クレープが大好きで、食べ歩きのために本場フランスのブルターニュ地方にも何度か出かけたことがある料理研究家の松本葉子です。でも日本にはクレープ専門店は少ないし、かといってクレープを家で焼くのは結構難しい…。
そんな私の救世主がこのピカールのクレープとガレット。フランスの冷凍食品メーカーの製品ですが日本にショップができて通販もOKになりました。
これさえあれば、子どもたちのおやつから洒落たおもてなし料理まで、いつでも簡単に楽しめますよ!

大判の6枚入り!食べ応えがあってリーズナブル

まずは商品の紹介から。こちらが「クレープ」。正方形のパッケージに6枚入って2019年1月現在で627円。

パッケージはすべてフランス語表記ですが、裏には日本語の説明も貼られているので安心を

1枚が100円ちょっとというお値段ですが、直径が24cm程度あって1枚の重量は70g。ヨーロッパ産の小麦粉、卵、牛乳、砂糖、バターオイルなどが原料のもっちりした生地で食べ応えがあり、小さな子どもなら1枚だと多すぎるくらいです。

パッケージの中、クレープはこんなふうにプラトレイに入っています

砂糖は使われていますが、控えめな甘さなのでスイーツ系のアレンジだけでなく、ハムやソーセージ、料理などを包んでもよく合いますよ。

そしてこちらが「そば粉のガレット」。こちらも6枚入りで627円。パッケージは長方形で、ガレットは半分に折りたたんで紙トレイに入っています。

直径はクレープと同じく24cm程度ですが、原材料がそば粉、ゲランドの塩、ひまわり油のみとシンプルなので1枚の重量は50gとだいぶ軽いですね。

日本ではクレープというと小麦粉のイメージですが、その小麦粉のクレープの元になったのがこちら、ブルターニュの名物であるそば粉のガレットです。クレープの元祖といったところでしょうか。

フランスのクレープリーのメニューには小麦粉を使ったクレープとそば粉を使ったガレットの両方が載っていて、それぞれ1枚ずつ注文する人も多いですね。

ガレットは、小麦粉のクレープに比べるとざっくりした食感で素朴な風味。甘くない具材を合わせた「食事クレープ」に用いられることが一般的ですが、フルーツやクリームなどとも相性はいいですよ。

ピカールのクレープで作る簡単デザート3種

ピカールのクレープは、上質のバターと砂糖かはちみつを添えるだけでも十分おいしいデザートになりますが、身近な材料をちょい足しすることでぐっとバリエーション豊かに楽しめます。

プリン添え

クレープのアイスクリーム添えはレストランなどでもよく見かけますが、家庭では市販のプリンを添えるのもおすすめです。

市販のカスタードプリンと季節のフルーツを合わせてクレープに包んだり、もっと簡単にプリンカップをソース代わりに添えてもいいですね。

バトンクレープ

バナナを芯にしてくるくる巻いてはちみつをかけたクレープ

時にはクレープをくるくる巻いてバトンみたいな形にしてみましょう。ナイフで切ると、切り口がミルクレープ(クレープを重ねたケーキ)のようになっていて、また違った食感が楽しめますよ。

ジャムやはちみつ、あんこなどを薄く塗ってから巻くだけでもいいですが、ピカールのクレープの大きさを生かしてバナナを一本まるごと巻き込むのは一押し。

フルーツ添え

バターで焼いたクレープにオレンジを添えてみました

ミルクとバターの風味豊かなピカールのクレープとフルーツは相性抜群。リンゴや洋なしをコンポートにして添えてもいいですし、オレンジやメロン、桃といった汁気の多いフルーツなら、果肉をつぶしてソースのようにして添え、カットフルーツを飾ってみましょう。クレープは折りたたむとカワイイですよ。

ピカールの「そば粉のガレット」+冷蔵庫にあるものでおもてなしにも使える一皿が完成

焼き鮭とサラダ野菜

ガレットを折った中央に、適当にちぎってドレッシングで和えた野菜と前日の残りものの塩鮭をトッピング。スモークサーモンじゃなくてもおしゃれでしょ?

ベーコンと卵とチーズ

ガレットの定番ともいえる組み合わせ。ガレットの中央にベーコン、卵、チーズをのせて四隅を折り、オーブンで軽く焼きました。ベーコンの代わりにハムやソーセージでも。

四隅をおらずに作るとこんな感じに。

ピカールのクレープとそば粉のガレットならクレープパーティーも簡単!

朝食のパン代わりに、休日のブランチやおやつに、栄養をバランスよく簡単に摂れる夕食として…など、ピカールのクレープ、ガレットは、いろいろなシチュエーションで利用価値大。

子どもたちが集まる日やホームパーティなら、あらかじめ解凍しておき、上のアレンジで使ったような具材をいろいろ用意して、各自で好きなクレープを作って楽しむスタイルにするのもおすすめです。

本場フランス製のクレープとガレットを冷凍庫に常備してみませんか?