夏は、マンゴーを満喫できる季節ですね。日本の女性は世界で一番マンゴー好きなのでは? と思うほど、テンションが上がる人が多いです。
プリンやジュース、ケーキなど様々に加工しやすいのも人気のひとつ。でもやっぱり生で食べるのが、一番マンゴーの栄養素をしっかり摂取できます。実は夏ならではの効能もあるんです。夏バテ防止に、しっかり生のマンゴーを楽しみましょう!

女性にうれしい栄養たっぷりのマンゴー

夏も後半になり、初秋を迎える頃には肌もダメージを受けやすいものです。マンゴーは、ビタミンCが豊富です。抗酸化作用があって、皮膚や細胞のコラーゲンの生成を助けてくれます。

さらに老化を防ぎ美肌を保つとされるビタミンE、ビタミンAも入っています。紫外線で焼けた肌は「糖化」といって肌の老化につながりやすく、その「老化」が肌の色を沈着させシミになってしまうんです!

ビタミンAは、目の健康にも良いそうですよ。肌は日焼けを気にするけれど、意外と夏の目のダメージはあまり気にしない人も多いですね。目も傷んでいます。

夏は「塩分補給が大切」ですが、焦って摂り過ぎてしまってはやっぱりダメ。マンゴーはカリウムもたっぷり。塩分に含まれるナトリウムを排出する作用があるため、塩分量を調節する働きがあります。

ダイエットにも意外にも効果が期待できます。マンゴーに含まれるビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きをするとされています。ケーキのトッピングやかき氷など、マンゴーはスイーツとして食べることが多いので、これはちょっぴり嬉しい栄養成分です。

なんだかマンゴーの宣伝マンみたいになってしまいましたが、個人的にはパパイヤやマンゴスチンなどのほかの南国フルーツや、びわや伊予柑などの日本で愛されてきた果物も大好きでたっぷり食べます。マンゴーだけでなく、いろいろな果物を子どもたちが食べる機会が広がるといいなあ、と思っています。

おいしいマンゴーの見分け方と保存方法

マンゴーの見分け方ですが、色が黄色くなっているかどうかよりも、香りです。枝から切り取られたところに鼻を近づけて、甘い熟れた香りになったら食べごろです。その周りが少しだけ押すとやわらかくなっているはずです。カチンコチンだったらもう少し待ってみましょう。

南国フルーツは冷蔵庫に入れる際は、新聞紙にくるんでポリ袋に入れるなど、乾燥させないようにしないと、シワシワになってしまいがち。風邪をひいてしまうんです。「熟れ待ち」(追熟)は、常温の涼しい場所で待つのがおすすめです。

次回は定番のマンゴーのカットの仕方とおいしい食べ方をご紹介します。