働くママを応援する「たべぷろ」では、小さい子どもをもつママライターによる座談会を開催しました。テーマはずばり「働くママのズボラ飯」。前回は、忙しい朝におすすめのズボラ飯について、ぶっちゃけ発言が相次ぎました。今回もすぐにでもマネしたいズボラ飯が次々とびだします。ぜひ参考にしてみてください。

LINEを使ってワーママ座談会を開催!

【出席したワーママライター】(名前・子どもの年齢)
ひなた葵 4歳女
ma- 14歳男
大熊ね子 2歳女
sana 4歳女、1歳女
李亜民 7歳女、6歳女
こがねまろん 8歳女、5歳男
おにぎりん 11歳男、15歳男
鈴木奈保子 14歳女、12歳男
たべぷろ編集部員S 6歳女、2歳男
たべぷろ編集長・貞苅 5歳女

前回の記事はこちら
朝こそズボラ飯のススメ!多忙なワーママライターがぶっちゃけトーク【たべぷろ座談会】

野菜をすごーく細かく切ったりハンバーグに混ぜたり…

ひなた:うちの子は野菜がとにかく食べられないのですが、何かいいアイデアありますか?

ma-:うちの子はきのこ類が大キライで、最近「やったね!」と思ったのは、餃子のたねに椎茸をすごーく細かく切って入れたら気づかず食べてました! あんまり入れすぎるとバレちゃうから、少しですけど、食べないよりましかと。

編集部員S:わたしもよくひき肉料理に野菜を刻んだものを入れます。昨夜はセロリ、きのこ、なすなどを細かく刻んだものとひき肉を炒め、味噌などで味付けして、うどんに乗っけて出しました。その前の日は、「鶏ひき肉で作った肉団子の中に刻んだネギと椎茸」を忍ばせました。スープに入れて出したらおかわりまでしていたので「しめしめ…」とほくそ笑みました。

(一同爆笑)

子どもの好き嫌い克服メニュー5選!お野菜やお魚もパクパク

貞苅:あまり得意でない野菜を小さく切ってそこにチーズをたっぷりのせてトースターで焼いたものを出したら、チーズの誘惑に負けて野菜を食べてました(笑)。そんなごまかしじゃダメですかね?

大熊:うちの2歳娘も、野菜はすぐにべーっと吐き出します。細かく切ったのになんでバレるの!? ってくらい感度がいいですよね(笑)。わりと食べてくれる技は、ハンディチョッパーで玉ねぎ、人参、葉野菜、きのこなどをとにかく細かくして、レンジでチン。事前にレンチンすると全部ふにゃふにゃになって主張がなくなるので、オムライスやハンバーグに混ぜるとバレにくくなります。

編集部員S:たしかに、加熱すると甘みも出ますしね。味噌やケチャップなどの調味料だと、野菜独特のにおいや苦味が分かりづらいみたいですよ。

sana:野菜食べないの、悩みますよね。うちは人並みですが、カレーに刻むかブレンダーでポタージュ状にしたり、ハンバーグの中に刻んで入れたりしました。でもハンバーグは結構気づかれます(笑)。どうしようか悩んだ結果わかったのが、デミグラスソースたっぷりかけ!

編集部員S:カレーに入れるのが最強の隠蔽(いんぺい)かも知れませんね。

(一同爆笑!)

子どもに大人気のズボラカレーは…

ひなた:野菜たっぷりハンバーグいいですね!! チーズトーストも試してみます。みなさんアンパンマンカレーみたいなカレー、いつくらいに卒業しましたか? この間バーモントの甘口をあげましたが、「辛い!」といって食べられませんでした。。

貞苅過去の座談会で配合を書いていますので、是非ご参考まで!

ターメリック1瓶に対して、コリアンダー、クミン、カルダモン、シナモンの瓶をそれぞれ1/3瓶。全部袋に入れてガシャガシャふって出来上がり。野菜を煮込むときも水は使わず、トマト缶と牛乳、甘みを加えるためにケチャップ、ソース、砂糖(各少々)です!

大熊:娘は先日2歳半で甘口ルウ、デビューしました。最初は、ひなたさんと同じく「辛い」と言われましたが、牛乳とハチミツ混ぜたら完食してくれました!

sana:本格的な味になりそう! うちではバーモントカレーのほかにビーフシチューやハヤシライスのルウも気まぐれで入れています。ビーフシチューやハヤシライスなら甘いですよ。カレーではなくなってしまいますが、娘たちはカレーだと思っています (笑)。

子どもに人気の野菜たっぷりキーマカレー!炊飯器を使えば時短簡単【レシピ付き】

:うちの子は辛いのが当たり前で、小さいころからキムチを食べてるので、カレールウはデビューしょっぱなから中辛でした。でも、りんごも玉ねぎもすりおろして、トマト缶も入れるので、辛さはマイルドな感じにはなります。

編集部員S:わたしはバーモントの甘口を使ってます。ルウをキューブで2、3個使い、あとはトマトピューレやケチャップ、牛乳、ソース(大人には辛いスパイス)など入れてアレンジします。色々試したけど、やはりわたしの腕ではバーモントを使った味に勝るものは作れなかったです…。

