アンニョンハセヨ!埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家・李亜民です。
初夏を通り越してあっという間に暑い日々ですね。子どもたちは水遊びができると大はしゃぎ。すでに水着を新調しました!子どもの成長は早いです。毎年サイズアップ!
夏は、子どもたちが喜ぶイベントも盛りだくさん。新学期は新しい仲間も増えてBBQやおうちパーティーもちらほら。そこで困るのが持ち寄りや差し入れメニューかと思います。今回は持ち寄りや差し入れメニューをおすそ分けです。

お肉をピリ辛に!韓国風アレンジ

上の商品、前面には「ヤンニョムチキン」と書いてあります。「ヤンニョムチキンの辛いソース」なんです。

わたしは小さいころから辛いキムチや韓国のおかずを食べて育ったので辛いものに抵抗がなく、食卓に辛いものがないと物足りません!

韓国料理は、韓国料理屋さんに食べに行くという方が多いかと思いますが、今ではあちこちのスーパーや食料品店で簡単に韓国料理ができるソースが売られています。そしてすごく便利なのが、調味料に付いてくるレシピやクックパッドなどのお料理サイトです。これらを、活かさないと損損!!

韓国といえば、やはり焼肉! お肉には牛、豚、鶏といろいろありますね。どのお肉も、ヤンニョンチキンのソースやタッカルビの素、コチュジャンなどと絡めて、一品をピリ辛に韓国風で楽しんでみましょう。いつも食べているお肉料理に少し加えるだけでいいので、手間がかかりませんね!

お肉の部位でソースを変えてみて!

お肉と一言でいっても、それぞれの食肉にたくさんの部位があります。

鶏だけでも、手羽先、手羽元、むね肉、もも肉・・・。豚はスペアリブ、肩ロース、バラ肉、豚足、ミミガー・・・。牛はカルビ、ハラミ、ホルモン、すじ・・・。

お肉料理を唐辛子パワーで赤く、ピリッと辛く味付けるだけでも、韓国風が目と味で楽しめます。私は、チリソースもオススメ!生春巻きやチキンに合いますね。BBQや一品持ち寄りには、様々なお肉の部位と、いろいろなソースに頼りましょう。

すごく便利なチキンナゲット!

子どもたちが大好きなチキンナゲット・・・すごく便利な一品です!

そのまま焼いて食べてもよし、子どもはケチャップやバーベキューソース、おとなはチリソースやマスタードを付けて!

そして一番の最強メニューは、チキンナゲットをオーブントースターやBBQの鉄板で焼き、ヤンニョムチキンのソースで和えるだけ。ヤンニョムチキンのソースと合わせたときの変身ぶりをぜひご堪能ください。

簡単すぎてビックリしてしまいますが、どこにでも売っている、すぐ手に入る食材にちょこっと手を加えて子どももおとなもその場を楽しめるのが一番です! すごーくおいしいのでぜひ試してみて下さいね。

簡単手羽先ピリ辛ヤンニョムチキン

【材料】
・手羽先 5〜6個
◇塩こうじ 大さじ1
◇ヤンニョンジャン 大さじ1
◇ヤンニョムチキンのソース 小さじ1

【作り方】

1. ボウルに手羽先と塩こうじとヤンニョンジャンを入れて和える。

2.15分置く。時間があるときは前日に仕込んで冷蔵庫に入れておきましょう。

3.中火で3〜5分、ひっくり返して3分、余熱で3分。焦げ目が付き中まで火が通ったらヤンニョムチキンのソースを絡めて完成。

家のフライパンやBBQの鉄板によって火加減や火の通りが違ってきますので、焼き担当の方にお任せ!上手に焼いてくださいね。

子どもたちには塩こうじ浸けした手羽先を揚げたり焼いたりしてあげるといいと思います。BBQや持ち寄りパーティーの前日に仕込んでおくと、味がより染み込みお肉も柔らかくおいしさ倍増!同じ食材を使いながら、料理の過程で子ども用・おとな用に分けてみるのが時間短縮の方法です。

ヤンニョンジャンもBBQや一品料理にとても役立ちます

ヤンニョンジャンのレシピはこちら

スプーン1杯垂らすだけで料理が無敵になるヤンニョンジャン【レシピ付き】

おうちで作り置きしておくと便利でしょう。小さな瓶に入れて手土産に持って行くとたいへん喜ばれます。料理上手ね~と言われる一品です。ぜひこちらも愛用してみてください。

チーズもうまく使って!

辛さが苦手な人にはチーズのトッピングがオススメ。チーズが辛さをマイルドにしてくれますよ。

モッツァレラチーズとトマトとエリンギを鶏もも肉と炒めました。お肉はヤンニョンジャンとにんにくで味付け。火が通ったらヤンニョムチキンのソースで和えて完成。

パンに乗せて食べてもよし! ご飯の上にかけてもよし! 残った汁でリゾットもよし! BBQや持ち寄りパーティーでぜひ活かしてみてくださいね。