育休明けて、4月からお仕事復帰されるママさんもいらっしゃるかと思います。さぁ~、どうやって夕飯をやりくりしようかな…なんて。育休明けでなくたって、それは日々の悩み事でもあるんですけどね(苦笑)。品数多く食卓に並べてあげたいのは山々ですが、仕事から帰ってからの短時間ではちょっとムリがあります。
そんなときに助かるのが、「常備菜」ですよね~! 作り置きしておけば、あとはメイン料理を作って並べるだけでOK♪ 子どもにも早くご飯を用意してあげられるし、ママにとっても“常備菜がある”というだけで、なんとなく心にゆとりが…。そんなメニューにお役立ちの、野菜が主役の常備菜10選をご紹介します!

キャベツは調味料で味付けしておけば便利

まずは「万能塩キャベツ」のご紹介です。スライスしたキャベツを、塩と鶏がらスープの素や中華スープの素で揉み込んでおけば、あとはそのままはもちろん、丼の下に敷いてもよし、お肉料理に添えてもよしと使い勝手抜群の常備菜。

仕事から帰ったあとに、わざわざ千切りするのは面倒なので、週末や夕飯のあとに作り置きしておけば楽チン♪

「ちょっと野菜(緑色)を添えたいなぁ」というときに、冷蔵庫からすでに味が沁みているコレを出して盛り付けるだけでいいなんて助かる~!

それに、嬉しいのはキャベツの効能。腸内環境を改善する“食物繊維”や風邪予防に効果のある“ビタミンC”を多く含んでいるので、便秘がちなお子さんや、冷えや細菌に打ち勝つ抵抗力をつけたいときにもってこいの食材! 詳しいレシピはこちら→管理栄養士おすすめ!常備菜にもなる万能塩キャベツの簡単レシピ

春キャベツをまるまる使って常備菜に

5月頃までが旬の春キャベツ。葉がやわらかくて甘みもあって、そのままでも本当においしいのですが、だからこそ特徴を生かしたおいしい常備菜にしてしまいましょう♪

こちらでご紹介しているのは、「コールスロー」やリンゴとあわせたサラダ、さらに居酒屋でも人気の突き出し・塩昆布を使った「やみつきキャベツ」。卵と合わせてオムレツにすればお弁当のおかずの一品にも使えそう!

コールスローの味付けは市販のドレッシングがなくても大丈夫。マヨネーズとヨーグルトで作れます! そして魅惑のやみつきキャベツは…本当にやみつきになります(笑)。

たべぷろ編集部員の保育園児の子どもも大好物で、これをテーブルに出した途端にすかさず箸がのびてきて、取り合いになるほどです(笑)。詳しいレシピはこちら→春キャベツ超簡単レシピ5選!サラダ・おつまみ・お弁当のおかずにも 

レンコンのシャキシャキ食感が楽しい♪

レンコンは我が家の子どもも大好きなのでよく買うのですが、すぐに色が変わってしまったり、ぬめりが出てしまったりとアシが早いのが残念なところ。なので、すぐに常備菜にしてしまいましょう~!

「きんぴら」といえばゴボウを思い浮かべがちですが、レンコンでもシャキシャキのきんぴらができます(我が家の定番です♪)。

きんぴらだけではありません。鶏むね肉とあわせて「レンコンつくね」にしてもおいしい。鶏モモ肉と比べてパサつきがちな鶏むね肉ですが、レンコンを加えることで空洞ができ食べやすくなるとともに、シャキシャキ食感がおいしいそう。

嬉しいことに冷凍保存もできるので、時間のあるときに作って冷凍しておくと便利ですね! 詳しいレシピはこちら→【れんこん常備菜】シャキシャキ食感が子どもにも人気!

レンジで作れるにんじんの常備菜

にんじんは残念ながら子どもが苦手とする野菜のTOP3に入っていますが、食材の組み合わせによっては食べてくれることもあるなと痛感しています。というのも、たべぷろ編集部員の5歳児のムスメは、食材のひとつに使われているにんじんは普通に食べてくれるのですが、にんじんメインだと食べない!

ですが、まずはにんじん主役の常備菜をご紹介したいと思います。こちらでは「グラッセ」や酸味の効いた「ラペ」、そしてツナ缶や卵とあわせる「にんじんしりしり」のレシピをご紹介しています。詳しいレシピはこちら→【にんじん常備菜】レンジで簡単!子どもも喜ぶレシピ3選 

が、しかし…うちの子のような子どもにはちょっと食べさせるのが難しいかもなぁと感じていたところ、ヒントを見つけました! それは、「チーズにんじん作戦」という、実際にレシピ考案者のお子さんが好んで食べている料理。

チーズなどミルク由来食品と人参って相性抜群なんですって! 詳しくは「『ニンジン、食べて!』息子の好き嫌いとの戦い」をご覧ください。

じゃがいもは常備菜だけでなく和風スイーツにも◎

まずはじゃがいもを使った常備菜から。こちらもキャベツや塩昆布が登場します。塩昆布って本当に万能調味料~♪ 今回は使う野菜としてキャベツを提案していますが、人参やきのこを入れてもおいしい!