ひなた:バーモント甘口でいけるんですね。皆さま牛乳などで工夫されてますね! 試してみます。

連休や夏休みに簡単にできるズボラなお昼ごはんは…

ma-:夏休みなどの子どもの長期休みのお昼ご飯、みなさんどんな工夫されてますか? 毎日、何にするか、考えること自体がストレスなGWでした(笑)。簡単にできるおススメのメニュー、教えてほしいです。

こがね:我が家は「イシイのレトルト食品シリーズ」が欠かせません。例えば、「チキンハンバーグ」。どんぶりにご飯をいれ、湯煎したチキンハンバーグと茹でたブロッコリーやニンジンなど添えて、その上にとろけるチーズを乗せて、「ロコモコ丼もどき」。バターロールやサラダをワンプレートでハンバーグプレートにしてみたり、ハンバーグドリアにしてみたり。

ひなた:昼は適当ですよー。パンケーキやチーズトースト、たまにマックやたこ焼き(笑笑)。

編集部員S:うちも「残り物をアレンジして丼」にして出したり、残りご飯で「焼きおにぎり」作ったり。あとは「ランチには麺類が多い!」です。焼きそば、うどん、ラーメン、そば、そーめん。焼きそばは野菜もお肉も入ってるし、子どもも好きだからよく作ります!

おにぎりん:うちも麺類。市販のカット野菜とサラダチキンをラーメンにどーんと乗せてる!

あの「つゆボナーラ」も作ってみた!お昼ごはんにおすすめ簡単めんメニュー9選

編集部員S:丼といえば、ここ2年ほどの娘の大好物が「タコライス」。簡単だし、野菜もたっぷり、チーズも入ってるし、洗い物少なく済んで、忙しい日は助かります。娘的なポイントは、温玉が乗っていることと、トルティーヤチップスが乗っていること。忘れて乗っていないと、明らかに落胆しているのが分かります(笑)。あとはやっぱり外食!!

ひなた:タコライスの挽き肉は、どう味付けしてますか~? 甘辛炒め??

貞苅:うちは醤油・砂糖・みりん・酒でちょっと甘辛な味付け。味付けしたひき肉を冷凍保存しておけば、いつでも使えるので重宝しています!

鈴木:タコライス、私は沖縄育ちなので、よく作ります。クミン、パプリカ、オレガノ、粉末唐辛子で味付けします。このスパイスはカレーにも使えるので、あると便利です。

編集部員S:すごい、本格的! わたしはウスターソースとケチャップ、醤油、チリパウダーのみ。今度クミンなども入れてみます!

鈴木:タコライスのひき肉にクミンがあるだけで、メキシカンな感じがアップしますよ。トルティーヤチップスおいしいですよね。トマトと玉ねぎのみじん切り、コリアンダーと塩のソースがよく合います。イタリア人のハーフなのに生トマトが大嫌いな息子が、これだと喜んで食べます。不思議ですよね、子どもの好みって。

15分でできる「ひき肉混ぜご飯」3選!まとめ買いして冷凍保存で節約にも

大熊:うちでは前日「晩ごはんを作り終わったらすぐ、翌日のお昼ごはんの分を取りわけておく」ということが多いです。これはさすがにズボラすぎですかね(笑)。

おにぎりん:全然ズボラじゃないです!

イタリア在住ママライターおすすめ「究極のズボラパスタ」とは?

大熊:あとは「レンジでできるパスタのレシピ」をいろいろ試したりしてます。パスタ100gに対して、水250mlと調味料、オリーブオイル、具材を入れてレンジでチン。1、2回取り出してかき混ぜる手間はありますが、手軽だし洗い物も少なくていい感じです。

鈴木:レンジでパスタってすごいですね。「イタリア風究極のズボラパスタ」は、ゆでたパスタにオリーブオイルをかけるだけ。パルミジャーノチーズとバターをかけただけでも、すごくおいしいですよ。この前イタリア人の姪っ子が、バターと醤油をかけたら、おいしかったって言ってました。

【簡単パスタ】イタリアの働くママの定番メニューを20分で!

鈴木:そもそもパスタって、ズボラですよ。基本は、オリーブオイルとニンニクを熱したところに、好きな具材を入れて炒めるだけ。しかも、野菜はまな板も包丁もなしで、フルーツナイフのようなナイフを使って手の中で切ってくだけです。

貞苅:パスタにいろんな野菜や肉、魚を入れて簡単に栄養満点にしたいのに、ムスメが一番好きなのは、鈴木さんのおっしゃるオリーブオイルをかけただけのパスタだったりします(苦笑)。

鈴木:我が家はパスタの具に野菜をたくさん入れて、野菜を食べさせてます。たしかに、うちの子も、具なしが好きです。(涙)。

編集部員S:イタリアやフランスの人ってちゃちゃっと洗い物少なく料理するイメージです。

鈴木:イタリア人の台所ってすごく綺麗で、チャッチャッと手早いですよ。

(次回に続く)