北海道札幌市在住のどさんこシングルマザー・三柴千果です。今回は、子供と一緒に作れるほど超簡単なパラパラチャーハンの作り方をご紹介します。休日の朝ごはん、昼ごはんにぜひ作ってみてください!
北海道の10月は、肌寒いを通り越して寒い季節です……。少しひんやりしたキッチンでごはんの支度をするのは、かなり億劫になってくるんですよね。
休日くらい、料理はパパッと済ませて暖をとりたいもの!そんなときはできるだけ早く、そしてできるだけ楽しく簡単に作れる料理『チャーハン』がもってこい! 定番料理ですが、子供にも人気のメニューです。でも、なかなかパラパラに作るのは難しいんですよね。

どさんこ流は、とうもろこしが定番!

チャーハンの具材は無限大!あなたの家庭では、どのような食材を使っていますか? どさんこである私は、とうもろこしを入れるのが定番です。息子はとうもろこしが苦手なのですが、チャーハンに入っていると嫌いなものでも食べられるようになるんです。

過去のとうもろこしの記事はこちら
【とうもろこしのきれいな食べ方】どさんこ流は2列はずして親指で一気に倒す

また、ハムや焼豚ではなくベーコンなのは、息子が好きだから。嫌いな食べ物を少し入れても、人気の高いメニューであるチャーハンは、好き嫌いの多い子供にもピッタリですよ。

【材料】
ごはん 2杯分
卵 2つ
ベーコン 適量
レタス 適量
とうもろこし 適量
塩 少々
こしょう 少々
醤油 少々
中華だし(ウェイパーなど) 小さじ1/2を少量のお湯で溶く

パラパラに作るコツ!秘密はTKGにあり

パラパラなチャーハンを作りたくて、いろいろな作り方を試している方も多いのではないでしょうか。私も、『世界一美味しいチャーハンの作り方』(日本文芸社)という本を購入して研究をしました。

この本には、中華鍋に多めの油を入れ、ヘラでご飯を潰しながら炒め、最後まで強火で!というチャーハンを美味しくする極意も書かれていますし、さまざまな具材を使ったアレンジ方法が書かれているので、自分の好きな味を見つけるのに役立ちますよ。

チャーハンをパラパラにする方法としてよく挙げられるのが、卵かけごはんを作るもの、ごはんを水でササッと洗ってぬめりを取るもの、ごはんに少量のごま油やサラダ油を混ぜるもの、フライパンに溶き卵を入れてすぐにごはんを投入するものなどがあります。

どれも簡単にパラパラチャーハンを作れるのですが、おすすめは卵かけごはん(TKG)を作る方法です。食材を切っている間に、子供に「ちょっとごはんと卵を混ぜて」とお願いするだけでできるからです。小さな子供でも包丁を使わない作業なので任せやすいですよ。

卵を2つ使うことで鮮やかで豪華に見えるチャーハンに!

ごはんをパラパラに仕上げるコツを紹介した後は、ベーコンとレタスのパラパラチャーハンの作り方を細かく紹介していきます。

【作り方】

1.卵かけごはんを作る(ごはんが冷えている場合は温めてから!子供に任せてもOKです)。

2.具材を用意し、フライパンに残りの溶き卵を入れてスクランブルエッグを作ります(火力は最後まで強火がおすすめ)。

3.レタス以外の具材を入れて炒め、卵かけごはん、塩こしょう、お湯で溶いた中華だしを入れてさらに炒めます(ベーコンが入っているので、味付けは気持ち薄めでもおいしいですよ)。

4.レタスを加え、すべてをフライパンの奥に寄せたら、空いている部分に醤油をたらして焦がし醤油を作り、すべてを混ぜ合わせて完了です。

このチャーハンのポイントは、卵かけごはんを作ることでごはんに卵のコーティングをしてパラパラになりやすい状態にすること、スクランブルエッグを作って卵の黄色い色合いを残して見た目も美味しく作ることにあります。

レタスのシャキシャキととうもろこしのぷちぷちとした食感なので、食べるのも楽しくおいしいチャーハンですよ。

味付けも手間がかかるのは中華だしをお湯で溶くことと焦がし醤油を作ることくらいなので、手軽ですよね。

子どものお手伝いポイントは

卵かけごはんを最初に用意するだけで簡単にパラパラなチャーハンが作れます。子供には卵とごはんを混ぜるだけでなく、レタスをちぎる、卵を割る、とうもろこし缶の水を切るなど、小さなお手伝いポイントもあるので、少しずつ任せる量を増やしていくのもありかもしれません。

料理に関わる時間が増えれば、食に関する興味も高まりますので、小さなことでもお手伝いしてもらうのがおすすめですよ。手伝う楽しさと食べる楽しさを知ればチャーハンが子供の大人気メニューになるかもしれません。ぜひ、お休みの日に子供と一緒に簡単チャーハンを作ってみてくださいね!