春の新生活♪疲労回復に良い食材は?【モッチーママの美味しい薬膳メニュー】
鶏むね肉にはイミダペプチドという成分が多く含まれています。疲労回復効果が大きく、スポーツ選手などは試合前によくメニューにとり入れるそうです。
渡り鳥が何日も休むことなく長距離飛ぶことが出来るのも、むね肉が発達して、イミダペプチドの栄養成分がギュッと詰まっているからですね^^
鶏むね肉は低カロリーなのでダイエットにも良く、抗酸化作用で老化予防にも優れています!
写真は、しし唐と玉ねぎの焦がし味噌炒めをして、鶏むね肉の酒蒸しとともにガラムマサラマヨネーズを作ってサラダにしていただきました。
鶏むね肉はパサつくと仰る方が多いのですが、買ってきてスグに冷凍して、半解凍で薄切りにしてから煮立ったブイヨン出汁でしゃぶしゃぶすると、酒蒸しのように軟らかく調理していただけます^^
鶏むね肉は、お腹を温めて精気を養って、元気をつけてくれます。疲労などによる食欲不振、下痢や消化器系虚弱にも効果的です。たんぱく質を豊富に含み、とっても低脂肪なので、生活習慣病の予防や健康維持にも最適です。また鶏むね肉には抗酸化作用があり、精神的な部分に効果的に働くなど、疲労回復効果抜群の食材です。
そして、疲労やストレスで食欲不振の時や下痢や消化器が弱ったりしているときも、あっさりと食べやすくて消化も良く、アンチエイジング対策にも最適食材です。
アンチエイジングに!茄子と大葉の黒豚巻きと、茄子とモヤシのピリ辛味噌炒めをニンニクポン酢で♪
写真はアンチエイジング効果があるとされる茄子と大葉の黒豚巻きと、茄子とモヤシのピリ辛味噌炒め♪です。ニンニクポン酢でさっぱりといただきました。
さて、筋肉疲労や肉体疲労には、ビタミンB1+アリシンの組み合わせが効果的です!! ビタミンB1といえば豚肉ですね。生ニンニクを煮たり炒めたりしたときの臭いの元となるニンニクのアリシンと豚肉を組み合わせることで、筋肉疲労や肉体疲労が解消される効能抜群の献立になります。
豚肉の薬膳としての効能は、やる気の気!元気の気!を補って乾燥状態を潤す働きがあります。体力を回復して、空咳や便秘にも効果的です。また、豚肉には疲労回復やイライラなどの心身を活性化して、ストレス緩和にも効果的な「疲労回復のビタミン」と呼ばれるビタミンB1が豊富ですね。
ビタミンB1は身体になくてはならないエネルギー源である糖質の代謝をすばやく行ってくれますので、全身にエネルギーが行き渡り、疲労を回復してくれるのですね^^。そして美肌にも効果的です。また、脳の働きを活性化してくれるビタミンB12も豊富ですね^^
豚肉は弱火で調理すると軟らかく仕上がります! 豚肉には寄生虫などの心配がありますので、焼き過ぎに気をつけながらも、中まで完全に火を通すようにしてくださいね。
脳の働きを活発にする!胡桃と白菜、茄子、えのき茸、トマトのガーリック醤油炒め煮♪
そして、新学期の始まるこの時期に多いのは慢性疲労や精神疲労ですね。そのような症状にお大変な時におススメなのが、β-カロテンやビタミンC、ビタミンEなどを含む食材のメニューです。
写真は脳の働きを活発にする胡桃と白菜、茄子、えのき茸、トマトのガーリック醤油炒め煮♪です。胡桃をチョッと加えるだけで、いつもの炒め煮に美味しい歯ごたえがプラスされますね。
トマトは低カロリーで栄養成分が豊富な野菜です。美肌効果や風邪予防に役立つビタミンCや老化を抑制して「若返りのビタミン」と言われるビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などが含まれています。
老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を予防する抗酸化作用を持つリコピンやβ-カロテンもたくさん含まれています。
クエン酸やリンゴ酸などのトマトの酸味成分は、胃の粘膜を保護して胃もたれやむかつきを和らげてくれます。クエン酸は糖質や脂質のエネルギー代謝を促し、疲労回復効果があります。「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われる所以ですね^^
そして、最後に加えた胡桃の主成分は脂質で、70%以上がリノール酸やリノレン酸などの良質な不飽和脂肪酸です。血液の粘性を抑えて血管の老化を防止しますので、動脈硬化や生活習慣病の予防に最適です。
胡桃は疲労回復のビタミンと言われるB1を多く含みます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、疲労物質である乳酸を分解する働きがあります。リノレン酸が動脈硬化の原因の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果が期待できます。
ビタミンEなど身体を錆びさせない抗酸化作用のある成分も含んでいます。ナッツ類の中でも胡桃の抗酸化値は最も高く、活性酸素の働きを抑え細胞の老化を防止してシミ・シワ・たるみからお肌を守ります。
胡桃は身体を温めて、腎に作用して精力をつけたり、足腰を強くしたりする働きがあります。脳の働きを活発にして、腸を潤すので便秘解消にも効果的です。
また、胡桃には高血圧を予防して血管を柔軟にし、血液の流れを良くして疲労を回復し、心疾患のリスクを下げる働きがあります。
ひとつかみの胡桃に含まれるポリフェノールの量はリンゴジュース1杯、赤ワイン1杯の含有量を上回ると言われています。
胡桃には肝臓の保護作用や糖尿病の予防をするクルミポリフェノールが含まれていますが、こにクルミポリフェノールはローストすることで生の胡桃の2倍近くに増えるとされています。
乾燥状態を潤して美肌効果抜群! 脂質が多いので食べ過ぎないよう、一日に5粒ほどがおすすめです。
新しい旅立ちの日々にお疲れが出ませぬようお気をつけられて食生活で体力をつけてくださいね。
ではまた次回に~^^(^0_0^)/モッチーママ
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。