いま、巷で話題になっているローゼルって知っていますか? こんなに可愛くて綺麗な植物がまさか食べられるなんてと驚きます。その赤い可愛い実の正体と女性にも嬉しい効果や食べ方の秘密に迫ります。

ローゼルって何?

ローゼルの旬は11月~12月初旬だそうです。最近は道の駅などの産直でもよく見かける様になりました。もちろん、乾燥させて使えばお料理だけでなく、冬の寒い日のホットなハイビスカスティーとしても楽しめます。

これから寒くなると、風邪をひきやすくなったり、体調を壊しやすい季節にもなりますね。ローゼルには季節の風邪対策にもおすすめなビタミンC、疲労回復の効果があるクエン酸も豊富に含まれているそうです。

【ハイビスカスローゼル】

ハイビスカスティーに入っている綺麗な赤い果実の正体がローゼル。あの酸味と美しい赤色はローゼルの特徴なんだそうです。

※ハイビスカスティー(ローゼル茶)にはいろいろな見解がある様ですが、妊婦さんがご利用の場合は助産師さんやお医者さまと相談して飲用されてください。

どうやって食べるの?

主に食すのは萼(がく)と苞(ほう)。酸味があって、生食もでき、生で食べるとかなり酸っぱいです。他にジャム、お酒、ゼリー、ハーブティーなど幅広くお料理に利用されます。


赤い所が萼(がく)と苞(ほう)。緑の所は種の部分。種は基本的に食べないそうです。緑の種を割ってみると可愛い種がいっぱい入っています。ちなみにすこしオクラみたいな粘りがあります。ローゼルのお花もとっても綺麗でオクラのお花に似ているそうです。

ローゼルの下準備は萼(がく)と苞(ほう)と種をわけます。ちまちま作業ですが没頭すると結構たのしいです。手が赤く色がついちゃうので嫌な方はビニール手袋とかをしてからのほうがオススメ。

ローゼルをつかったお料理

ハイビスカスローゼルジャム


甘酸っぱくて素敵な香りに包まれます。イチゴとラズベリーの中間の様な味わい独特のとろ〜りとした感じもクセになります。スイーツにはもちろん、お肉料理の付け合わせにも相性抜群!

塩ローゼル

ローゼルの塩漬けは沖縄などではメジャーの様です。雰囲気はカリカリ梅や柴漬けな感じ。カリカリした歯ごたえに酸っぱさに塩気がはいってヤミツキになりそう。箸休めやお漬け物としてもオススメ。そして、色がとっても綺麗!引き込まれそうな紅。おにぎりにいれると、とても綺麗です。

綺麗な色で可愛いだけじゃないたくさんの素敵なポイントがあるローゼル。ちょっと、珍しい植物のご紹介でした。

詳しいレシピなどはこちらをご参考にしてくださいね。【ローゼルジャム】と【塩ローゼル】