白米に栄養をトッピング、わが子に食べさせたい「おむすび」

こんにちは、食育研究家の長島和美です。わが家の生活の中では「おむすび」がたくさん登場します。「おにぎり」とも言いますが、私は子どもと母親の絆を結ぶ「お結び」=「おむすび」と呼んでいます。「おむすび」は、子育て中の母親の忙しい毎日に、手軽にできて、消化吸収もよく経済的ですね。さあ、身近な「おむすび」に迫ってみましょう。

手作りのおむすびは、経済的で安心ですね。

３合のお米を炊くと１００ｇのおむすびが１０個できます。塩おむすびなら、１個当たりの材料費は約３０円です。防腐剤などの添加物も使いませんから安心ですよね。お財布に身体にも優しいですね。

わが家では、スポーツする息子（小学６年生と中学２年生）が二人いるのでエネルギー源になるごはんを多くに必要とします。中身の具や、ふりかけ、混ぜる具などを変えるだけで大活躍です。子どもの身体のためにも、おやつにも補食にもおむすびはいかがですか？

麦やアマランサスをトッピング

お米は、栄養的にも優れているようです。ほとんどの皆さんは白米を思い浮かべますよね。お米のなかでも玄米は理想の完全栄養食のようです。参考図書によると、玄米は私たちの身体が必要とする配合でタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルを持っていて、完璧な栄養バランスと機能バランスのようです。

参考図書：からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て・著書/大森一慧・サンマーク出版

しかし、母親が玄米を好きでもほかの家族があまり好まないのでは食卓も楽しくありません。また、食が進まなくなっては大変です。なかなか毎日玄米を食べるのは難しいとよく聞きますよ。

そこで提案です。白米を栄養アップするような商品、例えば、麦やアマランサスのような食物繊維やカルシウムなどがとれるものを一緒に炊いてみてはいかがでしょうか。白米の栄養アップです。

おむすびで立派な献立

お茶碗にもったご飯だと、おかずを数品添えたくなりますね。おむすびなら、味噌汁や漬物を用意するだけで立派な献立の完成です。実だくさんの味噌汁ならたくさんの栄養がとれますものね。

漬物もぬか漬けがおすすめです。玄米を白米に精米するときに出るのがぬか漬けのもとになる糠（ぬか）ですよ。ぬか漬けで玄米が白米に精米された時の栄養素を取り戻せると思いませんか？

手軽に健康、経済的「おむすび献立」出来上がり～！ですね。