タケノコのおいしい季節です。タケノコというと、若竹煮、タケノコご飯、木の芽和えなどの食べ方がよく知られています。どれもとてもおいしい家庭料理です。今回は、いつもとはちょっと違う、お家で簡単にできるアレンジ・レシピを紹介します!

タケノコは鮮度が命!朝採れを選ぼう

タケノコは何と言っても鮮度が命。掘った端からどんどん茹でるくらいの勢いが大切です。とはいえ、家庭料理でタケノコを使うときの最大の難点といえば、下茹で。

苦労して重たいタケノコを運んでも、泥だらけの皮を何枚もむいて、大きな鍋に入れて茹でて、さらに皮をむいていくと…。大きかったタケノコは、みるみる半分くらいになってしまいます。ゴミも大量に出ます。

タケノコの下処理は、小さなキッチンで料理をしている私などにはうんざりするほど重労働です。

面倒な手間をかけなくても、朝採りたてのタケノコを、大きな鍋にぬかを入れて茹でてくれる強い味方が八百屋さん! この時期、商店街の八百屋さんの軒先では「ゆでタケノコ」の文字をよく見かけます。よく吟味して、穂先のきれいな、軟らかそうなのを選びましょう。

「これ頂戴!」とお願いするとグラムで売ってくれるところが多いです。4月上旬は250円近い値段が付いていますが、今頃はずいぶんとお手頃に。

茹でたてのタケノコでも、水煮のタケノコでも見かける、白いカスのようなザラザラしたもの。これは「チロシン」というアミノ酸の結晶です。チロシンは、納豆やお味噌などでも見られます。最近では、身体に良い成分として紹介されていることも。味に変わりはありませんので、気にしなくて大丈夫です。

タケノコの海老塩山椒焼き!

シンプルで簡単なこのお料理は、できたてが一番。軟らかい穂先は特においしくておすすめ。アツアツでどうぞ。

<材料>
・タケノコ(上の方の軟らかいところ) 約150g
・おいしい粗塩 少々
・焼き海老又は桜えびの乾物
・山椒の葉 適量(たっぷりがおいしい)

<作り方>

  1. タケノコは火加減が大切。水分が飛びすぎないように、表面をさっと強火で焼いて、焼き色をつけましょう。
  2. えびの乾物は軽く炒ってパリパリにし、塩と合わせます。すり鉢ですりつぶすと食べやすくなります。
  3. タケノコを器に盛って、2をまわしかけ、山椒の葉を散らして完成。

タケノコのアンチョビペペロン

ワインのおつまみに。もちろん、パスタにアレンジもOK! アンチョビの代わりに、かなぎちりめん、オイルサーディンなどを代用してもおいしいです。青魚がよく合います。

<材料>
・タケノコ(真ん中から下の方) 約150g
・オリーブオイル
・アンチョビ 3〜4本
・ニンニク ひとかけら
・唐辛子 お好みで
・塩 少々
・パセリ(あれば)

<作り方>

  1. タケノコはスライスする。ニンニクは潰して粗みじんに、唐辛子はタネを抜いて。
  2. フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクと唐辛子を入れる。ニンニクは焦げやすいので中火くらいで。
  3. ニンニクの香りが立ったら、タケノコ、アンチョビを入れる。アンチョビは熱で溶けてくるのでタケノコに絡むように炒める。
  4. アンチョビの塩分を考慮し、少なめの塩で味を整える。塩はなくても良い。
  5. 器に盛って、パセリを散らして完成

タケノコとホタルイカの炊き込みご飯

シンプルなタケノコご飯も美味しいけれど、旬のホタルイカと一緒にぜいたくな炊き込みご飯を味わえるのは今だけ。少し豪華なタケノコご飯をお試しください。

<材料>
・タケノコ(真ん中から下の方) 約100g
・米 1合
・ホタルイカ お好みで
・昆布と鰹節の出汁 180cc
・酒 大さじ1
・薄口醤油 大さじ1.5

<作り方>

  1. タケノコは一口大に薄くスライスする。ホタルイカは目玉と船を抜く。
  2. 昆布、鰹節で出汁を引き、よく冷ましておく。
  3. ご飯、出汁、酒、薄口醤油、タケノコを入れてご飯を炊く。
  4. 炊き上がったら、ホタルイカを入れさっくり混ぜ合わせる。
  5. 蓋をして少し蒸らしたら完成。