ナスの簡単レシピ2選!暑い日にぴったり
愛知在住フードライター瀬山野まりです。どんどん気温は高くなっており、水分だけではなくビタミンミネラルの摂取も気を付けたい季節になってきました。そんなときおすすめの食材がナス!
水分たっぷりのナスは体を冷やしてくれる暑い日にぴったりの食べ物なのです。汗ばむ日には積極的に食事に加えたいナス。そんなナスを使った簡単レシピをご紹介します!
ナスとズッキーニと納豆のオイスター炒め
ナスとズッキーニの相性は抜群です。オイスターソースを絡めることで納豆が苦手な人でも食べやすくなる簡単レシピをご紹介します。
コクのあるオイスターソースがしっかり絡むことで満足感があります。シソがふんわり香り、さっぱり上品な風味に。納豆の臭みはほぼ感じられず、食べやすくなるので納豆が苦手な人にもおすすめです。
【材料】(2人分)
ナス 1本
ズッキーニ 1/2本
納豆 1パック
シソ 1枚
ごま油 適量
☆オイスターソース 大さじ1
☆酒 大さじ1
☆納豆付属のタレ 1個
【作り方】
1.ナスとズッキーニをいちょう切りに、シソを細切りにする。
すぐに炒めるときはアク抜きは必要ありません。
2.ナスとズッキーニをごま油で炒め、納豆を加えて粘りがなくなるまで炒める。
3.野菜がやわらかくなったら☆を加えて絡め、火を止めてシソを混ぜ合わせて完成。
納豆の栄養も加わることで栄養価の高い主菜になります。ここに豚肉などの肉類を混ぜてもおいしいですね。オイスターソースの味が濃いので、ピーマンなどの苦味がある子どもが苦手な野菜を加えても良いと思います。
レンジで簡単!ナスの煮びたし
煮びたしというと時間も手間もかかる印象がありますが、電子レンジを使うと簡単レシピに早変わり。あと一品欲しい、というときにはおすすめです。
【材料】(2人分)
ナス 1本
おろし生姜 適量
ねぎ 適量(小口切り)
A ごま油 大さじ1
A めんつゆ(ストレート) 大さじ1
A みりん 小さじ1
A 醤油 小さじ1
A 酒 大さじ1
【作り方】
1.ナスを半分に切り、格子状に切れ目を入れて、乱切りにし、水に浸してアクを抜く。
2.(1)を5分~10分程度水に浸したあと、キッチンペーパーで水気を拭く。
3.耐熱容器に混ぜ合わせたAと(2)を入れ、ラップをふんわりとかけて電子レンジで5分加熱する。
4.器に盛り、おろした生姜と小口ねぎを乗せて完成。
ソバにかけてもおいしい!
「ナスの煮びたし」をソバにのせれば簡単に一食完成です。
そうめんもおすすめです。甘みある味わいなので、ご飯に載せてナス丼の簡単レシピとしても良いでしょう。もう少しさっぱりしたいときにはポン酢をかけても、また違った味わいが楽しめます。
ナスの保存方法や栄養は
ナスは水分の多い野菜のため、乾燥している場所では水分が蒸発し味が落ちます。また、好温性なので、冷やしすぎないように気をつけてください。冷蔵室の野菜室や、冷暗所でラップをするかポリエチレンの袋などに入れて保存し、2~3日で食べ切りましょう。
ナスは非常に水分の多い野菜で、水分は9割を超えます。塩分を排出する働きのあるカリウムを多く含むこともあり、暑い日に食べるのにおすすめの野菜です。食物繊維も多く含まれます。
また、色素の「ナスニン」が多いことも特徴です。ナスニンはポリフェノールの一種であり、抗酸化作用がある成分です。抗酸化作用によって活性酸素よる酸化を防ぐことで、血中のコレステロール値を下げる働きがあります。
ナスニンは皮に含まれているものなので、ナスニンを摂取したいときには皮ごと食べてください。
さいごに
ナスは油との相性が抜群で、炒め物や揚げ物にもぴったりな食材です。アク抜きもすぐに調理する場合はさほど必要になりません。
また、ナスは漬物でもおいしいものです。少し食べたいけど凝った調理をするのも面倒、というときには浅漬けがおすすめです。カットして塩で揉んでおいて10分から15分置くという簡単レシピでも食べられます。生姜などの薬味を入れるのもおすすめです。
さまざまな料理で活躍するナス。ぜひ暑い日にはナスを積極的に摂取してみてくださいね。
<お知らせ>
現在、東海ラジオ「タクマ・神野のど~ゆ~ふ~」(平日午前9時から正午放送)内の「教えてど~ゆ~ふ~」(月曜午前10時~)というコーナーに出演し、食をテーマにしたお話をさせていただいております。とても楽しい番組なのでよかったらぜひご視聴ください。
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