香川県高松市在住のたべぷろ編集部員・しまだゆうです。香川県には、セルフのうどん屋さんが数多く存在します。香川県民にとっては当たり前のスタイルですが、県外から友人が来た時に連れていくと、少々戸惑っています。そこで、今回はセルフうどん屋さんでの注文方法と食べ方について紹介します。

2種類のセルフスタイル!

セルフのうどん屋さんも、大きく2種類に分けることができます。

1つは、カウンターに並び、食べたいうどんを頼むスタイル。こちらの場合、頼んだうどんを作って出してくれるので、その場で受け取り、カウンターをレジ方向に進んでいきます。

途中に天ぷらやおにぎりなどが置いてあるので、欲しい場合はお皿に取ってレジに進み、会計を済ませます。

もう1つのスタイルが、自分でうどんを温めるスタイルです。この場合は、カウンターで最初に玉数を決めて伝えます。

そうすると、ドンブリにうどんを入れた状態で渡されるので、そのままレジへと進んでいきます。途中、天ぷらやおにぎりがあるのは、先ほどのスタイルと同じです。欲しい場合は自分で取ってレジに向かいましょう。

会計を済ませると、今度は自分でうどんを温めます。

自分でうどんを温める!?戸惑わずに店内を見回して

初めて香川県のセルフうどん屋さんに来た人は、ドンブリにうどんを入れられただけの状態で渡されても戸惑ってしまうかもしれませんね。

そんな時は、落ち着いて店内を見回してください。多くの場合、レジの近くにうどんを温める場所があります。そこで麺を専用の金網に入れ、熱湯の中に入れて温めるのです。

自分でうどんを温める-。初めての人はこの行為がとても楽しいみたいで、県外から来た友人などは無駄にテンションが高くなったりします。熱々のうどんが好みならば、少し長めに入れておきましょう。通常は熱湯の中に7~8秒程度入れておけば温まります。

うどんを温めたら、今度は自分で出汁を入れましょう。こちらも、レジの近くにあることが多くなっています。

薬味も当然セルフで!

出汁を入れ終わったら、最後に薬味を入れます。基本的にはネギと天かす、それからすりおろした生姜が置いてあります。お店によっては、大根おろしも置いています。

薬味が置かれているスペースに行き、自分の好みの量を入れましょう。お店によっては、ネギはスプーン2杯までといった張り紙をしている場所もありますが、基本的には好きなだけ入れても大丈夫です。

まとめ

香川県では当たり前なセルフうどんのお店。しかし、他県から来た人にとっては珍しく見えることでしょう。実際に自分でうどんを温めるというのは、香川県ならではの光景ともいえます。せっかく讃岐うどんを食べるならば、本場の食べ方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?