千葉県習志野市在住の管理栄養士の宮崎亜矢です。日々のお弁当メニューは、本当に悩みますよね。子どものお弁当は好きな物だけにしてあげたいけれど、やっぱり野菜も食べてほしい!というのが正直な気持ちだと思います。
子どもの好き嫌いは、まだまだ未完成です。ちょっとした工夫で、食べてみようという気持ちに繋がるはずです。子どもが食べたくなる野菜へのひと工夫を紹介していきます。

嫌いな野菜と好きな食材を合体!

子どもが嫌いな野菜には、食わず嫌いの物が多くあります。自分でも気がつかないうちに色や見た目で判断してしまい、嫌いと決めつけてしまうのです。そのような場合は、大好きな食材と合体させてしまいましょう。なにかキッカケを作ってあげることで、嫌いな野菜を克服するチャンスに繋がります。

方法としては嫌いな野菜を細かく切り好きな食材と合わせるということはもちろんですが、好きな食材を上にのせるだけでビックリするぐらい自然に食べてくれたりします。あまり構えずに、軽い気持ちで試してみてください。

切り方を工夫してお弁当に入れてみよう

お弁当に限らず毎日の食卓において、野菜の切り方がパターン化していませんか? 言われてみるとそうかもしれない・・・と思ったママさんたちは多くいらっしゃると思います。もちろん、私自身もその1人なのですが。

少し野菜の切り方に工夫して、お弁当に入れてみてください。子どものタイプにもよりますが、新し物好きで好奇心旺盛な子であれば、興味本位で食べてみたくなるはずです。

以下の写真は普段は包丁で切ることが多いキュウリを、スライサーでカットしてクルクル巻いてみたものになります。お弁当の隙間埋めにも最適です。

調理後に子どもの好きな形に型抜きしよう

少し形を変えただけで、驚くほど野菜を食べるようになる子どもは数多くいます。その形が子どもの好きな形やキャラクターなら、なおさら効果があります。お弁当に自分が好きな形やキャラクターが入っていたら嬉しくなり、食が進むことでしょう。

注意点としては、型抜きなどの使用は調理後をおすすめします。先に型抜きをしてしまうと、調理中に崩れてしまう恐れがあるからです。

また、子どもと一緒に型抜きをしてみることも野菜嫌い克服への第一歩と言えるでしょう。野菜と楽しく触れ合うことで、食育にも繋がりますね。

まとめ

野菜嫌い克服法の紹介はいかがでしたか?集団生活の中でのお弁当は、好き嫌いを克服するうえでとてもよいチャンスとなります。ぜひ、楽しみながら日々のお弁当作りにひと工夫加えてみてください。きっとママの気持ちが子ども達に伝わることでしょう。