アンニョンハセヨ!埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家・李亜民です。今回はアボカドを韓国風にアレンジするおいしい食べ方をおすそ分けしたいと思います。
幼稚園の年長さんの次女が窓の外を見ながら屈伸運動。「見て見て〜お外が動いてる」・・・彼女が動いているんだけれども(笑)。一年中出回っているアボカドも、わたしたちの視点を変えたらもっとステキになれるのかも!

ファルシーとは詰め物料理のことです

かぼちゃのファルシー

「ファルシー」って聞いたことありますか? 詰め物料理のことです。一般的に知られているのは肉詰めピーマン。野菜に詰めるのもあれば皮に詰めるのもあり!上の画像のかぼちゃのファルシーは皮も食べられるので中の種とヘタ以外全部食べられちゃいますね。

トマトのファルシー

他にもトマト、きのこ、かぶ、パプリカ、丸ズッキーニ、ナス、イカなどなどなどいろんな食材で楽しむことができます。

アボカドを生で?加熱で?どう楽しむ?

熟すと甘みがありねっとりしたアボカドの食感を生でシンプルにデザート感覚で楽しむのもいいですが、ちょっと手を加えてお洒落に食べるなら加熱調理したファルシーがおすすめ。一年中出回っているからこそいろんな食べ方で楽しみたいですよね。

普段はサラダやディップ、パンに挟んだりして食べますよね。たまには少し変わった食べ方にチャレンジしたいと思う方手をあげて!ファルシーにしてお洒落感増し増しでいただきましょう。

やわらかくなって食べごろのアボカドをくり抜いて皮のお皿を作りましょう。捨てちゃうものを活かすのも料理の楽しみどころです。

韓国風アボカドファルシーのレシピ

<材料>
・豚ひき肉 100g
・アボカド 1個
・ミニトマト 3〜4個
・キャンディーチーズ 3〜4個
・レモンの絞り汁 少々
・ダシダ  少々
◇ごま油 少々
◇ヤンニョンジャン 少々
◇とろけるチーズ  1枚

<作り方>
1.熱したフライパンにごま油を引き豚ひき肉をヤンニョンジャンで炒める。塩こしょうでも可。
※ヤンニョンジャンのレシピ はこちら
スプーン1杯垂らすだけで料理が無敵になるヤンニョンジャン【レシピ付き】

2.アボカドは半分に切り種を抜いて中身をボウルに全て取り出す。
3.ミニトマトとキャンディーチーズを小さく刻み(2)に入れる。

4.(3)に(1)とレモン汁とダシダを加えて軽く混ぜてアボカドの皮の中に入れる。
5.チーズを乗せてオーブントースターで5分焼いたら完成。

アボカドはスプーンでくり抜きながら食べやすい大きさに調整しましょう。ミニトマトは赤、黄色、オレンジといろんな色を混ぜると可愛いです。いろいろ食材とダシダで味付け!皮をお皿におうちファルシーをご堪能ください。

詰める中身が残ったらもう一品楽しめちゃうのがいい!

余ったら存分に次の一品に活かしましょう。もう一品他の食材で作るとなると大変です。マヨネーズを混ぜてディップで楽しむのがいいでしょう!

最近はたくさんクラッカーの種類も増えて何にしようか迷ってしまうくらい!そんなときは順番に試すのも楽しいですね。

もちろんアボカドファルシーもそのまま食べてもよし!リッツに乗せてもよし!子どもたちも自分で乗せて食べると食の楽しさが増します。

かんたんアボカド納豆キムチにも!

アボカドがやわらかくなりすぎて色が変わっちゃった〜なんてことも多々ありますね。そんなときは納豆のパワーを借りましょう。アボカドの色が変わってしまったのも納豆の茶色がカバーしてくれます。

アボカド納豆とキムチの組み合わせも最高!キムチを混ぜると全て韓国風。カクテキとも混ぜました。ところどころカクテキの食感が楽しめます。

アボカド納豆と白菜キムチはご飯の上にかけました。アボカドのまろやかさと納豆のネバネバ、キムチのピリッと感がマッチします。

韓国風アボカド丼!しょうゆorヤンニョンジャン

鶏肉&アボカド丼。ヤンニョンジャンと柚子こしょうで味付けしました。アボカドはわさびじょうゆでよく食されますよね。ヤンニョンジャンもしょうゆで作っているのでアボカドに合います!

ヤンニョンジャンは無敵アイテム!作り置きしとくとすごく便利です。

柚子こしょうはお好みで!いつも写真だけで味をお届けできなくてすみません。笑

固いアボカドは絶品アボカドタルタルソースに変身させよう!

最後までお読みいただいた方には最強特典!今回はアボカドタルタルソースもご用意しましたよ。ゆで卵、マヨネーズ、アボカド、たまねぎ、レモン汁、サムジャン(にんにく味噌)を隠し味に入れて混ぜるだけ。

サムジャンの記事はこちら
お肉が絶品に!韓国の万能味噌サムジャンの使い方【レシピ付き】

固いアボカドを剥いてしまいもったいないな〜と思ったらタルタルソースで食感を楽しみながら食べるのも一つです。今日からアボカドマスターですね。