ピカピカ新米をさらに美味しく!広島の「ご飯のお供」で絶品おにぎり
田んぼが黄金色に染まる秋。9月末頃からあちこちで「新米」が登場しています。そのまま食べても美味しい新米ですが、新米をさらに美味しくする『炊き方のコツ』や、ゴハンがどんどんすすむ「ご飯のお供」をご紹介します。
お米は「素早く」「やさしく」洗うのがポイント!
農家的「ごはんのおいしい炊き方」は、素早く・優しく洗うのが最初のポイント。
お米は収穫した後に干したり、専用の乾燥機にかけたりします。これは、旨みを引き出す理由のほか、水分をある程度抜いて保存性を高めるためと言われています。
そのため、米をとぐ時に最初に触れる水分を一番吸うのです。「お米は最初に水に触れた瞬間に急激に水を吸います」と、炊飯器でおなじみの「TIGER(タイガー)」公式サイトでも紹介されています。
しかし、精米した後のお米には「ぬか」もついています。せっかく汚れを落とすために洗っているのに、その水を吸ってしまっては意味がない。最初の1~2回はできるだけ素早く洗って、水をすぐ捨てるようにしましょう。
また、お米をギュッと押さえつけて洗うとお米が割れてしまうこともあるため、注ぐ水の勢いや指先でササッと数回水を入れ替えながら洗えばOK。新米は古米に比べて水分を多く含みます。そのため、いつもよりお水は少し少な目にして炊きましょう。
広島菜で巻いた「めはりおにぎり」
広島には、「野沢菜(長野)」「高菜(九州)」と共に日本の三大菜漬けと呼ばれる「広島菜」があります。味わいは野沢菜に似ていて、シャキシャキとした歯ごたえが特徴。
広島人がこよなく愛する広島菜漬けは、ごはんのお供に最高です。
広島ではポピュラーな「めはりおにぎり」は、広島菜をおにぎりに巻いたもの。見た目もよく、広島菜の香りと塩分で食欲UP!
また、新米は冷めても硬くなりにくく、おにぎりにして食べるとその違いがよくわかります。
茎が太い部分は一度で噛みきれないこともあるので、少し小さめのおにぎりにして葉の先の方をメインに使って包むと食べやすいですよ。
瀬戸内海の恵み「ちりめんじゃこ」も、相性抜群
広島の海の幸「ちりめんじゃこ」も、ごはんとの相性バツグンです。
いわしの稚魚の中でも一番小さなサイズ「ちりめんじゃこ」は柔らかくて食べやすく、カルシウムなど栄養も豊富。
白ごはんのお供として、そのまま食べても美味しいですが、食べるラー油を混ぜるとよりゴハンがススム!さらにひと手間加えて、ちりめんじゃこをオーブンで10分程焼くと、カリカリになってより美味しくなるのでオススメです。
広島菜を刻んだものとちりめんじゃこを混ぜれば、おにぎりの具にも!
広島菜は葉先の部分を「めはりおにぎり」に使い、残りの茎の部分を刻んでちりめんじゃこと混ぜれば2つのごはんのお供ができちゃいますよ。
一度食べたら病みつき!かき醤油の海苔が絶品
広島で故郷の味として親しまれている「かき醤油 味付のり」。
牡蠣の旨みが凝縮された「かき醤油」で味付けされた海苔は、白ごはんにピッタリ。もちろんおにぎりにも。
海苔の旨みをたくさん味わいたいので、個人的には小さめに、たわら型のおむすびに巻いて食べるのがオススメです。
おいしい「藻塩」で塩むすび
広島特産の「藻塩」は少しまろやかに感じるおいしい塩。これを手につけて米をにぎるもよし、サラサラとしている塩なので、にぎった米にお好みでかけて食べるもよし。
おにぎりはとてもシンプルなものだけに、こだわりのお塩を使うと、その味の違いもよく分かり美味しく頂けます。ぜひお試しを。
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