暑くなる季節には、お酢を使った健康食を習慣に
こんにちは。食育研究家の長島和美です。立夏を過ぎ、暑さも本格的になってきましたね。皆さま、体調管理はどのようにされていますか?雑誌等では、お酢の健康効果・効能を取り上げているのを目にすることが多いですよね?今の季節、スーパーでは目立つ棚に「酢」の陳列が気になりますね。そうです!今こそ「酢」を手軽に摂り、大人も子どもも健康食生活を習慣にしていきませんか?
お酢に疲労回復効果があるって本当?
乳酸って聞いたことがありますか? 夏バテや激しい運動などで大量のエネルギーを消費すると、不完全燃焼した栄養が燃えカスとなって体内に残ってしまうようです。この燃えカスが「乳酸」とよばれるようです。この乳酸が体内にたまると疲れを感じやすくなるといわれています。
そこでお酢がおすすめなのです。お酢に含まれるクエン酸は、乳酸を分解するだけではなく、新たなエネルギーを生み出して疲労を取り除くはたらきを持っているようです。さらに!酢の主成分である酢酸は体内でクエン酸に変わるので、お酢だけでも十分に疲労を吹き飛ばすことができるようです。疲れた体にお酢はおすすめです。
サワードリンクは手軽にできます。毎日続けるのがポイントです。果実酢のリンゴ酢が飲みやすいですよ。目安は1日大さじ1の酢。
- 果汁(リンゴ、オレンジ、グレープフルーツジュースなど) + リンゴ酢(大さじ1)
- 野菜ジュース(トマト、緑の野菜、ニンジンジュースなど) + リンゴ酢(大さじ1)
- 炭酸水 + リンゴ酢または黒酢(大さじ1) + はちみつ
- ジンジャーエール + リンゴ酢または黒酢(大さじ1)
いつもの煮物にお酢を使ってみては?
手羽先や手羽元など骨付き肉を煮るときに酢を使ってみませんか?ここでは米酢を使っています。酢の主成分「酢酸」には、食材に含まれるカルシウムを引き出す力があるといわれています。
骨付き肉からは、骨からカルシウムが煮汁に溶け出すので、効果的にカルシウムを摂取することができるようです。成長期の子どもにも、大人にも骨を丈夫にするためには酢を摂取していきたいですね。
手羽元のうま煮
【材料】4人前
手羽元 8本
生わかめ 適量
水 1.5カップ
だし昆布 5センチ角
キビ砂糖、酒、しょうゆ、 各大さじ3
みりん 大さじ1
米酢 1/2カップ
【作り方】
- 手羽元は熱湯にくぐらせアクをとる
- 手羽元、生わかめ以外をすべて鍋に入れ沸騰させる
手羽元を加え中火でコトコト20分くらい煮る - 煮汁が少なくなってきたら手羽元は器に盛り付け、残りの煮汁で生わかめを煮る。
- 器に盛り付ける→ししとうなど緑の映えるものを一緒に盛り付けると見た目が良くなりますよ
器や盛り付け次第で五感が喜びますよ~!
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