「今晩のおかずが決まらない」「今日は時間・材料不足でおかずの品数が増やせない」「冷蔵庫におかずの残りが入ったまま…」。そんな日にうってつけの<まぜごはん>レシピを3つご紹介します。
10分あれば完成、そしておかずが少ない日でも、少しの具材で食卓がぱっと華やぐ簡単料理です。今晩のメニューにいかがでしょうか。

から揚げまぜごはん パルメザンチーズが隠し味

少しだけから揚げが残っている…なんてことがあればこんな料理はいかがでしょうか。パルメザンチーズのコクと風味が、から揚げとよく合う一品です。大人も子どももおいしく食べられますよ。

【材料】(2人分)
ご飯 お茶碗2杯分
鶏から揚げ 2~3個
コーン 50g
パルメザンチーズ 10g
塩 少々
オリーブオイル 少々

【作り方】

  1. から揚げを小さく切っておく。
  2. ボウルにごはん、から揚げ、コーンを入れ軽く混ぜる。
  3. (2)に、パルメザンチーズとオリーブオイルをほんの少し入れ混ぜ、塩で味を整える。

枝豆ときずしのまぜごはん 余りものの2つが相性抜群

「きずし」とは西日本での呼び方で、東日本では、主に「しめさば」と呼ばれるものです。枝豆ときずし、どちらもお酒のお供によく合いますが、残ってしまい、もてあますことはありませんか。

この二つを組み合わせてさっと作れるまぜごはんです。きずしの酸味と枝豆の塩気・食感でおいしく食べられますよ。きずしが苦手なお子様などには、枝豆だけでも十分おいしい!

【材料】(2人分)
ご飯 お茶碗2杯分
枝豆 少量パック1袋(冷えている物があればそちらを)
きずし 6~7切れ
カニかまぼこ 1本
塩 少々(必要ならば)

【作り方】

  1. きずし、カニかまぼこを小さく切っておく。枝豆は塩を効かせてゆでておく。
  2. ボウルにごはん、(1)と枝豆を入れ軽く混ぜる。
  3. 味を見て、しまりがなければ、塩で味を整える。

シャケと大葉のまぜごはん お弁当用のシャケと大葉をまぜるだけ

シャケをほぐしておにぎり…も良いけれど、他の具材と合わせることで、見た目もきれいなまぜごはんになります。お子様には大葉抜きでも。大葉がなければ、塩で絞ったキュウリとの組み合わせもオススメです。

【材料】(2人分)
ご飯 お茶碗2杯分
シャケ 1切れ
大葉 2~3枚
薄口しょうゆ 小さじ1
白ごま 少々

【作り方】

  1. 大葉は細かく切り、シャケは焼いてほぐしておく。
  2. ボウルにごはん、薄口しょうゆ、(1)を入れ軽くまぜる。
  3. 器に盛ったら上から白ごまをふりかける。

思い立ったらすぐできるのが、まぜごはんの良いところ!

アレンジ次第では、チャーハン風、炊き込みご飯風にもできるのが良いところ。炊き込みご飯って、お仕事帰りに急に食べたくなっても、すでに炊飯器の予約スイッチを入れてしまった場合は無理ですよね。

そんな時でもまぜごはんなら、白いご飯と具材を後からまぜるだけなので、急に思い立っても大丈夫! 嬉しいお助けメニューになります。具材が後なので、大人向け、子ども向けにも味付けを変えることができるのも良いところです。

作るのが面倒くさそうなイメージのまぜごはんですが、実際は少し具材があればすぐにできてしまう、超時短料理です。時間のないときに、ぜひ一度試してみてください。ラクうま料理愛好家の大城恵でした。