今回は、おやつとしてよく食べられている魚肉ソーセージ(以下、略してギョニソー)を使って、少しでも子どもの食が進むように、実証済みのパクパク食べちゃうアレンジレシピをご提案させていただきます。
「おやつは大好き、でもご飯の時間になると手を付けてくれない」「野菜が嫌い」「登校・登園時間が近づいているのに、朝ごはんをしっかり食べてくれない」…。食事の好き嫌いや、食の進みが遅いなど、小さな子どもがいる家庭では、そんな悩みは日常茶飯事ではないでしょうか。

ギョニソー蒸しケーキ 忙しい朝に!ホットケーキミックスと炊飯器を使って作業5分

登校・登園時間を気にしながら、準備してごはんを食べさせて…。忙しくしている時に限って、けさは子どもの食欲がないのか、なかなか食事が終わらない…なんて状態になると困っちゃいますよね。食事を残したまま切り上げてしまうと、途中でお腹が空いて体力・注意力不足になるし困ります。

そんな時におすすめするのは、「ギョニソー」を使った簡単蒸しケーキ。ホットケーキミックスを使いますが、甘すぎない仕上がりです。ギョニソーとコーンの組み合わせは子どもにもウケが良く、きっとパクパク食べてくれますよ。炊飯器で蒸し上げるので、作業時間はたったの5分!

【材料】(4人分)
魚肉ソーセージ 2本
溶き卵 1個分
コーン 50g
ホットケーキミックス 200g
牛乳 15ml
はちみつ 大さじ2

【作り方】
1.魚肉ソーセージは一口サイズに切る。

2.ボウルに(1)以外の材料をすべて入れて混ぜる。

3.(2)を炊飯器に入れ、(1)を最後に上から並べて、スイッチオン!

4.出来上がった後は、粗熱が取れてからカットします。

カットしたものを小分け冷凍にしておけば、必要な時にレンジで温めて食べられます(1切れにつき50秒くらい)。また、ソーセージ、コーンは、お好きな量や具材に変えてOKです。はちみつは、1歳半以下のお子様には入れないでください。

ギョニソー生春巻き 食感も楽しくて子どもが食べてくれた!

お野菜たっぷりなのですが、甘めのソースと生春巻きの食感で子ども受け良し。

野菜嫌いな子どもに、ギョニソーと野菜を巻いた生春巻きを出してみたら、驚くほどパクパク食べてくれた!という、実体験がありましたので、ここで紹介させていただきます!

【材料】(4個分)
魚肉ソーセージ 4本
生春巻きの皮 4枚
サンチュ 4枚
キュウリ 1/2本
スイートチリやマヨネーズなどお好みのソースやたれ 適量

【作り方】
1.魚肉ソーセージは1本を2/3と1/3に分け、1/3分を縦に薄切りにする。キュウリは千切りに。

2.生春巻きの皮を水にくぐらせ台の上に置くと数秒でやわらかくなるので、サンチュ・キュウリ・ソーセージ2/3分をのせて1回グルっと巻く。

3.1回目の巻き終わりに薄切りのソーセージを並べて、皮の両端を折り、最後まで巻く。これを4個分作る。

こんな感じになります。ちょっといびつですが…。皮は破れやすいですが、あまり気にしないで。

最後は、スイートチリやマヨネーズ等、お好きなソース・たれでいただきます。

ギョニソー入りスープのゼリー 嫌いなピーマンやニンジンも、楽しく食べてくれる

子どもが嫌いなピーマン・ニンジン・グリーンピース…。これらを全部入れたコンソメスープに、ギョニソーをプラス。それをゼリーにしてみると、楽しそうに食べてくれました!

こちらも実体験で、子どもたちに好評だったメニューです。ギョニソーが入ることによって、子どもが食べやすい味にまとまります。ゼラチンを混ぜて冷蔵庫に入れておくだけなので、作業時間は10分ほどでできちゃいます。

【材料】(3人分)
水 350ml
コンソメの素 1個

<スープの具材>
魚肉ソーセージ 1本(お好みの量)
ニンジン 1/4個
ピーマン 1個
グリーンピース 10g
むきエビ 20g

粉ゼラチン 5g
ゼラチン用の水 大さじ2
塩コショウ 適量

注:飾り用の食材は記載していません。

【作り方】
1.ニンジン・ピーマンは細かくきざむ。ソーセージも小さく切っておく。

2.粉ゼラチンは、大さじ2の水でふやかしておく。

3.鍋に水を入れ、沸騰したらスープの具材とコンソメの素を入れる。味が薄い場合は塩コショウで味を調える。コンソメスープが出来上がったら火を止め、(2)のゼラチンを入れよく混ぜて溶かす。

4.(3)の粗熱が取れたら容器に小分けして移し、冷蔵室へ。固まったら出来上がり。

前日に仕込んでおけば、翌日すぐに食べられてラクチンです。3日間はおいしく食べられます。夏場にピッタリのスープのゼリーは、冷たい麺に合わせるのもオススメです。

いろんな食材と相性が良いギョニソーは、困ったときのお助けアイテム

ギョニソーを使った3つのレシピをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。スーパー等でお安く手に入るし、おやつとしても人気が高いので、子どものおねだりでついつい買ってしまうアイテムですよね。

気が付けば冷蔵庫によく入っているギョニソー。いろいろな食材とも相性が良いので、子どもの食事で悩んだ時のお助けアイテムとして活躍してくれます。

今回紹介したレシピも、お役に立てることができれば嬉しく思います。ラクうま料理愛好家の大城恵でした。