こんにちは!野菜・美容・子育てライターのかたおかはなです。2歳と6歳の子育てをしながらフルタイムで働いています。大葉といえば、麺類の薬味やお刺身のつまなどに用いられています。緑黄色野菜のひとつとされる大葉は、栄養価が高いうえにお値段もリーズナブルなので子どもにも食べさせたい!と思うママたちも多いでしょう。しかしながら、特独な香りと風味に苦手な子どもは多いと思います。そこで今回は、大葉を大量消費できる15分レシピ5選を紹介します。豚肉に巻いたり、ナムルだけじゃない!?わが家の娘も息子も「美味しい!」と言って食べてくれるレシピです。

卵との相性抜群!大葉としらすの卵焼き

わが家の卵焼きは2通り。お砂糖が入った甘いタイプと出汁と大葉を入れた和風タイプです。今回は、和風タイプの卵焼きレシピを紹介します。卵と合わせると大葉も食べやすくなりますよ。

【材料】(4人分)
大葉 10枚
しらす 大さじ1
卵 4個
和風顆粒出汁 小さじ1
お湯 小さじ1(※和風顆粒出汁を溶かすお湯です)
醤油 小さじ1と1/2
みりん 小さじ1
油 小さじ1

【作り方】
1.大葉は細かくカットし、しらすはお湯をかけ塩抜きをする。

2.ボウルに和風顆粒出汁とお湯を入れ溶かし、醤油・みりんを入れます。卵を入れ溶き、(1)の大葉としらすを入れよく混ぜる。

3.卵焼き用のフライパンに油を入れ熱します。中火で1/4量の液を入れ半熟になったら奥から手前へ巻き、再度奥へ移動する。これをあと3回繰り返します。

焦がさないよう火力に注意しましょう。

4.全て巻きかたちを整えたら完成です。

卵を4個使っているのでかなりふわふわでボリューム感ある卵焼きができます。卵焼きは子どもが好きなメニューのひとつなのでモリモリ食べてくれますよ。また、小さなフライパンひとつでできるうえに洗い物も少ない!さらに卵焼きなので10分以内で完成しちゃうお手軽レシピです。

お肉やお魚、パスタにも!万能な大葉ジェノベーゼソース

大葉を大量消費できるものといえば、大葉のジェノベーゼソースです!ソース自体は、10分もあれば簡単にできちゃいますよ。大葉ジェノベーゼがあれば、お肉やお魚は焼くだけ、パスタは茹でて絡めるだけなので夕飯も時短になる優れものです。

【材料】(4人分)
大葉 25枚
ローストくるみ 15g
にんにくチューブ 小さじ1
オリーブオイル 50cc
塩 小さじ1/2
粉チーズ 大さじ1

【作り方】
1.大葉は細かくカットし、フードプロセッサーまたはミキサーに入れます。さらにくるみ、にんにくチューブ、オリーブオイルを25cc入れ撹拌します。

2.残りのオリーブオイル25ccを入れさらに撹拌し、塩と粉チーズを入れ撹拌したら完成です。

今回は、カジキマグロをソテーしジェノベーゼとトマトで絡めました。2歳の息子が美味しい美味しいと言って無我夢中で食べていましたよ。

密閉容器に入れて冷蔵では約2週間、冷凍では約1ヶ月で比較的長期保存が能です。ソースも簡単に作れてしかも万能!お肉やお魚、パスタに絡めて時短料理も可能なうえ美味しいのも嬉しいポイントです。

餃子の皮でパリッと!大葉チーズ巻き

餃子の皮に大葉とチーズを入れて包み、油で揚げるだけ!余った餃子の皮を使い切るにも良いレシピです。餃子の皮は薄く、少ない量の油ですぐに火が通るので調理時間を節約できますよ。

