福井名物ソースカツ丼を家庭で再現してみた【8月5日は、パン粉の日】
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石川県金沢市のお隣にある河北郡在住の北陸家庭料理研究家・大象みかです。福井のカツ丼は卵でとじるカツ丼ではなく、ソースカツ丼が一般的です。「秘密のケンミンSHOW」でも、福井県・長野県・群馬県のソースカツ丼の違いについて取り上げられたことがあります。福井のソースカツ丼を家で作ってみて、アレンジ料理としてカツサンドを紹介します。
福井のカツ丼って、どんな感じ?
たべぷろでは以前にもソースカツ丼について紹介しています。
福井で進化したソースカツ丼、歩きながら食べられる「サバエドッグ」
福井県にはソースカツ丼を提供している店が何軒もあり、福井県内に支店もたくさんあります。ヨーロッパ軒、レストランふくしん、小川屋などが有名です。石川県の人もソースカツ丼を食べるために福井県へ行くほど人気があります。
筆者はヨーロッパ軒へ食べに行ったことがあるのですが、ボリュームがありながら、おいしいソースの味であっさりと食べられると感じました。パン粉も細かいものを使っていて、トンカツを揚げてからソースをひたしてあるので、味がしみ込んでいて、何年たっても記憶に残るおいしさです。ご飯にもソースがかけてあり、ソースだけでもご飯が進みます!
「あの味を家庭で再現して何度も食べたい!」と考えて、今回福井のソースカツ丼を作ってみることにしました。子どもから年配の方にまで好まれる味なので、皆さんも作ってみてくださいね。
さて、8月5日はパン粉の日です。神奈川県横浜市に本社を置き、日本を代表するパン粉のメーカーであるフライスター株式会社がパン粉を使った料理を広くPRするために制定しました。日付は8と5で「パン(8)粉(5)」と読む語呂合わせから決められました。
パン粉を使った代表的な料理でもあるトンカツを揚げて、ソースカツ丼を作ってみましょう!
福井のソースカツ丼のレシピ
<材料・2人分>
・豚ロース肉 220g
・パン粉 適量
・小麦粉 適量
・卵 1個
○ウスターソース 大さじ5
○みりん 大さじ4
○醤油 大さじ4
○砂糖 大さじ2
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<作り方>
1.○の材料を鍋に入れ、沸騰したらすぐに火を止めます。
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2.豚ヒレ肉を1~1.5cmのやや削ぎ切りにします。1人分が6枚くらいになるように切ります。
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3.豚ヒレ肉の両面に塩コショウを振ります。
4.卵を溶き、小麦粉、卵、パン粉の順にまぶします。パン粉は粒が細かいものの方があっさりとしたカツ丼になるのでおすすめです。衣は薄めにつけてくださいね。
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5.180度の温度できつね色になるまで揚げます。
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6.どんぶりにご飯をよそい、ソースを大さじ1程度かけます。
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7.トンカツの両面をソースにさっとつけてから、どんぶりに盛るとできあがりです。
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福井のソースカツ丼を味わってみよう!
できたてアツアツのうちに味わってみてください。カラッと揚がったカツに甘辛いソースがしみて、かみしめるとじゅわっとおいしさが口いっぱいに広がります。豚ヒレ肉も軟らかくて、硬いものが苦手な方でも食べやすいです。
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パン粉も細かめのものを使い、衣も薄くつけてあるので、軟らかく食べやすさを感じます。実はパン粉選びも重要なんですね!
ソースのかかったご飯も絶品です。ソースはウスターソースをベースにしていますが、甘みのあるソースにしています。そのため、角のないまろやかな味に仕上がっています。
カツサンドにアレンジするとお弁当にもピッタリ!
カツは多めに揚げておくと、カツサンドにもアレンジできますよ!
4枚切りの食パンを半分に切って、中に切れ込みを入れます。中にカツを挟むことを考えて、食パンの中に丸めたアルミホイルを入れて、食パンをトーストします。その後、アルミホイルは取り除いてくださいね。
そうするとポケットパンが作れます。パンの中に千切りキャベツとソースをつけたトンカツを挟みます。簡単にカツサンドができあがりました。
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ご飯に合うソースカツですが、なんとパンにも合うんですね。香ばしいトーストしたパンにウスターソースがしみたカツを挟むと、どんどん食べられます。サクサクとキャベツの歯ごたえもカツと合っています。
朝食にもいいですし、子どものお弁当にもよさそうです。ボリュームがあるので部活動のある中・高校生のお弁当にもピッタリですね。
そんなに難しくないので、8月5日のパン粉の日にはぜひ、福井のソースカツ丼を作ってみましょう。ソースはあまったらエビフライなどにも使えます。また、福井にお越しの際には、本場のソースカツ丼も味わってみてくださいね。
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