阪急うめだ本店5階にある「ブルガリ イル・カフェ」では、ブルガリのエッセンスを凝縮した季節限定の新作イタリアン・スイーツ「パスティッチェリア・イタリアーナ」を4月23日から提供した。さらに、昨年夏の発売以来、好評の新作パフェ「ラ・ドルチェ・ヴィータ」の新フレーバーも季節限定で販売している。

新作メニューはブルガリ東京・大阪レストランのペストリーシェフを務めるファブリツィオ・フィオラーニ氏が考案。新作スイーツ「パスティッチェリア・イタリアーナ」は全6種類を揃え、7月末までは「バニラとラズベリーのタルト」「コーヒーのビニェ」の2品を提供する。

「バニラとラズベリーのタルト」はラズベリーの酸味に甘いバニラのバランスが絶妙なタルト。レモンピールで酸味を利かせたアーモンドのタルト生地を使用、上にバニラ風味の滑らかなクリームを、さらにクリームの上には酸味がアクセントのフレッシュラズベリーをぜいたくに敷き詰めている。仕上げにイタリア・シチリアのブロンテ産のピスタチオを散らし、シルバー箔で華やかに仕上げた。

「コーヒーのビニェ」はカリッと焼き上げた生地の中に香り高いコーヒークリームを詰め込み、ビニェの下にはコーヒーのサブレ、またトップにはビターチョコレートをあしらったコーヒーを味わうデザート。販売価格はともに2000円(ドリンクとのセット販売のみ)。

8月~10月末は「ヨーグルトムースとミックスベリー」「チョコレートとオレンジのケーキ」の2品、11月~19年1月末は「イチゴのメレンゲ」「チョコレートタルト」の2品を販売予定。

「われわれはチョコレートブランド(ブルガリ イル・チョコラート)を展開し、1シーズンに一つはチョコレートを使ったドルチェを提供したいと考えた。それと季節感にこだわった」(フィオラーニ氏)

「ラ・ドルチェ・ヴィータ」の新作は奈良県産の抹茶を使用した「ストロベリーと抹茶」。濃厚なキャラメルソースをグラスの底に注ぎ、その上にソテーしたストロベリー、抹茶のビスコット、フレッシュストロベリーを敷き詰めた。さらに抹茶のエスプーマをたっぷりと注ぎ、仕上げに抹茶のマシュマロとチョコレートを添えたパフェスタイルのドルチェ。

3月30日~6月15日の販売。単品1800円、ドリンクとのセット2500円。

◇日本食糧新聞の2018年4月27日号の記事を転載しました。