アンニョンハセヨ!埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家のライターで、5歳と6歳の年子の娘を育てる李亜民です。10月、11月にお誕生日を迎えた娘たち。年子なだけあって、3〜4年前は本当に大変でした。そのころ、わたしを支えてくれたのが“万能シリーズ”たち。万能だれのヤンニョンジャン、万能だしのダシダ、そして万能味噌のサムジャン。今までたくさんおすそ分けしてきましたが、サムジャンはわたしの中で一番のおすすめかもしれません。サムジャンにどれだけ助けられたことか!みなさんもぜひ助けられてください!笑

一品料理に困らない!

サムジャンをおすそ分けしたおうちからよく言われるのが、「どんなお肉にも超絶合う」という言葉。BBQに持って行くと、牛、豚、鶏肉と何にでも合うすぐれものです。それはおうちごはんでも言えること。お肉だけではなく、野菜にも魚介にももちろん合います。

一口食べればとりこになるサムジャン。大人気の調味料です。夕飯のおかずが一品困らなくなるだけで、本当に助かりますよね。サムジャンを味方に付ければ、「料理うまいね〜」とどこに行っても言われますよ。

サムジャンを和えて砂肝とにんにくの炒め物に。おつまみに最適!お酒がすすみますね。

以前ご紹介したテンジャンやコチュジャンの記事にも書きましたが、ジャンと付くものはお肉に合います。

テンジャンの記事はこちら
冷蔵庫に韓国味噌やコチュジャンが余っていたら肉詰めピーマンに!【レシピ付き】
コチュジャンの記事はこちら
残った味噌汁は韓国風に!コチュジャンの上手な使い方【レシピ付き】

韓国のりにご飯とお肉を乗せてサムジャンを付けて巻いて食べると、モランボンの焼肉屋さんにでも行ったかのように思えるでしょう。

サムジャンはサムが包む、ジャンが味噌です。焼肉屋さんや韓国料理屋さんで葉物を注文すると、一緒に登場する甘辛味噌。サンチュやレタスだけではなく、韓国のりや大根にも巻いて食べてみてくださいね。

とにかく野菜にも合う!

きゅうりに付けるのがいちばん無難。エシャロットに付けても最高です。いろいろな野菜スティックでお楽しみください。旬の大根をスティックにして付けるのもいいです。マヨネーズと1:1で混ぜると、子どもたちと一緒に楽しめます。

ちょっとオシャレにアボカドでも挑戦してみてください。サムジャンとマヨネーズを混ぜて付けて食べるのもよし、もっとアボカドを四角くコロコロサイズに切って、和えてサラダにしてもおいしいですよ。

ただ煮物の上に乗せるのもGOOD!温野菜にも付けて食べるのもオススメです。野菜不足が一気に解消されますよ。さぁ、今夜のおかずは冷蔵庫に余ってる野菜を蒸し器に並べましょう!ただ、サムジャンを付けて食べるだけ。かんたんで助かりますね。

サムジャンはスーパーで買えるんです!緑の容れ物を探してみよう!

サムジャンはスーパーで買えます。イオンやスーパーのベルクにも置いていることがあります。カルディにも、この緑の容れ物を探しに行ってみてくださいね。

探しても探してもない方は、おうちで作れるのでご安心ください。コチュジャンとテンジャンを混ぜれば、サムジャンになるのですから。でも、テンジャンもなかなか一般家庭で持ち合わせていないと思いますので、お味噌汁に溶く味噌でどうぞ。

万能味噌サムジャンのレシピ

▼材料
・コチュジャン
・テンジャン(おうちにある味噌でも)
・砂糖
◇にんにく  2かけら
◇ごま油 少々
◇ごま 少々

▼作り方
1.コチュジャン&テンジャン&砂糖は1:2:1(50g:100g:50g)
(辛いのが好きな方、甘辛いのが好きな方は砂糖を調節してください)

2.1ににんにくのすったものと小さく切ったものを入れる。にんにくを2パターンにするのがポイント!にんにくの粒が大きければ大きいほど、より食感を楽しめますが、味噌に漬かるまでの時間もかかります。

3.ごまとごま油も入れてよく混ぜたら完成。

わたしは味噌ににんにくを漬け込んでるので、「にんにく味噌」と呼んでいます。おばあちゃんはにんにくを切らずに、粒をそのままゴロゴロ味噌に漬けていました。熟成するまでに2週間以上かかるので(大きさにもよりますが)、楽しみに待っていたのを覚えています。

おばあちゃんから教わった数々の韓国家庭料理。みなさんにシェアできて、すごーく楽しいです。

わたしはおうちで3kgほどサムジャンを作り置きします。実は、鍋やカレーにも溶いて、隠し味として使います。万能シリーズお楽しみいただけましたでしょうか?

この記事を読んで、少しでも「ご飯が助かったわ〜」と言ってもらえたら幸いです。ぜひ、サムジャンでいろいろな食べ方を楽しんでみてくださいね。