【材料】(4人分・1人3枚)
餃子の皮 12枚
大葉 12枚
ベビーチーズ 6個
揚げ油 適量
塩 お好みで

【作り方】
1.大葉の軸をカットし、ベビーチーズを半分に切ります。

2.餃子の皮のうえに(1)の大葉とチーズをのせて巻き、油で揚げます。

両面をしっかりとあげ油を切ったら完成です。

フライパンひとつでしかも油も少量で簡単にできるレシピです。食感もパリッとサクサク。一度食べたら止まらない味わいです。中の大葉が油のコッテリ感を解消してくれますよ。お塩をかければ大人のおつまみにも最適です。

大葉と梅肉でサッパリ!鶏ささみのチーズ焼き

大葉と梅肉、チーズは最強の組み合わせ!これらの食材を使えば味付け用調味料なんていりません。筋が除去されたささみを使えばさらに時短になります。フライパンひとつでできる鶏ささみのチーズ焼きのレシピを紹介します。

【材料】(4人分)
鶏のささみ 4本(※今回は筋とりささみを使用。その他、豚バラスライスでも可能です)
酒 小さじ1
塩・胡椒 少々
大葉 8枚
梅肉チューブ 5cmほど(※なければ梅干し2個で可)
ベビーチーズ 2から3個
小麦粉 大さじ2
オリーブオイル 小さじ1
胡椒 お好みで

【作り方】
1.鶏のささみの肉を包丁で開き、塩・胡椒、酒をかける。

牛乳パックをまな板がわりに使うと使ったらそのまま捨てられるので洗い物の手前を防げますよ。

2.(1)に大葉をお肉1枚に対し2枚置き、梅肉を塗りさらに半分にカットしたチーズを置きます。

3.(2)を半分に折り畳み、表と裏に小麦粉を振りかけます。フライパンを熱しオリーブオイルを入れお肉を焼きます。

4.両面に軽く焦げ目がつき、中まで火が通ったら完成です。

短時間でできるので夕飯はもちろんのこと朝の時間のない中でもお弁当の具としても簡単に作れます。しかも、お肉は柔らかくジューシー。満足感のある逸品です。さらに、洗い物はフライパンと包丁だけなのも嬉しいですね。

筋とりささみがない場合は、豚バラスライスで巻いても良いですよ。豚肉との相性ももちろんバッチリです。

ご飯が止まらない!無限大葉

大葉をごま油とにんにく、醤油、炒りごまで漬けた超簡単レシピ。あまり白いご飯が好きではないわが家の2歳の息子もこの無限大葉でご飯をパクパク食べてくれます。レンジもフライパンも包丁も使わず、しかも10分もかからずに作れますよ。

【材料】(10枚分)
大葉 10枚

<つけだれ>
ごま油 大さじ2
醤油 大さじ1
炒りごま 小さじ1
はちみつ 小さじ1
にんにくチューブ 5cmほど

【作り方】
1.大葉の軸をとります。ボウルにつけだれの調味料を入れ混ぜておきます。

2.保存容器にたれを入れ、大葉を1枚入れさらにたれをかけます。また大葉を入れ、たれをかけるを繰り返し最後にたれを容器に全て入れ完成。

すぐに食べてもおいしいですが、冷蔵庫で1時間以上漬け込むとさらにおいしさアップ!

おにぎりの海苔がわりにもオススメですよ。無限大葉を刻み納豆や昆布と合わせるのもオススメ。大人にはキムチや食べる辣油などよく合い、ご飯が進みます。何も作りたくない時でもこれさえあればご飯は食べられますよ。

リーズナブルで栄養も豊富!大葉を食卓に取り入れよう

大葉には、ビタミンCやベータカロテン、食物繊維にミネラルなどの栄養素が豊富に入っています。よくお刺身のつまとして見かけることの多い大葉ですが、決して薬味などの脇役ではありません!

爽やかな香りと独特の風味は肉や魚の臭みを消し食べやすくしてくれます。しかもお値段もとってもリーズナブル。今日から早速大葉の大量消費レシピを試してみませんか?