スティック野菜もおやつ? 小倉朋子流「有効な」おやつの食べ方
みなさんは、おやつは食べていますか? 毎日? 時々? 全然?
「太るから食べないようにしている」「忙しいので食べる余裕はない」でしょうか。太らないためにも、忙しくて体調を崩さないためにも、実はおやつは「有効」活用できます。生活習慣によって、おやつの食べ方は十人十色。あなたならではのおやつの食べ方、見つけてみませんか。
おやつは甘いものって誰が決めた?
人間の脳が活発に動き続ける耐久時間は約2~3時間くらいと言われています。ですから、7時に朝食を食べて12時に昼食になる間の10時、さらに、18時に夕食になる間の午後3時という抜群の時間が、昔から「おやつの時間」になっているのです。
おやつでは甘いものを食べがちですが、生活パターンによっては、甘くないおやつがお薦めです。仕事や予定があって夕食が遅い時間でないと食べられないと想定できる日は、おやつに夕食の分の栄養を摂ってしまいましょう。
例えば、おにぎり。炭水化物は夜遅くに食べると、消化に時間がかかるため、脂肪になりやすいのです。が、午後4時ごろにおにぎりを食べておけば、遅い夕食にお茶漬けやラーメンを食べなくてもすごせます。
ひふみんさんはチーズを…
そのほか、例えばチーズはたんぱく質やカルシウムが摂取できて、その後の脳の働きも活発になってきます。個装になっているチーズならば、お皿もいらず手も汚れず片手で食べられますね。
元将棋プロ棋士の加藤一二三ことひふみんさん(一躍メディアのアイドルになりましたね)は、現役の対局のとき、脳を活発にさせるためにチーズをムシャムシャ食べていたのは有名ですね。手軽なたんぱく質であれば、ウインナーソーセージやちくわも良いと思います。
私は会社員時代の頃、仕事が多忙で席を離れられない時に、おやつに持参したスティック野菜をポリポリ食べていました。きゅうり1本、大根スティック、キャベツのぶつ切りなど、小さな容器に手作り味噌をいれて、ディップにして食べていたのです。
さすがにそんな人は周りにいないので有名人になってしまい、他部署の人が「スティック野菜の人はどの人?」「キャベツの女はどの人?」と見に来ました(笑)。ブロッコリーやニンジンなども腹持ちがよく、太りにくく、体が循環することを助けてくれるので、疲れをためないためにもお薦めなおやつです。
オススメは炒り豆とナッツ
忙しい時こそ、おやつは有効活用して、三食の食事の補助食としてカウントしましょう。
私が毎日欠かさないのが、お豆とナッツです。豆は味がついていない炒り豆。そうそう、「鬼は~ソト!」の節分でまく「あの硬い豆」です。大豆なので、まさしくたんぱく質なんですよ。適度な脂質も含んでいて、かつ腹持ちがいいという点でも断然おすすめです。
豆は硬くてよく噛むため、脳への刺激にもなります。ナッツはビタミンEや食物繊維も豊富なので、現代人が不足しがちな栄養素を補えます。実は、焼肉よりも少量でエネルギー補給になるんですよ。
「でもやっぱり甘いものが食べたいのだ!」という人もいるかと思うので、次回は甘みのあるお手軽おやつの話にします。お子様にも食べさせてあげてほしいと思っています。
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