千葉県習志野市在住、管理栄養士の宮崎亜矢です。毎日の夕飯メニューの考案は、忙しいママにとっては本当に大変ですよね。今日の夕飯、なんとなくボリュームに欠ける…。そう感じた時には、冷蔵庫にあるものを使って簡単中華炒めを作っちゃいましょう。
卵は必須アイテムで、他には葉物野菜やトマトなど、赤・緑・黄の3色がそろうと見た目も鮮やかに仕上がります。

簡単中華炒めの作り方

【材料】(4人分)
卵 2個
塩 少々
キャベツ 1/2個
カニカマ 5~6本
ゴマ油 適量
酒 大さじ2
鶏ガラスープの素 大さじ1/2
塩コショウ 少々

【作り方】
1.卵は割りほぐして、塩を混ぜ合わせておく。
2.キャベツは短冊切りにして、カニカマはほぐしておく。

3.フライパンにゴマ油をひいて、(1)を炒めながら半熟卵を作り、一度取り出しておく。

4.そのままのフライパンにキャベツとカニカマを入れて炒めて、酒を加えて蒸し焼き状にする。

5.(3)の卵を戻し入れて、鶏ガラスープの素と塩コショウで味を調えたら完成。

フライパン1つで炒めるだけなので、野菜を切ったりしても10分程度で完成します。忙しいママさんにおすすめしたいメニューとなっています。冷蔵庫に残っている、傷みそうなアシが早い食材を使ってしまってもよいでしょう。

他におすすめしたい食材

卵との色合いを重視しながら、赤色と緑色の食材を紹介していきます。

赤色

<トマト>
鮮やかな赤色が食欲をそそる、子どもにも人気がある食材です。グルタミン酸を豊富に含んでいるため、火を加えるほど旨味が増してくるという特徴があります。

<赤パプリカ>
ピーマンよりも甘みが強いので食べやすく、鮮やかな赤色が引き立つ食材となっています。

<エビ>
エビの赤色はアスタキサンチンというもので、抗酸化作用が高い食材です。冷凍エビなどがあると、手軽に使えてとても便利です。

緑色

<白菜>
クセがなく、子どもにとっても食べやすい食材です。また味染みがよいので、他の食材と絡みやすいという利点もあります。

<小松菜>
小松菜はアクが少ないので、下茹ですることなく使えて便利な食材です。また、βーカロテンや鉄を豊富に含んでいます。

<チンゲン菜>
中国野菜の一種で、中華料理ととても相性のよい食材です。スーパーや八百屋さんなどで年間を通じて価格変動が少なく出回っている食材なので、ママ達にとって嬉しい食材と言えるでしょう。

まとめ

色鮮やかな1品が食卓に並ぶことで、子どもの食欲をかき立ててくれることでしょう。簡単中華炒めの紹介は、いかがでしたか? ぜひ毎日の献立考案に、冷蔵庫の余り物消費に役立ててみてください。