創業57年の老舗昆布専門店「佃真(つくしん)」を運営する浪花昆布は、11月15日の「昆布の日」に合わせ、「佃真御影店」(神戸市東灘区)内に昆布をテーマにしたカフェ「ぐるぐる昆布カフェ」(神戸市東灘区)を期間限定でオープンする。

化学調味料や保存料、香料などの添加物を一切使用せず、北海道産の天然真昆布のおいしさがダイレクトに伝わるメニュー8種を用意している。

目玉メニューは、天然の真昆布と淡路島産の玉ネギをふんだんに使用したポタージュ「ぐるぐる昆布ポタージュ」。

そのほか、パイ生地にクリームチーズと昆布を練りこんだ「ぐるぐる昆布パイ」や、昆布水を使ったカクテルやハイボールなどのドリンクメニューも揃える。ドリンクに使うマドラーも昆布という徹底ぶりだ。

「昆布カフェ」オープンは、昆布の消費量が年々減っている現状を打破したいと考えてのもの。同店を通じて昆布ファンを増やすきっかけになればとの思いだ。

店名の「ぐるぐる」は、昆布と野菜のうまみ成分のもとである「グルタミン酸」から名付けた。

〈店舗概要〉▽店名=ぐるぐる昆布カフェ▽期間=11月15日~12月28日▽所在地=神戸市東灘区御影塚町3-10-11、佃真内▽店舗面積=47平方m▽席数=店内10、テラス席8▽電話番号=078・821・3351▽営業時間=午前8時~午後6時▽定休日=日曜日・祝日(11月19、23日は営業)

◇日本食糧新聞の2017年11月13日号の記事を転載しました。