東西南北に長い日本列島。イオンリテールには6つのカンパニーがあり、各エリアでは野菜の目利きであるバイヤーやメニューコーディネーターが、おいしくて身体に良い野菜メニューをご提案しています。わが家の新定番になる1品が、きっと見つかります。イオンリテールの各地のお店では、鮮度と旬にこだわった野菜をどっさり積み上げています。夏から秋へむかういま、ぜひ味わっていただきたい野菜メニューを各地の野菜の目利き、メニューコーディネーターがおすすめします!

【北関東】れんこんとしめじの和風アヒージョ

れんこんとしめじの和風アヒージョ

調理時間15分
1人分約507kcal
食塩相当量約0.9g
1人分あたり野菜摂取量:112g

【材料】(2人分)
JA水郷つくば「れんこん」 5cm(150g)
ズッキーニ 1/2本
ホクト「カットブナシメジ」 1パック(100g)
むきえび 6尾
にんにく(薄切り) 1かけ分
「AJINOMOTO オリーブオイル」 100ml
味の素kk「ほんだし」 小さじ1
粗びき黒こしょう 少々

【作り方】

  1. れんこん、ズッキーニは小さめの乱切りにする。
  2. 鍋にAを入れて火にかけ、にんにくの香りがしてきたら、(1)のれんこん・ズッキーニ、カットブナシメジを加えて加熱する。
  3. 具材に火が通ったら、えびを加えて4分ほど煮る。

アヒージョを和風でご提案します。お味は定番の「ほんだし」で。火の入れ具合で食感が変化する「れんこん」と「ズッキーニ」。「ブナシメジ」は、パラパラと使えて手間も生ゴミも省けるカットを使って。BBQやソロキャンプでも。(浅野日和イオンスタイル高崎店農産担当)

【南関東】えのきとパプリカとじゃがいもの蒸しサラダ

えのきとパプリカとじゃがいもの蒸しサラダ

調理時間10分
1人分約108kcal
食塩相当量約0.9g
1人分あたり野菜摂取量:38g

【材料】(2人分)
JA全農長野「えのきたけ」 1/2パック(75g)
じゃがいも 1個
パプリカ(赤・黄) 各1/4個
「キユーピー テイスティドレッシング黒酢たまねぎ」 適量

【作り方】

  1. じゃがいもは皮をむいて厚さ2cmの輪切りにする。さらに2cm幅に切り、水にさらして水気をきる。えのきたけは石づきを取り、ほぐす。
  2. パプリカは2cm幅に切る。
  3. 耐熱容器に(1)と(2)を入れて、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で約5分加熱する。
  4. (3)の水気をきって器に盛りつけ、ドレッシングをかける。

歯ごたえシャキシャキの「えのきたけ」は、JA全農長野から。秋の先取りを感じるえのきに、到着したばかりの北海道産・秋掘り「じゃがいも」、赤・黄色の「パプリカ」を加えて彩りも良く。レンジで加熱するだけなので簡単、3つの野菜の食感を黒酢たまねぎドレッシングでお楽しみください。(大園雄祐農産スーパーバイザー)

【東海】たっぷりきのことトマトのたまご炒め

たっぷりきのことトマトのたまご炒め

調理時間10分
1人分約215kcal
食塩相当量約1.0g
1人分あたり野菜摂取量:100g

【材料】(2人分)
トマト 1個
ホクト「霜降りひらたけ」 1/2パック(50g)
ホクト「カットブナシメジ」 1/2パック(50g)
卵 2個
塩、こしょう 少々
サラダ油 小さじ1
「キユーピー深煎りごまドレッシング」 適量

【作り方】

  1. トマトはくし形切りにし、さらに半分に切る。
  2. 霜降りひらたけは手で小房に分ける。
  3. 卵を溶き、塩・こしょうを加えて混ぜる。
  4. フライパンに油をひいて熱し、(2)とカットブナシメジを炒め、フライパンの端に寄せる。空いたところに(3)を加えて半熟状にして全体を混ぜ合わせ、(1)を入れてさっと炒める。
  5. 器に(4)を盛りつけ、ドレッシングをかける。

秋はきのこ。ホクトの「霜降りひらたけ」と、石づきナシの便利な「カットブナシメジ」をたっぷり使って。地元・岐阜県は山間部の冷涼な気候を活かした夏秋「トマト」の産地です。きのことトマトを卵で炒めて。ごまドレッシングがよく合います。(丸山哲 野菜バイヤー)

