にならなくなり、味もひき肉となじんで食べやすくなりますよ。
【材料】(4〜6食分)
人参 1/4本
玉ねぎ 1/6個
鶏ひき肉 200g
片栗粉 小さじ1.5
濃口醤油 小さじ1/2
【作り方】
1.人参・玉ねぎはすりおろす。
2.ポリ袋に(1)と鶏ひき肉・片栗粉・濃口醤油を入れて揉み込み、一口サイズに丸める。
3.鍋に水を入れて沸騰させ、(2)を入れて約5分ゆでる。
手づかみお好み焼き
野菜嫌いでも野菜を細かく切って小麦粉と混ぜて焼くと手づかみで食べやすく、食感も良くなります。大人が食べるゆでた野菜を使うことができるので、手間がかからず簡単に作ることができますよ。葉野菜やじゃが芋といった根菜類など、さまざまな野菜でも試してみてくださいね。
【材料】(6枚分)
キャベツ 1~2枚
薄力粉 大さじ2
水 大さじ2
かつお節 少々
青のり 少々
サラダ油 小さじ1/2
【作り方】
1.キャベツはみじん切りにして耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ500Wで2分加熱する。
2.(1)と薄力粉・水・かつお節・青のりを混ぜ、サラダ油を入れて熱したフライパンに流し入れて焼く。
野菜嫌いを克服するポイント
子どもが野菜を食べない理由はいくつかあり、離乳食を工夫すると食べてくれる場合があります。なぜ野菜を食べてくれないのかポイントを押さえて離乳食を作りましょう。
・食感が苦手な場合は…
根菜類の硬いものやキャベツなどの繊維質の葉野菜は噛みにくく、子どもにとっては食べにくい食材です。細かく切って繊維を断ち切ったり、やわらかくゆでることで食べやすくなりますよ。
・口の中で散らばりやすい食材は…
ブロッコリーなど口の中でまとまりにくいものはお焼きにしたり、あんかけにすると食べやすくなります。
・味が苦手な時は…
野菜の青臭さや独特の味が苦手な場合もあります。すり下ろしてひき肉に入れたり、ポタージュにすることで味が変わり、食べてくれるようになりますよ。
栄養満点離乳食レシピで野菜嫌いを克服しよう!
野菜には体の調子を整えるビタミンやミネラル、便秘を解消する効果のある食物繊維など子どもに摂ってほしい栄養素が豊富に含まれています。野菜を細かくしたり、お焼きにしたりと離乳食の作り方を工夫することで、野菜を食べてくれるようになりますよ。栄養満点の離乳食レシピを使って子どもの野菜嫌いを克服しましょう。
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