アンニョンハセヨ!在日コリアン3世で韓国家庭料理研究家の李亜民です。今回は簡単にできる白菜料理をおすそ分けしますね!
野菜は摂らないとな〜と分かってはいるけど大物野菜は冷蔵庫に入りきらなかったり、食べ方が偏ったりして飽きちゃったり。そんなときはやっぱり韓国風に頼っちゃいましょう。

白菜といったら鍋でしょう!

寒い冬に白菜といったらやっぱり鍋を思い付きますね。大量消費も間違いなし。韓国風で絡めるなら…キムチ鍋! 唐辛子パワーカプサイシン!温まりますね。去年のクリスマスパーティーはキムチ鍋パーティーをしました。ケーキやチキンにこだわらずキムチ鍋パーティーも十分盛り上がりますよ。

わたしは埼玉県狭山市で《さやマンセ》というママサロンを立ち上げていて韓国家庭料理教室を開催しています。リクエストが多かったのがキムチ鍋。夏にたくさん採れた青唐辛子の味噌漬けを刻んで入れて、辛さにパンチを足しました。

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おうちでよく作る鍋に白菜キムチを足して、味が物足りなかったらダシダで調整してくださいね。簡単にできますよ。

定番ミルフィーユ鍋もいいですね。簡単だし、豚肉と白菜の相性はバッチリですもの! こちらもしょうが、にんにく必須。ダシダもほんだし代わりにふるとおいしいです。ポン酢をかけるのもいいけどヤンニョンジャンで食べるのも最高です!

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子どもも食べやすい白菜たっぷり味噌汁やスープはいかが?

単純に白菜たっぷり味噌汁もいいけれど。

味噌は韓国のテンジャンに変えてたまに作ってみてくださいね。味噌を変えるだけで韓国気分。簡単です。お餅も入れてお雑煮にしてもOK。

大人は白菜キムチのせでいただきましょう。

ダシダを使って、白菜、にんじん、だいこん、ねぎ、しいたけと野菜たっぷり玉子スープを作ったら「トック」もいいですね。うちでは子どもに人気です。

韓国のお餅「トック」は日本のお餅のように伸びないので、喉につまりにくく、子育て中のママさんにぜひ使ってほしいアイテムです。

スープもダシダ以外に、鶏がらや塩コショウなどいろいろ試しましょう。トック以外にご飯やうどんを入れても合います。その日の気分で変えてみてくださいね。

白菜と言えば絶対漬物!

大量消費するなら絶対漬物。簡単に塩漬けであっさりいただくのもいいですね。

塩漬けにしたらしんなりしてくるので、1/3くらいにの量になります。漬けた日から1週間。毎日食べると浸かり方が違うから、一日一日楽しめるのが漬物のいいところ。

キムチもそうですね。浅漬けから発酵して古漬け。段階で楽しめますね。わたしはゆずを絞ってあっさりキムチでも楽しみます。

ゆずの皮も刻んで入れて食してみてくださいね。よく日本の漬物にゆずを入れますよね。そんな感覚です。

子どもに人気なのはシチューでしょう!

白菜シチュー、作ったことありますか? すごく合いますよ。最後には白菜がとろけてなくなっちゃいます。

韓国風を楽しむならにんにくをすって入れてみましょう。ほんの少しがおすすめです。

シチューからのグラタンアレンジもお忘れなく。

ハムやベーコンや枝豆を足してもいいですね。ダシダでも塩コショウでもちょいとふってあげましょう。

白菜をバターで炒めるのはいかが?

白菜って何で炒めますか? バター炒めにするとおいしいんです。朝食にもオススメ。白菜、エリンギ、ハムをバター炒めしてダシダを少々。

フライパンは洗わずそのまま使って目玉焼き。

焼いたパンの上に白菜炒めと目玉焼きを乗せて完成!

白菜バター炒めは、お昼のお弁当のおかずにも入れましょう。

夜はバター炒めして塩コショウした白菜の上に、鶏肉ヤンニョンジャン蒸しを乗せて。朝昼晩、白菜料理を楽しみましょう。

チーズダッカルビにも白菜を。手羽先とコラボ! トッポギもぜひ入れてくださいね。

白菜は豚肉以外も合うんです

白菜とぜひコラボしてほしいのが、「ムロアジのたたき」です! 八丈島のお土産でよくいただくのですが、白菜たっぷり鍋に一緒に入れて食べるのが大好き。

しょうがもにんにくも効かせて薬味もたくさん入れると、からだのポカポカが止まりません。