【さつまいも簡単レシピ】おかずにソテー!おやつに大学芋!旬の味覚をお手軽に
愛知在住フードライター瀬山野まりです。今回はさつまいもスイーツの定番・大学芋とさつまいもときのこのソテーの簡単レシピをご紹介します。甘くてほくほくしたさつまいもは子どもにも人気のある食材の一つ。お弁当にも入れられ、おやつにもおかずにもなる使いやすいさつまいもはぜひ旬のこの季節にたくさん料理してみてください。
フライパンだけの大学芋簡単レシピ!
【材料】(2人分)
さつまいも(大) 1/2本
砂糖 大さじ2
醤油 小さじ1
白ごま 適量
【作り方】
1.サツマイモはスティック状にカット。
火が通りやすいようにスティックにしましたが、小さ目の乱切りでも構いません。
2.フライパンに焼き揚げできるくらいの油を入れて加熱し、(1)のサツマイモを入れる。
3.火が通ったら砂糖を加えて少し加熱し絡め、仕上げに醤油を入れる。
4. (3)を皿に盛って白ごまを振って完成。
<ポイント>
お手軽大学芋スティックです。少し焦げてしまってもカリっとしておいしくお手軽なおやつにぴったりです。少し塩を振るのもおすすめです。皮は付けたままにしましたが、剥くかどうかはお好みでどうぞ。
砂糖を入るとぶくぶくと水が沸騰したようになりさらりとしていますが、加熱を止めるとすぐにどろりと固まっていきます。
常備菜として冷凍する場合は、一食分ずつ小分けにして冷凍すると便利です。
サツマイモときのこのバター醤油焼き
【材料】(2人分)
さつまいも(大) 1/2
ブロックベーコン 2cm程度
しめじ 1/3株
マッシュルーム 3個
バター 適量(約20g)
醤油 小さじ1
【作り方】
1.さつまいもは乱切り、ベーコンはさいの目切りにする。きのこ類は石づきを取り、マッシュルームは1/4にカット、しめじは一本ずつ分ける。
さつまいもはカットしたあとレンジで2分ほどチンしておくと、加熱が足りず固いということはありません。
マッシュルームやしめじは水で洗うとうま味や風味が落ちてしまいます。おがくずなどが気になるようであれば直前にさっと水に通すくらいにしてください。マッシュルームの表面は剥いても剥かなくても構いません。
2.フライパンにバターを入れ中火にかける。バターが溶けたらさつまいもを入れて炒める。
3.(2)のさつまいもに火が通ったらベーコン、しめじ、マッシュルームを入れて炒める。
4.具材に全てに火が通ったら醤油を回し入れて完成。
<ポイント>
食べるときにオールスパイスなどのスパイスをかけてもよく合います。
また、こちらも常備菜にすることは可能です。さつまいものように食物繊維が多いものは加熱しないまま冷凍保存をすると食感が大きく変化する可能性があります。さつまいもを常備菜として冷凍する場合は、加熱をしたうえで保存しましょう。
さつまいもは水につけなければならないの?
さつまいものアクを取り除いたり、変色を防いだりするために水につけることは有用です。アクにはえぐ味があり変色もしやすいため水につけるとおいしく美しい仕上がりになります。煮物などは味を染み込みやすくするためにも、水につけた方が良いでしょう。
しかしさつまいもから出る白い液体は有害ではありません。ヤラピンという成分が含まれ、便秘を改善する働きがあります。そのためすぐに炒め物や揚げ物などに使う場合はあえて水につけなくても良いでしょう。
サツマイモの切り口から出る白い液体はどんな働きがあるのですか(農林水産省)
さつまいもの選び方と保存の仕方
さつまいもは色が濃くて張りがある、太い紡錘形のものがおすすめです。黒ずんでいたりぼこぼことして張りがなかったり、極端に細長かったりするものは避けましょう。
保存する場合は寒さや乾燥に弱いので新聞紙などに包み冷暗所に置いてください。使いかけのものはラップで巻くか、封ができるプラスチック袋に入れて野菜庫で保存し、出来るだけ早く使い切ってください。
まとめ
さつまいもはほくほくとおいしく寒いときにはぴったりの食材です。加熱によって糖度が増すものなので、じっくりと加熱する煮物や蒸し物では濃厚な甘さがありおいしいですよね。揚げても焼いても煮ても蒸してもおいしいさつまいも。旬の今の時期、ぜひたくさん食べてくださいね。
<お知らせ>
現在、東海ラジオ「タクマ・神野のど~ゆ~ふ~」(平日午前9時から正午放送)内の「教えてど~ゆ~ふ~」(月曜午前10時~)というコーナーに出演し、食をテーマにしたお話をさせていただいております。とても楽しい番組なのでよかったらぜひご聴取ください。
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