香川県高松市在住のたべぷろ編集部員・しまだゆうです。讃岐うどんは、そのまま食べても美味しいのですが、より美味しく食べるための力強い味方が存在します。今回は、ネギや生姜などの薬味について紹介します。

香川のうどん屋にはどんな薬味がある?

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薬味とは、食べ物に加えることによって風味を増し食欲をそそらせるもので、代表的なものにはネギやしょうが、大根おろしなどがあげられます。特に、この3つは多くの料理に使われていて、日本人にとっては欠かせない存在といえます。

そして、それはうどん県民にとっても同じで、讃岐うどんには薬味の存在は必要不可欠なものとなっているのです。では、香川県のうどん屋ではどのような薬味が置いているのかご存知でしょうか?

置いている薬味の種類はお店によって若干の違いがあります。その中でも、ネギや天かすは基本といえるので、ほとんどのうどん屋に置いてあります。その他には、すりおろした生姜もほとんどのお店で置いています。

珍しいところでは、大根おろし、わかめ、ミョウガや刻みのり、いりごまなどがあります。

1度で2通りの味を楽しむ食べ方も

香川県のうどん屋では、特に注意書きがない限り薬味は好きなだけ入れて問題ありません。中には、驚くほどネギを入れる人もいます。他県の人が見たら、うどん屋の太っ腹ぶりに驚かれることでしょう。なぜなら、ほとんどのうどん屋で薬味は無料だからです。驚くほど、ネギを入れても追加料金は発生しません。

また、食べ方にこだわりを持っている人もいます。おろし生姜を小皿にとっておき、最初はネギと天かすを入れたうどんを楽しみ、半分食べた頃に小皿のおろし生姜を入れて1度で2通りの味を楽しむといった人も存在します。

風味が増すだけでなく、味にも違いが出てくる薬味の力によって、讃岐うどんはますます美味しく食べることができるのです。

まとめ

うどんは非常にシンプルな食べ物です。だからこそ、薬味の存在が大きく関係してきます。中には、薬味を一切入れずに、うどんだけの味を楽しむという人もいますが、珍しいパターンです。

香川県民の多くの人は、うどん屋で好みの薬味を入れています。その量や、チョイスによって自分好みのうどんは完成します。それぞれの食べ方を作れるのも讃岐うどんの魅力の一つ。そして、その味方が薬味なのです。讃岐うどんを食べる機会があれば、いろいろな薬味を試してみて下さい。