食べられる金箔で華やかに♪ バレンタインのチョコがけクッキー【レシピ付き】
石川県金沢市のお隣にある河北郡在住の北陸家庭料理研究家・大象みかです。さて、日本の金箔の生産量の98%以上が金沢で作られていると言われています。金沢の街中でも金箔を乗せたソフトクリームなどが売られています。
今回はバレンタインに向けてハート型のクッキーを作り、チョコレートをかけて、食用金箔をパラパラとのせて飾ります。クッキーの型抜きは簡単なので、お子さんと一緒に休日に作ってみましょう。
金沢の食用金箔とは
「えっ、金箔って食べられるの?」と考える方も多いでしょう。なんと食用金箔というものが金沢のお土産屋さんなどで売られています。安全性を追求し、食用専門に作られたものなのでご安心を。
コーヒーに浮かべたり、ケーキのトッピングにも使ったりします。今回、バレンタインデーに向けてハートのクッキーを焼き、チョコレートをかけて、食用金箔で華やかにトッピングしてみようと思いつきました。日頃お仕事でお疲れのパパのために、お子さんと一緒に手作りしてみませんか?
「なぜ、金沢は金箔が盛んな街なのか?」についてですが、金沢の気候や風土が関係したと言われています。金沢は湿気が多く、良質の水に恵まれているので、製箔業が盛んになったのだとか。
金箔は静電気が起きやすく、そのためには適度な湿度が必要になります。そして、金箔を箔打ちする時に使う箔打紙を作るのに良質の水が欠かせません。ということで金沢の気候や風土が金箔作りに向いていたということです。
参考サイト:
食用金箔 – 製品のご案内 今井金箔
金沢箔について – 金沢の金箔屋なら金箔屋さくだ
金箔の歴史 金沢箔について – 箔一 HAKUICHI
チョコクッキーのレシピ
【材料】(約50枚分)
薄力粉 230g
バターかマーガリン 100g(今回はマーガリンを使っています)
砂糖 80g
卵 1個
バニラエッセンス 少々
板チョコ 1枚
食用金箔 少々
【作り方】
1.ボウルに軟らかくしたマーガリンと砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。その中に、割りほぐした卵を少しずつ入れ、バニラエッセンスを数滴加える。
2.(1)にふるった薄力粉を加え、木べらで混ぜ合わせ、ひとまとめにする。生地をビニール袋に入れてめん棒で5mmくらいの厚さに伸ばし、冷蔵庫に30分ほど入れておく。
生地が軟らかいので冷蔵庫で冷やすと少し硬くなり、型抜きがしやすくなります。
3.ハートの型で抜いて、オーブンの天板にクッキングシートを敷いて並べ、予熱をして170度で焼く。
ご家庭のオーブンによって焼く時間は違いますが、今回は約30分焼きました。型抜きは子どもも手伝えますね。
焼けたクッキーはいったん冷ます。
この後、チョコがけをするので、チョコが固まりやすいようにクッキー自体を冷やしておく必要があります。
4.板チョコを刻み、ボウルに入れ、約50~55度のお湯を入れたボウルで湯煎をする。
この時、チョコを入れたボウルにお湯が入らないように注意しましょう。
5.クッキーにチョコをかけて、食用金箔を散らしたら出来上がり。
チョコクッキーは加賀棒茶とも合う!
クッキーは意外と家にあるもので簡単に作れます。パッと思いついた時に作れるので、休日にお子さんと作ってみてくださいね。ホットケーキミックスとマーガリンだけでも作れます。
今回のクッキーは甘さ控えめにしてあるので、甘いものが苦手なパパにも喜ばれそうです。食べてみるとあっさりしていて、チョコ部分が少し甘くて、バランスのよいクッキーに仕上がりました。
カリッと硬めのクッキーが好きな方は長めに焼くといいですね。オーブンを開けて色を見ながら好みの硬さに焼くことをおすすめします。
20分くらいだと軟らかめのソフトクッキーになります。オーブンがない場合は、トースターでも作れます。
70代の筆者の母に味見してもらったところ、「チョコクッキーは加賀棒茶と合う!」そうです(笑) 温かい加賀棒茶でもいいし、紅茶やコーヒーとも相性がよさそうです。
加賀棒茶の記事はこちら
和食のデザートに、加賀棒茶ゼリーの作り方とおいしい食べ方【レシピ付き】
休日に簡単でかわいいハートのクッキーを作ってみよう!
人気のかわいいハートのクッキーが安く、大量に作れるレシピを紹介しました。50個ほど作れるので、お子さんの友達に贈る「友チョコ」にもいいかもしれませんね。食用金箔でデコレーションすると、一味違ったクッキーに仕上がります。
ぜひ皆さんも簡単でかわいいハートのクッキーを作ってみてください。
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