そしてもうひとつ試していただきたいのが、もちもち食感がたまらない「じゃがいももち」。スイーツとしてご紹介されていますが、もちろん常備菜としてテーブルに並べてもよし。

我が家ではこれを他のおかずと一緒に並べると、最初になくなっちゃうので(いもでお腹も膨れるし…)、最後に出すようにしています! 詳しいレシピはこちら→【じゃがいも簡単レシピ】主菜はもちろんお弁当やおやつにも!

マリネを作り置きしてアレンジも楽しもう!

新玉ネギがおいしい季節ですね~。こちらも春キャベツ同様に5月頃までが旬。甘みがあって瑞々しい。スライスしてそのまま食べたいところですが、それだと子どもからはちょっと不満の声も(笑)

そこで新玉ネギを「マリネ」にしてしまうことで、常備菜としてアレンジも楽しめる提案です。用意したマリネは、刺身にのせてカルパッチョに、豆腐にのせて野菜たっぷり冷や奴に、ひじきと合わせれば和風にも変身!

マリネなので、作ったばかりもおいしいですが、一日置いて味を落ち着かせたり、いろんな具材との組み合わせも楽しめそうですね。詳しいレシピはこちら→新玉ねぎのマリネを作り置き!野菜不足解消のお助けアレンジレシピ 

切り干し大根を洋風にアレンジする!

切り干し大根の煮物は大好きです! まさに我が家の定番常備菜で、隔週ごとに食卓に並ぶほど♪ だけど正直なところ、いつも同じ味になってしまって…よく飽きずに子どももダンナも食べてくれてるよなぁ…なんて心の奥底では思ってます(笑)

そこで、栄養価も高い切り干し大根をもっと違う味で常備菜にしてみたい、とかねてより思っていましたが、やっと見つけましたよ~「切り干し大根の洋風アレンジ」を!

今回ご紹介するのはパスタ風にした食べ方。ようはミートソースやカルボナーラソースなどをかけるのですが、確かに目先も変わって面白い! 詳しいレシピはこちら→ヘルシーな千切り大根をパスタ風に♪ 宮崎名物のおいしい食べ方【2月17日は、千切り大根の日】

ツナのうまみも感じられる白菜の常備菜

ちょっと肉や魚系も加えたいなぁ~なんてときにも代用できる便利な食材「ツナ」。だからこそ、もっと使い方を知りたいところですよね! 今回紹介するのは、白菜とあわせてささっと10分程度でできる簡単メニュー。

白菜とツナからでたうまみたっぷりのおだしは、翌日になればさらにおいしさが倍増されること間違いナシ! 詳しいレシピはこちら→旬の白菜を1玉使い切ろう!パパっと10分で作れるレシピ4選

昆布のうまみ成分や栄養もプラス

さらにこちらでは、白菜・ツナに塩昆布もプラス。昆布のうま味成分「グルタミン酸ナトリウム」がツナと合わさることで、うまみの相乗効果が堪能できる!

また、塩昆布の塩味を利用するため、余計な調味料も不要というのが嬉しい。マヨネーズ和えなので子どもも喜んでくれそうですね。詳しいレシピはこちら→管理栄養士おすすめ!塩昆布でうま味たっぷりになる簡単おかず2選

野菜たっぷりラタトゥイユを使い回す

いろんな夏野菜をたーっぷり使って作る「ラタトゥイユ」。“我が家の味”として食べるなら、夏野菜にこだわることなんてないんじゃないかなって思いながら、トマト味が好きなムスメのために、その時手に入る野菜を使って我が家では調理しています。

ただ、野菜の種類も量も豊富に作るので、常備菜とはいえど数日続いて飽きられることも。そんなときに役立つのが「リメイク術」ですよね♪

ドリアやパスタにはよく変身させていますが…、そっか、スープにもできるのね! 詳しいレシピはこちら→【ラタトゥイユのリメイク6選】野菜たっぷり簡単メニューで朝食から夕食まで楽しよう♪

4月からお仕事復帰でも安心♪

野菜が主役の常備菜と、それをリメイクするアイデアもご紹介しました。常備菜さえ用意してあれば、あとは帰ってからメイン料理を用意するだけなので、本当に気持ちの上でもゆとりができます。

「お腹すいて待てない~!」と騒ぐ子どもにも、温め直した常備菜をとりあえず先に食べさせてあげれば、メイン料理が出来上がるまでの時間もなんとか我慢してくれます(うちだけかな(笑))。なので我が家では必需品。常備菜のレパートリーも増やして楽しい夕食を♪