ケベック・メープル製品生産者協会(カナダ・ケベック州)は7日~12月6日の1ヵ月間、和食を提供している東京都内五つのレストランとコラボレーションし、「Maple Wellness Fair 2017~和食に合うメープル~」を開催している。開催に伴い、フェア初日の7日、コラボレストランの一つである渋谷区の「寺カフェ代官山」でカナダ・ケベック州産メープルの栄養価と和食との相性を学ぶ報道関係者向けランチセミナーを開催した。

セミナーでは、管理栄養士の安中千絵氏がメープルシロップの栄養価、特にポリフェノールに関して、その抗酸化力を他の食物と比較しながら解説。さらに、血糖値をゆるやかに上昇させるなどのメープルシロップの特性、美容効果などを分かりやすく説明した。また、和食とメープルの相性についても解説。

メープルシロップは、味噌、醤油、酢との相性がよく、特に酢などの鋭い味の角をとり、まろやかな風味を引き立たすことや砂糖やみりんの代わりにメープルシロップを使うことでコクが増し、味わい深い料理になることを紹介した。

同フェアの期間中、カナダ・ケベック州産メープルの栄養価と和食との相性を一般の消費者に理解してもらうため、都内五つのレストランが、カナダ・ケベック州産メープルシロップを使ったレシピを開発、各店舗でオリジナルメニューとして提供する。

さらに、カナダ・ケベック州産のメープルシロップを使った和食メニューの写真と、二つの#(ハッシュタグ)、#メープルウェルネス、#和食にメープルシロップを一緒にインスタグラムに投稿して応募するキャンペーンも同時開催する。

コラボレストランは次の通り。
▽「寺カフェ 代官山」(渋谷区)▽「鹿屋アスリート食堂本店」(千代田区)▽「鹿屋アスリート食堂丸の内店」(千代田区)▽「鹿屋アスリート食堂品川シーズンテラス店」(品川区)▽「お米cafeマキバスタイル」(港区)

◇日本食糧新聞の2017年11月13日号の記事を転載しました。