薬膳のモッチーママです。今回はオムライスに合わせるトマトソースを、水煮大豆と新玉ねぎ、キューブチーズで楽しくアレンジしてみました。わが家でも大好評。今が旬のおいしいトマトをたっぷり使ったソースです。

トマトソースの材料はとってもシンプル

【材料】オムライスとトマトソース 4人分
温かいご飯 4杯
溶き卵 6個分
粗びき塩コショウ
水煮大豆 1袋
キューブチーズ 12個
トマト 4個(ざく切り)
新玉ねぎ  1/2個(スライスする)

<調味料>
トマトケチャップ 1/2カップ
コンソメ(キューブ) 3個
片栗粉 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2

【作り方】

1.トマトソースを作る。フライパンに油をひいて中火で熱し、玉ねぎ、トマト、大豆を炒める。

2.トマトケチャップとコンソメを加えて4~5分煮込む。

3.片栗粉をふり入れ、チーズを加えて2分ほど煮込み、とろみがついたら火を止める。トマトのソースの完成。器に移す。

4.オムレツを作る。フライパンにオリーブオイルをひき、高めの温度で熱し、1/4量のとき卵を一気に入れて、ふんわりとかき混ぜる。

※卵をふんわり仕上げるコツ
フライパンは、温度を高めにしてから、卵を一気に混ぜるとふんわりと焼けます^^10秒くらいで火を止めます。

5.器にご飯を盛り、その上にそろりとすべらせるようにオムレツを乗せ、トマトソースをかけたらできあがりです。

ほかにもいろんな盛り付け方のアレンジが楽しめるレシピですね。

トマトは低カロリーで肌荒れを防ぐなどの栄養成分がとっても豊富!

トマトは薬膳では、のどの渇きをしずめ、身体にこもった余分な熱を冷まして暑さで消耗した身体に必要な水分を補ってくれます。

また、卵の薬膳の効能は、卵黄は身体を潤わせて血を補い、脾胃(消化器系)の調子を整えて、脳を活性化して目の老化を予防します。卵白は「潤肺利咽(りえん)、清熱解毒」、「肺」に水分や栄養分を補って喉を潤して空咳や喉の痛みや渇き、そして声が出にくいなどの症状を改善します。

疲労でイライラした気を鎮めて胃腸の調整をし、食欲不振なども改善して、利尿作用や解毒する働きがあります。

トマトに含まれるカリウムには、体内のナトリウムを排泄して血圧を下げる働きがありますね。有名なところでは、肌のシミやくすみを抑えるのに効果的なリコピンが含まれます。リコピンは抗がん作用があり、老化の原因でもある活性酸素を撃退する強力な抗酸化作用を持っています!

血圧を下げる作用のあるルチンもトマトには多く含まれていています。

卵のコレステロールは善玉♪

卵は、殻を破ってヒヨコになるまでに必要な栄養がぎっしり詰まっている栄養カプセルですね^^体に必要な栄養素がほぼ完璧な形で含まれた「完全栄養食品」と言われるほど良質なたんぱく質を含んでいるのですね~^^

昔から悪者扱いされることもあるコレステロールですが、実は人の身体にとって必要不可欠な栄養素です。

コレステロールは脂質の一種で細胞膜やホルモンのもとになります。コレステロール値が低くなると、血管が破れやすくなったり、免疫力が低下したりなどの弊害が心配されますしかも体の中にある約8割は体内で作られ、食事由来のものは2割程度。

また、食事から多く摂った場合でも、人の身体には体内のコレステロール量を一定に保つ機能があります。卵1個Mサイズには約210mgのコレステロールが含まれますが、健康な人では、卵のコレステロールは気にしなくて大丈夫とのことです。

卵を控えるようにと言われていたことは遠い昔のことなのですね^^むしろ良質なたんぱく質、ビタミン類の供給源としての価値の方が大きいとされています。

参考サイト:
おしえて!キユーピー卵のこと。 キユーピー

では、また次回に~^^(^0_0^)/モッチーママ