アンニョンハセヨ!埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家の李亜民です。韓国旅行に行ったお友達に味噌やらコチュジャンやらお土産でもらったことはありませんか? もらったからには使わないと、と思っても使うのは一回とか。冷蔵庫の肥やしか、使わずに賞味期限が切れて捨ててしまうか。な〜んてことありませんか?みなさんは使い方を知らないだけなんです! 今回のおすそ分けでレシピのレパートリーをぜひ広げてみてくださいね。

まずはお肉と混ぜてみよう!

お土産でもらったり興味本位で買った味噌やコチュジャンはお肉料理とピッタリ!味噌と聞くと汁物にする?と思うかもしれませんがどんな風に使っても大丈夫、という柔らかい頭にシフトしてみてください。

今回は肉詰めピーマンにしてみました。ただ入れて混ぜるだけです。すごく簡単なのでどう使おうか迷ったらとりあえずお肉料理に入れてみてくださいね。

塩などの代わりに韓国の味噌やコチュジャンを入れると考えてみましょう。韓国の味噌を混ぜるとまろやかに、深いコクを感じられると思います。コチュジャンは入れる度合いにもよりますがピリッと味を引き締め、韓国風をより楽しめますよね。辛いのが好きな方にはコチュジャンはとてもいいアイテムだと思います。

ハンバーグも一緒に作っておこう!

ピーマン苦手だ〜というお子さんをお持ちのお母さん。大丈夫です!大人は肉詰めピーマンに子どもはハンバーグにしちゃいましょう。同時進行!どちらも楽しめていいですよ。

料理は工夫が大事です!ハンバーグも作っておけば次の日のお弁当のおかずや朝食にも使えます。

ハンバーグをサンドしてみました!いろいろアレンジできるので朝から晩まで困りません。韓国の味噌を使ってお肉料理を作ってからの一工夫!お楽しみいただけましたでしょうか?

育ち盛りの子どもたちにカサ増しはお豆腐で!

韓国の味噌(テンジャン)を使って肉詰めピーマン

<材料(4人分)>
・豚ひき肉 400g
・塩こしょう 少々
・ピーマン 7〜8個
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2個
・えのき 1/2袋
・しいたけ  1個
・赤ピーマン  1個
◇しょうが  1かけら
◇にんにく 1かけら
◇もめんとうふ  320g
◇卵  2個
◇米粉 大さじ2(小麦粉、片栗粉でも可)
◇韓国の味噌(テンジャン) 大さじ3
◇ダシダ 大さじ2
◆ごま油 少々

<作り方>
1.ピーマンは半分に切って種を抜く。

2.野菜は細かく切る。お豆腐は水切りをしっかりする。
3.ボウルにひき肉を入れて塩こしょうをふる。
4. 3に2と◇を入れてよく混ぜる。

5.ピーマンに隙間なく、もっこりするくらい詰める。
6.フライパンにごま油を引いてお肉側を下にして焼き目が付くくらい焼く。
7.蓋をして5分ほど蒸す。蓋を外してひっくり返してピーマン側に焼き目が付いたら完成。

家族が多い、子どもが本当によく食べる!というおうちはとうふのカサ増し術がおすすめです。ダシダやにんにく、しょうがも効いてそのままでももちろん美味しいですが以前ご紹介したヤンニョンジャンを付けて食べてもマシッソヨ〜!

ヤンニョンジャンの記事はこちら

冷蔵庫で眠っている韓国の味噌やコチュジャンなどなど。うまく使って韓国気分を味わうのもたまにはいいですね!肉詰めピーマンはお肉も野菜もいっぺんにたくさん摂れるのがいいところ。野菜はおうちにあるもので代用オッケーです。