アンニョンハセヨ!埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家・李亜民です。韓国といえば『にんにく』ですよね。にんにくをすって料理に入れたいけど、匂いがキツくて〜とか、手に匂いが残るのが嫌なのよ〜などいろいろな意見があると思うんです。そんな時は、にんにくをジャムにしていろんな料理に使ってみるのもいいかもしれません。珍しい「にんにくジャム」を今回はおすそ分けしちゃいますね。

とてもカンタン!卵焼きや炒め物に

うちでは納豆卵焼きを作るときに小さじ1杯分くらい、にんにくジャムを垂らします。出来上がりは、ほとんどにんにくの匂いはしません。にんにくは、パワーの源なのでいつも作る料理に、少し入れてあげるといいですね!

お肉や野菜を炒めるときにも使ってみましょう。にんにく好きな方は、料理がより香ばしく感じられて、おいしくてたまらなくなります。ただ、にんにくジャムは料理に馴染みやすい一方で、そこまでにんにくらしさを感じないので、にんにくを直で感じたい方は生をお使いください。

鶏肉と海鮮をにんにくジャムと絡めて炒め、野菜もたっぷり入れ、どこにでも売っている焼きそばで仕上げました。普段おうちで作る料理にちょこっとにんにくジャムを。カンタンですね。

チャーハンを作るのにも適しています。鶏肉と卵とニラのチャーハン!鶏肉を炒めるときに、にんにくジャムを入れました。チャーハンの素を使ったのでこちらもカンタン!

我が家のにんにくジャムレシピ

【材料】(作り置き常温1ヶ月・開封後冷蔵庫で2ヶ月もちます)
・にんにく:2個(100g)
・玉ねぎ:3〜4個(500g)
・はちみつ:50g
・レモンの絞り汁:大さじ2

【作り方】(出来上がり約500g)

  1. にんにくの皮を剥いてポリ袋に入れる。
  2. 玉ねぎは火が通りやすいように6〜8カットして(1)に入れる。
  3. ポリ袋の封はせずに耐熱容器に乗せて電子レンジ(600w)で12分チンする。(500wの場合14分くらい)
  4. 柔らかくなったにんにくと玉ねぎ、出た汁、はちみつ、レモンの絞り汁をフードプロセッサーにかける。
  5. ピューレ状にトロトロになったら耐熱容器に移してラップをかけずに電子レンジで5分チンする。
  6. 熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰めてフタをしたら完成。

上記にもありますが、常温1ヶ月、開封後は冷蔵庫で2ヶ月の保存です。わたしは、はちみつが好きなのでにんにくジャムもキムチのヤンニョンもはちみつを入れて作りますが、砂糖やパルスイート(人口甘味料)などでも代用可能です。一度作ってみて、甘さなど自分好みにしてもいいかと思います。

村上祥子さんの時間短縮電子レンジレシピにも出ています。にんにく、玉ねぎの効果・効能もバッチリ書いてあるので勉強になります。仕事に家事に育児に、時間に追われるママにとって電子レンジは無敵アイテム!ぜひこの機会に活用してみてくださいね。

祥子のレシピCLUB   にんにくジャム

ちょっとした隠し味に!そしてお洒落に!

ほうれん草とベーコンに、ちょっとひと加え

ほうれん草のソテーにも、にんにくジャムを。にんにくの風味で食欲がそそられます。一緒に炒める素材は、ベーコンでもハムでもいいですね。

ほうれん草とハムとチーズ

にんにくの匂い消しにほうれん草がマッチするとか。匂いが気になる方は、前回の記事を参考にしてみてくださいね。

にんにくの臭いが気になる方必見!にんにくの上手な食べ方を韓国家庭料理研究家が伝授

アボカドとにんにくジャムもおすすめです。おうちの冷蔵庫に残っているドレッシングと一緒に混ぜるだけ。こちらもカンタンでお洒落に仕上がります。にんにくジャムを作り置きしておくとまた料理が得意になった気分に!クラッカーやリッツに乗せてお洒落に飾り付けしてみましょう。ワインなどにも合います。

今回は余っていた玉ねぎドレッシングとシーザーサラダのドレッシング、アボカド、にんにくジャムを混ぜて作りました。アボカドは柔らかいのを使ってくださいね。よく混ぜてもよし、アボカドのゴロゴロ感を残してもよし!その日の気分でいろいろな料理にマッチさせてにんにくジャムを楽しんでみてはいかがでしょうか?