働くママも帰宅後楽チン、具材を切ったらレンジで1回たったの10分! あっという間にできてしまう「鶏肉とさつまいものレンジ煮」のご紹介です。調味料もめんつゆとバターのみで加熱をしたらそのまま食卓にも出せるのでおすすめですよ!

鶏肉とさつまいものめんつゆバター煮

【材料】(3〜4人分)
鶏もも肉切り身 300g
塩 少々
さつまいも 1/2本
しめじ 1袋
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ3
バター 20g

【作り方】
1.鶏もも肉に塩をふる。
2.さつまいもは1cm幅の半月切りにし、しめじは石づきを落としてパラパラにほぐす。
3.耐熱皿にしめじ・さつまいも・鶏肉の順に重ね、めんつゆを回しかけてバターをのせる。

火の通りが悪いものは上になるように重ねます

4.ラップをふんわりとかけ、レンジ600Wで8〜10分加熱する。

食卓にそのまま出せるガラス製の耐熱皿で時短!

疲れて帰ってきた日には調理だけではなく後片付けも大変ですよね。レンジを活用すれば調理の手間やフライパンやお鍋などの洗い物も省くことができます。

特にガラス製の耐熱容器は1枚あると非常に便利。汚れがこびりついてしまっても中性洗剤で洗えば非常に落としやすく、食材の色やにおいがうつりにくいので、ジャンルを問わずにさまざまなお料理に活用できます。

ボウル型の耐熱容器も使いやすいのですが、私は食卓へそのまま出せるようなデザインや、深さのあるお皿型のものを愛用しています。

左は蓋つきでそのまま保存容器にもなるスクエア型耐熱容器。右は今回使用したものになります。いずれもそのまま食卓へ出せるようなものを揃えています

最近ではスクエア型のものや、蓋つきで保存容器にもなるものなども販売されているので、1つ用意しておくと調理だけではなく洗い物の手間も省けるようになり、非常に便利です。

また、味付けもめんつゆを有効に活用すれば楽ちんです。だしのうまみが詰まっためんつゆはアレンジの幅も効くので、今回のように+バターや、+ケチャップなど、味のバリエーションも広げやすくなります。

食材の組み合わせで子どもの健康にも配慮

時短はもちろんのこと、家族の健康も大事な要素です。今回は寒暖の差が大きいこの時期におすすめの風邪予防食材をメニューに取り込んでみました。

<鶏肉>
良質なたんぱく質が豊富な鶏肉。ウィルスに対抗するリンパ球や感染などから守る免疫グロブリンなどを作り出すにはたんぱく質が不可欠です。

<さつまいも>
さつまいもには芋類の中でも最も食物繊維が含まれていると言われているほか、ビタミンCも非常に豊富。ビタミンCは風邪予防にもおすすめの栄養素。特にさつまいものビタミンCはデンプンに保護されているため加熱に強く、さつまいも150gで成人に必要な半日分のビタミンCが摂取できるそう。

<しめじ>
しめじにはビタミンDやビタミンB2が豊富。ビタミンDは免疫力をアップさせる栄養素の一つと言われているほか、カルシウムの吸収もサポート。また、ビタミンB2は別名「成長ビタミン」とも呼ばれており、子どもや胎児の発育を助けるそうなので、お子さんの元気な成長にとっても嬉しい栄養素です。

【参考文献】
「からだのための食材大全」(監修)池上文雄/加藤光敏/河野博/三浦理代/山本謙治
(発行者) 森永公紀 NHK出版
「もっとキレイに、ずーっと健康 栄養図鑑と食べ方テク」(監修)中村丁次
(発行者)今田俊 朝日新聞出版