夏こそモリモリ食べて身体を引き締めよう!スポーツ栄養士おすすめの食べ方
スポーツ栄養士・健康食育シニアマスターの馬明真梨子です。今年の夏は猛暑予想ですね。体調管理のために食事、睡眠、入浴などには気をつけていきたいと思っています。暑い時期になると食欲が落ちてしまいがちですが、メリハリボディを目指す方はモリモリ食べて頂きたいです。三度の食事が筋トレです!
食べることがカロリーを燃やす
ダイエットといえば食事制限をするイメージが強いですね。昔の私も、食べることを我慢して痩せるほうがいいと思っていました。しかし、我慢するとイライラするし、情緒不安定になったり、お腹を下しやすくなってしまいました。実はしっかり食べるほうがメリハリボディには良いのです。
まず食べることは、カロリーを燃やします。以前の記事でもご紹介しました。
食べることも運動になる!太りにくくなるポイントは胃腸を動かす食べ方
カロリーのある炭水化物、たんぱく質、脂質は燃やされエネルギーを作ります。この時に熱をうみだします。これは、食事誘発性熱産生(DIT)でしたね。このDIT、実は1日の消費エネルギー量の約10%も占めているのです。食べることでカロリーが消費される、ダイエット中の方には嬉しいことです。
食事制限による脱水症に気をつけよう!
夏の時期に食事制限には特に気をつけたいところ。1日に必要とされている水分量は2.5L/日。うち食事からの水分量が1Lです。食事の量が全体的に減ってしまえば、自然と水分摂取量も減少。加えて夏場は発汗により体内の水分が排出されてしまうので、体内の水分量が大幅に減少してしまいます。
身体の機能を維持するためには水分は非常に重要です。血液の主成分、体温の調整作用など命に係わる役割を担っているものです。痩せたい一心でに食事を我慢し、脱水症をおこしてしまうことは非常に危険です。
我慢するよりも食べた物をしっかり燃やして代謝し、老廃物を体外に出し切れる身体の機能を高める! そして、メリハリボディになるほうが良いですよね。
胃腸筋を鍛えて、お腹まわりも鍛えよう!
メリハリボディには、引き締まったお腹が皆さんの目指すところではないでしょうか。以前の記事でも食べることで腹筋も鍛えることができる、と書きました。
少し詳しく解説しますと、お腹の筋肉と言えば、腹直筋、腹斜筋、腹横筋と筋肉がついています。その下には横隔膜、さらに下には臓器があります。
身体を引き締める際、外側の筋肉ばかりを意識しがちですが、臓器も筋肉でできています。中でも消化器官である胃腸は食べ物が入ってくるとぜん動運動(筋肉運動)を始めます。
さらに胃腸の筋肉に付随している筋肉も連動して動くので、胃腸が活発に動いていれば身体の内側からお腹まわりを鍛えることができるのです。
以前もご紹介しましたが、おススメの献立はごはんとお味噌汁の和食です。
食べることも運動になる!太りにくくなるポイントは胃腸を動かす食べ方
お米と味噌汁の力でお腹まわりを引き締めていきましょう!
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