運動会におすすめ「カップ弁当」!簡単なのにおしゃれ
福岡在住の家庭料理研究家ノザワエミです。運動会や行楽などお弁当をもってお出かけするのに気持ちの良い季節になりました。我が家も月末には2週連続で運動会。子どもたちは、仲の良いお友達家族と食べるお弁当の時間を今からとても楽しみしています。今回は、どうしても毎年同じようなお弁当になってしまいがちな運動会のお弁当を、手間をかけずにレベルアップさせるコツをお伝えします。
カップを使った盛り付けで華やかに
大きなお弁当を大勢で囲み、取り分けながら食べるイメージが強い運動会のお弁当ですが、たくさんの種類のおかずを大きなお弁当箱に美しく盛り付けるのって意外と難しい。実際に詰めてみたらお弁当箱がスカスカ! なんていうことも。
そんな時におすすめなのが、カップを使った「カップ弁当」。使い捨て可能なフードカップや紙コップ、マフィンカップ、プリンカップなどを利用することで、運動会終了後の後片付けも楽チン♪
フードカップ・紙コップ
100円ショップなどに行くと、おしゃれで可愛いデザインのフードカップや紙コップがたくさん売られています。大きさの種類も豊富。自宅のお弁当箱の大きさに合わせて高さをカットすれば、丈夫で大きなおかずカップが作れる紙コップは重宝します。
人数分の紙コップにおかずを詰めてお弁当箱に並べていけば、難しい盛り付けに悩むこともありません。食べる時はお弁当箱からカップごと取り出せるので、取り皿いらずで便利です。
マフィンカップ
マフィンカップは高さが低めなので、お弁当箱にそのまま入れられる利点が魅力的。紙コップほどの色のバリエーションはありませんが、デリ風のおしゃれなお弁当に仕上げたいときには重宝します。
透明のプラスチックカップ
中身が見える透明のカップはカラフルな食材を用いたおかずや汁物におすすめ。蓋つきの容器も売られているので、ゼリーやプリンのようなデザートを前日に手作りしておけば当日の準備もひとつ楽になりますね。
超時短!運動会に食べやすいカップ弁当レシピ3選
市販の冷凍食品やレトルト食品を使って、超時短だけど手抜き感ゼロのお弁当レシピを3つご紹介します。
ミニロコモコ
スーパーの精肉売り場にある成形済みのハンバーグを使って時短!
<材料>
成形済み冷蔵ハンバーグ 2個
水 1/2カップ
ごはん 適量
レタス 2枚(食べやすい大きさにちぎる)
たまご 4個(目玉焼きにする)
グレイビーソース(★印の材料をボウルに入れておく)
★水 1/2カップ
★しょうゆ 大さじ1
★バター 大さじ1/2
★片栗粉 小さじ1
★ウスターソース 大さじ1
<作り方>
1.成形済みのハンバーグを半分の大きさにして形を整える。
2.熱したフライパンに油を入れ、ハンバーグの両面を焼く。
3.(2)に水を入れ蓋をしてハンバーグを蒸し焼きにする(中火10分)。
4.(3)にグレイビーソースの材料を入れ、ソースにトロミがつくまで煮詰める。
5.フードカップにごはんを入れ、グレイビーソースをたっぷり回しかける。レタス、ハンバーグ、目玉焼き、ミニトマトをバランスよく盛り付けたら完成。
デリ風パンプキンサラダ
<材料>
冷凍かぼちゃ お好みの量
タルタルソース 適量
塩コショウ 少々
<作り方>
- 冷凍の栗かぼちゃをパッケージの表記通りに電子レンジで加熱。
- (1)のかぼちゃを粗く潰したら、タルタルソースと和えて完成。お好みの野菜を飾り付けたら華やかになります。
ふるふるデザート
デザートは前日の夜に仕込んでおけば、当日は持って行くだけでOK!
<材料>
ハウスフルーチェ(いちご)1箱
クリームチーズ 100g(室温に戻しておく)
牛乳 150ml
粉ゼラチン 5g
湯(80度以上)50ml
<作り方>
- クリームチーズを木べらで練ってやわらかくする。
- (1)に冷たい牛乳を少しずつ加え混ぜ合わせる。
- (2)にフルーチェを加えて混ぜ合わせる。
- 粉ゼラチンを湯にふり入れて溶かす。
- (4)を(3)に加えて混ぜ合わせる。
- 容器に注ぎ分け冷蔵庫で冷やし固めたら完成。好みで果物やハーブを添えると華やかになります。
お弁当づくりで大切にしたい3つのポイント
食材の色のバランス
お弁当に関わらず料理の盛り付けにおいて大切なポイントは色のバランス。基本は赤・黄・緑の3色です。この3色には二つの大きな意味があります。
- 必要な栄養を摂ることができる
血や肉になる食べ物は赤、身体の調子を整える緑、パワーの源になる黄と彩りのバランスよく盛り付けることで栄養のバランスもよくなるといわれています。 - 食べ物が持つ色のパワー
赤は食欲増進、緑はその赤のパワーを強める補色です。黄は、赤と緑をより引き立てる色です。お弁当箱に詰める時は同じ色が隣り合わせにならないようにする工夫をしましょう。
さらに詳しいお弁当の色については過去記事をご覧ください。
おいしそうな詰め方の基本は?いつものお弁当を簡単にランクアップする3つのコツ
安心・安全
見た目も重要ですが、食中毒にも注意が必要となる季節。お昼の時間までお弁当を外に置いておく場合がほとんどだと思います。お弁当を詰める時は、水気や汁気をしっかり切り、ご飯やおかずは十分に冷めてから詰めるようにしましょう。
さらに詳しいお弁当の衛生的な作り方については過去記事をご覧ください。
お弁当を傷ませない3つのコツとおいしいおかず3選【レシピ付き】
下準備
運動会当日の朝に慌てないコツは、前日までの下準備とスケジューリング。しっかりと計画を立てておけば、気持ちにも余裕ができてお弁当作りも楽しくなります。
さらに詳しい運動会のお弁当づくりについては過去記事をご覧ください。
運動会のお弁当づくりで当日に慌てないコツ!おすすめのおかず3選【レシピ付き】
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