アンニョンハセヨ! 埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家・在日コリアン3世の李亜民です。お中元でいただいたそうめんがまだ余ってる! なんてことがありますよね。今回のおすそ分けは、そうめん活用アレンジです。韓国風でレパートリーを増やして、パパや子どもたちの「え〜またそうめん?飽きた〜」の声をひっくり返しましょう。

かんたん!ゴーヤーチャンプルーと混ぜるだけ

夏にゴーヤカーテンで涼しく〜と、毎年窓につり下げるおうちもあると思います。ゴーヤーが実り、たくさんできたーと喜ぶものの、なかなか消費できないなんてことも。

そのゴーヤーを使った料理といえば、ゴーヤーチャンプルーが代表的。そうめんと合体させて、韓国風ゴーヤーそうめんチャンプルーはいかが?

そうめんが長いときは、はさみを入れて食べやすくしましょう。苦みのあるゴーヤーもそうめんと合わせると、子どもたちも食べてくれますよー! 大人と子どもで楽しめる料理に変身です。

そうめんを入れると味が薄くなりやすいので

・焼肉のタレ
・ダシダ
・ヤンニョンジャン

この3点が味付けにおすすめです! 韓国風に大変身。にんにくもすりおろして入れるとよりおいしいです。

焼きそうめんレシピ

そうめんをつゆにつけたりかけたりと、食べ方がいつも同じだと飽きられてしまいますね。そんなときは方向転換が大事。焼いてみましょう!

▼材料
・ゆでて余ったそうめん 5〜6個
・かつおぶし 1袋
・めんつゆ 20ml
・ダシダ 少々
●ごま油 少々

▼作り方
1.ゆでたそうめんを一度水洗いしてほぐす。

2.そうめんの水を切って、かつおぶし、めんつゆ、ダシダを入れて絡める。
3.フライパンにごま油を少し多めにひき、(2)をうすくカリッと両面焼いたら完成。

さらにかつおぶしをかけて食べてもよし。
あつあつの焼きそうめんの上で踊るかつおぶしを見て“うねうねダンス”と子どもが喜びます。

外はカリッと中はもちっとしておやつ感覚。味が薄かったらヤンニョンジャンを垂らしたり、子どもたちにはふりかけをかけてあげてもおいしく食べられます。

豆乳でヘルシーカルボナーラなんていかが?

そうめんの原料は主に小麦。パスタも同様。つまり、パスタソースにそうめんを絡めて食べてもおいしいんです。洋と韓のコラボレーション「豆乳ヘルシーカルボナーラのキムチ乗せ」。発想も面白いですよね!

カルボナーラだけではなくミートソースやナポリタン、タラコソースでもOK。でも、豆乳カルボナーラのキムチ乗せが一番おすすめです!

パスタソースににんにく増しもおいしいです。イタリアンもにんにくをよく使いますね。韓国もにんにくは国民的英雄野菜! にんにくをお好みの量で楽しんでみてください。

子どもがおかわりする!あたたかい汁もおすすめ!

我が家ではあたたかい汁にそうめんを付けて食べるのが大人気。いいお肉をちょっと買ってダシを取りながら、きのこ多めの汁を作ります。

ベースはめんつゆ。にんにくをちょこっとすって入れます。甘みを出すのに玉ねぎやねぎもとろっとするまで煮込んだりして作ります。

牛肉+ねぎもりもりもマシッソヨ!

何度もそうめんをつけると汁が薄まってしまうので、そんなときはヤンニョンジャンの登場です! キムチを入れるのもおすすめ。ヤンニョンジャンレシピは過去の記事をご覧ください

スプーン1杯垂らすだけで料理が無敵になるヤンニョンジャン【レシピ付き】

豚肉に、ほうれん草や小松菜の汁を合わせてもおいしいです。残った味噌汁をめんつゆでのばして作ると時間短縮ですよ。

コチジャンやヤンニョンを活かすのもあり!

あたたかい汁に付けて食べるだけでもおいしいですが、大人はコチジャンを溶きながらピリッと辛い汁を楽しむのもコツ。青とうがらしを刻んで入れるとまたまたおいしいです。

キムチを作って友人のお店に持って行ったら、残ったヤンニョンで仕上げてくれたのがこの超絶的な食べ方「ヤンニョンそうめん」!

ヤンニョンにカボスジュース、めんつゆ、しそを絡めてねぎを盛ってくれました!

食べ方いろいろ。来年もお中元のそうめんを期待しています!笑。もちろん、おうちで本格流しそうめんもいいですけどね!