こんにちは、食育研究家の長島和美です。地元の群馬高崎に住み、仕事で都内と千葉を往復する日々が続きます。それでも家族のご飯は、簡単でも栄養と愛情たっぷりと心掛けています。この時期、日本の暦では「大寒」(だいかん)、1年の内で最も寒いころですね。寒い日を温かい鍋で乗りこえましょう~。鍋は手軽に身体を温めてくれますよね。ということで、栄養たっぷりの牡蠣鍋レシピです。今回は、レトルト白湯(パイタン)スープ仕立てにしてみました。

家庭にある食材を使いましょう~

白湯とは、中華でいう鶏ガラメインに豚骨などを長時間煮詰めて仕上げる濃厚な白濁のスープです。家庭で白湯作りは大変なのでレトルトを使ってみましたよ。さあ、牡蠣と白湯の濃厚な白濁鍋をつくってみましょう。

今回の鍋の主役は牡蠣ですが、牡蠣がなかったら豚肉でもつみれでも鶏肉でもなんでもいいのです。

【材料】
濃厚白湯鍋つゆ(レトルト)
昆布 5cm角
水 2カップ(400ml)
冷凍牡蠣(豚ばら肉、鶏肉、つみなどでも) 大粒10個
ネギ 1本(ななめ切り)
とうふ 1丁(手でちぎる)
白菜 3枚くらい(細切り)
豆苗 お好みで
ラーメン(お好みで)
昆布水 水2リットルの中に5cm角の昆布を2枚

【作り方】
1.冷凍牡蠣は流水で解凍し塩で軽く洗う。ネギはハス切りにする。

白菜やネギ、キノコ類や根菜類、あるもの野菜を使います。休日などに多めに切って保存しておくことをおすすめします。料理がスピーディーに進みます。

2.鍋に2カップの水と5cm角の昆布を入れる。

3.初めにレトルト白湯スープは半分使います。残りは、鍋の途中で足しながら使います。

4.牡蠣はフライパンに入れ、酒を少々振りかけてから軽く炒ります。そうすると牡蠣がプリっと食感が良くなります。

5.材料すべてを入れてグツグツ煮るだけ。あとは、汁が少なくなったら、残りの鍋つゆと昆布水をお好みで足しながら、野菜も足しながら・・・アツアツ食べてくださいね。

白湯の残りと、昆布水を足しながら・・・お好みでラー油もインパクトありますよ~。仕上げはラーメンです!手軽なものがありますよ。

スープは翌朝にも

それでも残ったスープは翌朝のスープに大変身します! 明日は、どんな朝スープになりますか・・・。そんな毎日の食事を楽しんでいきましょう~。