「寿司×クラフトビール」で新たな和食文化を、代官山などでフェス
キリンビールのクラフトビール会社スプリングバレーブルワリー(SVB)は7月1~2日、東京・代官山のSVBで「寿司×クラフトビールフェス」を開催する。寿司とビールによる、新たな和食文化を提案していく試み。
4回目となる今回は代官山以外にも東京第2会場(まぐろ問屋十代目彌左衞門秋葉原店)のほか、横浜、埼玉の3つの寿司店舗でも開催する初の同時多発的「寿司フェス」となる。
テーマを「九州・沖縄」として、同エリアの回転寿司店3社とクラフトブルワリー5社(SVBを含む)が参加する。メーン会場の代官山では、「沖縄ロール」「黒毛和牛のローストビーフ」といった寿司12種、「へべすピール」「宮崎日向夏ラガー」などビール13種が提供され、156通りの組み合わせを楽しむことができる。来場予定は2000人。
参加ブルワリーは、SVBのほかに、宮崎ひでじビール(宮崎)、熊本クラフトビール(熊本)、ヘリオス酒造(沖縄)など。
また、世界遺産登録を目指している九州・宗像を応援する目的で、キリンビールのキャンペーンと連携しており、宗像特産のアナゴやフグをSVBのオリジナルメニューとして提供するほか、フェスの売上げの一部を玄界灘の環境整備のために寄付する。
SVBは今秋、京都に3つ目の店舗をオープンする予定。
和田徹社長は、22日に開催したプレス向け試飲・試食会でSVBの活動について「京都店は東京、横浜とは異なる取組みを行う関西エリアの拠点としたい。今後も、魅力的なビール世界の提案を続け、クラフトビールの認知拡大を先頭に立って盛り立てていく」と意気込みを示した。
◇日本食糧新聞の2017年6月28日号の記事を転載しました。
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