【北陸信越】えのきと夏野菜の中華和え

えのきと夏野菜の中華和え

調理時間7分
1人分約130kcal
食塩相当量約0.9g
1人分あたり野菜摂取量:97g

【材料】(2人分)
JA十日町またはJA全農長野「えのきたけ」 1パック(150g)
なす 2個
ゆで枝豆(さやから出したもの) 50g

A いりごま(白) 大さじ1
A 味の素kk「丸鶏がらスープ」 大さじ1/2
A 「AJINOMOTO オリーブオイル」 100ml
A 「AJINOMOTO ごま油好きの純正ごま油」 大さじ1/2

【作り方】

  1. えのきたけは根元を切って、長さを半分に切る。なすは長さを半分に切り、縦8~10等分の薄切りにする。
  2. 耐熱容器に(1)のえのきたけ・なすを入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱し、枝豆、Aを加えて混ぜ合わせる。

少しだけ気温が下がってくるこの時期に、中華メニューはいかがでしょうか。「えのきたけ」に「なす」「枝豆」を合わせて彩り良く。過ぎゆく季節をじっくり味わいながら、夏野菜をいただきましょう。(竹郷典也農産マーチャンダイザー)

【近畿】グリルチキンとえのきとれんこんのサラダ

グリルチキンとえのきとれんこんのサラダ

調理時間15分
1人分約233kcal
食塩相当量約0.8g
1人分あたり野菜摂取量:140g

【材料】(2人分)
鶏もも肉 1/2枚
JA水郷つくば「れんこん」(輪切り) 5枚
JA十日町「えのきたけ」 1/2パック(75g)
かぼちゃ(くし形) 2枚
フリルレタス 4枚
トレビス 2枚
サラダ油 小さじ1
「キユーピー テイスティドレッシング黒酢たまねぎ」 適量

【作り方】

  1. フリルレタスとトレビスは冷水にさらして水気をきり、食べやすい大きさにちぎる。
  2. れんこんは皮をむいて、厚さ5mmの輪切りにし、水にさらして水気をきる。えのきたけは石づきを取り、ほぐす。かぼちゃはワタと種を取り、厚さ5mmに切る。
  3. フライパンに油をひいて熱し、ひと口大に切った鶏もも肉と(2)を焼く。
  4. 器に(1)を敷き、(3)を盛りつけ、ドレッシングをかける。

近畿は京都のおばんざい料理などもあり、「れんこん」の食文化が豊かな地域です。いまは茨城・JA水郷つくばから、安定的にれんこんが届けられています。秋を感じる「えのきたけ」「かぼちゃ」と組み合わせ、大満足の一皿に。(長尾和明農産バイヤー)

【中四国】株とりなめことえのきのパスタ

株とりなめことえのきのパスタ

調理時間15分
1人分約445kcal
食塩相当量約3.8g
1人分あたり野菜摂取量:70g

【材料】(2人分)
スパゲッティ 160g
JA十日町「株とりなめこ」 1/2パック(75g)
JA十日町「えのきたけ」 1/2パック(75g)
長なす 1本
ピーマン 2個
ベーコン 1枚
にんにく(薄切り) 1かけ分
スパゲッティのゆで汁 大さじ2
味の素kk「コンソメ」顆粒タイプ 小さじ2
「AJINOMOTO オリーブオイル」 大さじ1
粗びき黒こしょう 少々

【作り方】

  1. なめこは水洗いし、えのきたけはほぐす。なすは長さを半分に切り、縦8~10等分の薄切りにする。ピーマンは縦8~10等分に切る。ベーコンは1cm幅に切る。
  2. スパゲッティは塩(分量外)を入れた熱湯で表示時間より1分短くゆでてザルに上げる。ゆで汁大さじ2はとっておく。
  3. フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが出たら中火にし、(1)のベーコンを加えてさっと炒める。(1)のなす・ピーマン・えのきたけ・なめこの順に加えて炒め、(2)のゆで汁・スパゲッティ、コンソメ」を加えて炒め合わせる。
  4. 器に盛り、粗びき黒こしょうをかける。

「長なす」「ピーマン」を、新潟・JA十日町の「株とりなめこ」、「えのきたけ」と合わせました。スタミナメニューながら、さっぱりしていてヘルシー。初秋のいまにぴったりの一皿です。ランチにどうぞ。(古谷琢也農産マーチャンダイザー)

◇百菜元気新聞の2023年8月31日号の記事を転載しました。